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ところが、当初「曇り時々晴れ 確度低」だった天気予報が徐々に悪化。北東北にかかる雨雲の範囲が予報の度に拡大する。天気が好ければ栗駒山などと考えてはいたが、大人しく平地の観光施設を回り、最後に、翌日予定していた川原毛地獄・大湯滝に前倒しで訪れる。
硫化水素の臭い芬々たる川原毛地獄を過ぎてしばらく歩くと大きな滝が現れる。これが水ではなく野湯なのである。源泉では100度近い湯が流れ流れて滝に到るまでに絶妙な温度になる。雨の後は入れないほど湯温が下がると聞いていたが、全く申し分ない。そして物凄い酸性度。ph1.41というのは食酢や胃液以上に酸性が強い。そんな湯の中に入っていると肌が柔柔になって、それはそれで良いのだが、滑って転んだりして岩に肌を擦ると、簡単に生皮を削り取られてしまう。
今回、初めてにもかかわらず湯壷に入る際の慎重さが足りず、肩、腕、指に擦過傷を負ってしまった。不覚の至り。
それでも非常に良い温泉であることに変わりはない。傷が癒えたらまた訪れたいものである。
※野湯とは言っても観光客が多く訪れるため入湯の際は水着着用のこと。
画像1:川原毛地獄(頂上を巻いている遊歩道は危険なため立入禁止)
画像2:流れ落ちるのは湯。
画像3:滑りやすいので気をつけよう。
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