大型連休最終日に山行するかどうか、6日はずっと悩む。
ポジティブ要因:好天
ネガティブ要因:午後からの頭痛、平前日
やるなら軽く済ませる感じで、秩父の両神山か鹿沼の岩山かなと思いながら7日に判断を持ち越したが、朝の天気予報で黄砂が関東にまで達するということだったので山行は控え、代わりに先月オープンした秩父・祭の湯に行く。
【位置および構造】
以前、土産物屋や食事処が軒を連ねていた仲見世および御花畑駅に抜ける遊具のあったスペース。
改札を出て左に曲がると、入口に売店、その先に土産物屋とフードコート、最奥に祭の湯がある。
【祭の湯館内】
受付で靴箱の鍵を預け、リストバンドを受け取る。館内での注文はリストバンドのバーコード読み取りで行い、退館時に精算する。
1階には食事処、2階にはラウンジ、宿泊できるプレミアムラウンジ、マッサージサービス、仮眠スペース、岩盤浴、喫煙所等があり、最奥が浴場。
廊下は広く、良い香りがする。提灯が並んで、『千と千尋の神隠し』の湯屋のようだ。通常のラウンジにはマッサージチェアの他、テレビモニタ付きのリラックスチェアが並んでおり、各自好きな番組を見ながら寛ぐことができる。
【浴場】
脱衣場は広く、多くの人を収容できそうだ。
浴槽は、屋内にシルク湯、高濃度人工炭酸泉、ジェットバス、水風呂、サウナ。開館後間もなくして入館したので脱衣場までは人が疎らだったが、サウナを見ると人が鈴なりになって座っている。
露天風呂は、天然温泉の岩風呂と、他に入浴剤使用の浴槽が3種類(普通の湯船と壷湯、寝湯)。壷湯は流入湯量が多いのか、前の人が出た後でもすぐにザッパーンが楽しめる。寝湯も湯量があり、寝転んだ時に身体の半分以上が湯内に沈む。
露天は空が広く開けており、余計な人工物が見えない。
【課題】
(祭の湯)
オープン間もないからか、客足が多くてテンパっているのか、受付でのミスが目立つ。退館時、精算トラブルが起きていた他、私も入館と勘違いされた。
入館受付優先の所と、退館受付優先の所を分けた方が良いと思う。受付前に人がたまっていたが、さらに混雑したらカオスになるだろうことは容易に想像がつく。
スタッフについては今後練度が向上していくことを期待。
(フードコート)
昼食はフードコートで摂ったが、11時30分頃には既に混雑している。そして客数に対してテーブル席数が足らない。食券を自販機で購入するのだが、その前に席を確保しておいた方が良い。
スタッフも大勢の来客に対処しきれていないのか、洗った盆・箸を拭き切らずに出したり、ウォーターサーバの紙コップが切れていたりする。
フードコートについては、屋外にもオープンテラススペースをつくってテーブル席を増やしたら良い。
祭の湯に入浴する人は、祭の湯内の食事処で食事を摂った方が混雑を避けられて良いだろう。
オープン間もなく大型連休中という特殊な条件下のこと。これほど混雑してテンヤワンヤになるのも、後は秩父夜祭の時くらいだろう。
概して良い感じの施設なので、普段の週末はより快適に過ごせるのではないかと思う。長い目でもって見守りたい。
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