私の山行を今まで阻害していたのは、コロナや「自粛」圧力ではなく、仕事だった。
今の部署は、私が赴任してから業務量が激増し、日付が変わってから帰ることも暫し。
休日は疲れた心身の療養に当てられ、休み明けに疲れを残すような大山行はなかなかできなくなっていた。
今年に入ってからは状況が改善したが、それでも帰宅は24時前後ということが多く、これでは始発に乗って終日山行というのは困難だった。
しかし、そんな不遇な状況も今月限り。
来月からは(たぶん)残業の少ない部署に異動する。休暇も取れるようになるだろう。
コロナ禍と「自粛」圧力に逆らい続け、あがき続けた。早く自由になりたかった。
うんざりしながら、それでも過ごした。
一つだけわかっていたこと。この支配からの、闘いからの卒業。
ああ、夜のオフィス、窓ガラス壊してまわりたいけど、ここは行儀よくまじめに山にでも行くか。
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