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「梅雨が明けたのに」と思うと歯痒い限りだが、「実はまだ梅雨が明けていないだけ」と思うと、「まあ例年通りだな」という気持ちになって諦めもつく。
それにしても、こうも山行へ向けた思いが燻るのは、最近ガッツリとした山行をしていない(できていない?)からだ。
もう1か月くらい、そろそろ標高2000m級を歩きたいと思っているのだが、週末の天気がイマイチなこともあり、全く標高が上がっていかない。
標高に限らず今年の山行が低調なのはデータを見てみると明らかだ。
まずは最高地点。例年であれば、5月から7月にかけて登る山の標高がグングン上がっていくのだが、今年は1500〜1600mで停滞。
次いでルート定数。例年と比べて格段に落ち込んでいる。
その一方で山行回数は増えているが、これはダブルヘッダーが多いためだ。
この原因としては、もちろん天気の問題や残雪の多さ、関東に散らばる未踏峰を一つ一つ押さえたいという選好が働いたこともあるが、結構、仕事が暗い影を落としているように思う。
最近は仕事上懸案や問題が次から次から発生して不安ばかりが募る日々だ。
そんな中、遠方に前乗りして朝から晩まで山を味わい尽くそうという気がなかなか起きない、或いは、仕事のために余力を残すべく、ハードな山行を避けたいという気持ちが働いているのかもしれない。
だからと言って山行を軽めに切り上げて後は家で寝転んでいたら仕事が捗ったり不安が解消するかというと、そんなわけもなく、やはり、思い切って存分に山に没入してリフレッシュした方が良いのかもしれない。
そういう意味で今月思い切って新潟に遠征したことは一つの転機となり得る。
今週末は期待薄だが、次なる山行へ向けて構想は万全。
あとは気持ちばかり焦り逸って山中で行き倒れることの無いよう、体調も整えよう。
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