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この投入堂への道は危険だということでおひとり様では行けないのだ。
本格的な山行ではないと曇天でも良いやと三週間前に宿やら飛行機やらを予約。
最初に見た10日間天気予報では土日とも雨予報という惨憺たる有様だったのが、台風も日本を避け、最終的には両日とも晴れるという幸運に恵まれた。
投入堂への１�丗�らずの道は、滑りやすい急坂や岩場の連続する、まさに危険な山道で、ホームページなどでの警告も決して大げさではなかった。
実際、ズルっと滑る箇所があったり、鎖場を危なっかしく登(らされ）る人がいたりして、受付で靴のチェックがあるのも頷ける（履いてきた靴がNGと判断された場合には有料で草鞋の貸与を受ける必要がある。）
道中は、終点の投入堂だけでなく、先に述べた鎖場登攀や崖っぷちに建つ地蔵堂等の堂宇の縁をぐるりと回るスリルがあったりと、山行記録を作ろうと思えば作れるほど充実した100分間だった。
二人とも頑張って無事戻れたので、その後、門前にある谷川天狗堂で奮発して山菜定食（2000円）をいただく。イワタバコなど珍しい天ぷらも出てきて、お腹の方もお値段以上の満足を得た。
翌日は今後の山行の参考に蒜山高原をドライブで回って、その後、安来市の足立美術館と鳥取砂丘へ。その道中は伯耆大山の雲が取れ行く過程でもあったのだが、晴れ予想でも山の方は雲多めという場合があることは、今後の中国山地遠征の際に留意しておきたい。
画像１：三徳山三佛寺投入堂（コースタイムは往復90分。）
画像２：谷川天狗堂の山菜定食（これに皿いっぱいの山菜てんぷらとキノコいっぱいの味噌汁が付く。）
画像３：足立美術館
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