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折しも原発処理水放出の最中、それを狙ったわけでは無いが、これもまた福島との御縁だろう。
9年前、「福島に行くと鼻血が出る」というデマが飛んだ際には多くの人が不安に陥っただろうが、今は多くの人がニュースを冷静に受け止めているのではないか。逆に中国共産党とその手先が騒げば騒ぐほど、放出が正しかったと再認識するまであり得る。
全漁連は処理水を放出すること自体に端から反対で、結局いかなる説明も聴く気が無かったわけだが、そんな相手にも礼節を欠かさなかった政府、東電の姿勢は良しとしたい。
この全漁連の態度について、福島県いわき市出身の村西とおる監督は「補償金欲しさでまだゴネている」と批判しているが、私は全漁連の頑なな態度は原発事故直後の凄まじい福島県産品忌避や買い叩きがトラウマになっているのだと推察する。
原発事故後、福島県産品は「ベクレてる」などと心無い言葉で忌避され、売れても足元を見られて安く買い叩かれた。
そこから立ち直ってきたところでまた風評か!!というのが彼らの本心なのではないか。科学的根拠を示しても納得しないのは、日本の消費者を信用していないのだろう。非常に残念なことだ。
先ずは我々消費者が賢くあること。
そして漁業関係者が堂々としていること。
最後、マスコミに良心があること。
処理水放出初日、NHKが福島の海で気にせず釣りを楽しんでいる人達を映していたのはとても良かった。
【9年前のデマを受けての福島山行】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464938.html
初めまして。
お書きになられたこと,まったく同感です。
本来日本の消費者が食べるべき新鮮でおいしい魚介類をいただく機会が
中国の輸入禁止措置で、私たちの食卓に巡ってくるのではないかと心待
ちにしています。
原発事故の翌年、那須岳登山の帰路に(福島ではありませんが)海辺ま
で回って北茨城の海産物販売所に立ち寄り買い求めた魚はこの上なく美
味でした。
この問題はもはや処理水海洋放出の問題ではなく、中国共産党政権による敵対行動の問題と捉えています。
本文では消費者を信用していないのでは?と書きましたが、貴方様のようにしっかりと判断して行動できる消費者も確実にいらっしゃいますので悲観はしていません。
どちらかというと政府、東電が信用されていないわけですが、それは皆で彼らがルール通りにやっているか、継続的にウォッチしていくしかありません。
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