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翌日、外は朝から雨。バスのフロントガラスにあたる雨滴を見ながら「清めの雨と考えよう」と前向きに考えることとする。
その前向きな姿勢に天が応えてくれたのか、神門前で降りると、なんと、雨は上がり、朝日が雲間から顔を出してきた。神域内は午前9時前ということもあって人も多くなく、静かで落ち着いた雰囲気。先ほどまでの雨が陽光と冷気に触れて屋上で湯気をたなびかせ、いよいよ気は厳にして凛たり。かしこみかしこみ御祭神に参拝する。
せっかく晴れたので、稲佐の浜まで足を延ばし、弁天島の麓まで来て振り返ってみれば、特徴的な弥山の姿。曇りの予報が晴れになったのも何かの縁と、さらにさらに出雲の神々と近しくならんと、いつしか足は山域へ。
晴れ間があるといっても予報が予報だけに午後にかかるといよいよ危ないだろうと慎重に空模様を見つつ歩いたが、我が歩む先を終始太陽が照らし、最終到達点となった矢尾(やび)峠で出雲の神々に萬歳を叫んだところにパラパラと雨が降ってきた以外は、麓に下りて松江に移動した後の16時過ぎまで天気は持った。この天寵、真に有り難し。
しかしながら、帰京後、いざ山行記録を残そうとしたところ、画像の取り込みに失敗し、出雲大社〜下山直後の画像データが全て喪われてしまった。出雲の神々から掲載NGが出たようだ。思いつき山行への戒めならん。
(※山行しようと思ったのは神威に触れた後だが、コースやエスケープルート等は事前に確認している。念のため。)
【コース:16.61km 4h44m】
9:32稲佐浜-9:47出雲大社-10:06弥山登山口-10:47弥山(みせん)10:51-10:54展望岩(見晴し台)-10:57三角点-11:07鼻突峠-11:22天台ヶ峰南峰-11:28天台ヶ撓-11:33天台ヶ峰北峰11:36-11:42天台ヶ撓-11:47樽戸峠-11:58極楽山-12:13鈴谷(りんたん)峠-12:27万ヶ丸山12:29-12:40遙堪峠12:41-12:48大黒山-12:56天臥峰12:57-12:59中の小峰-13:02長連峰-13:04矢尾(やび)峠13:05-13:08ぼたもち岩-13:14夫婦岩-13:16獅子岩-13:23蔦岩-13:27天ヶ峰登山口-13:31里に出る。-14:16川跡駅
画像1:今回のルート
画像2:松江城(この後、茶店で地ビールを飲んでいる間に雨が降り始める。)
画像3:職場へのお土産(この包装でなかったら買っていない。)
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