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ここで考えたのは、現在の人を全く怖がらないで、ドンドンに近づいてくる新世代ベアに変貌したヒグマが、生息すると判っている羅臼岳登山に関して、犠牲になった”お友達”の悲劇を繰りかえしては、いけないということです。
🔶🔶🔶ヒグマに襲われた同行者を救う手立て🔶🔶🔶
まず、牛のようなでかいヒグマと闘う友達を救おうと、素手で闘おうと思っても無駄です。目の前で、友達に噛みついているヒグマに立ち向かうのは、本当にどうしようもなくなった最終手段です。
友達がヒグマに襲われていて、生死がかかっているのですから、超法規的措置ですが、ご自分と友達への熊撃退スプレーの致命的な副作用を考えないで、友達が死ぬまで戦う攻撃モードのヒグマには真っ先に、
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2本目の熊撃退スプレーを
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ヒグマの鼻に直接、噴射する。それでも、友達に噛み付くのを諦めなかったら、消防職員を例に、ダメならダメで、
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ナイフをヒグマの首筋に、突き立ててみる。スプレーが、なければ、ヒグマの耳元でホイッスルを鳴らす。
警察発表から判断すると、友達を捕食目的で襲うようなヒグマは、執着心の強いヒグマのことですから、これらの結果、一旦、逃げたとしても、恐らく二撃があります。
だから、熊撃退スプレーを構えて、ヒグマの姿が消えるのを待って、その場を離れるか、その場に留まって救援隊とハンターの到着を待つしか、二人が助かる道はないようです。
以上ですが、その後のヒグマの行動は、想定をできません。ヒグマ牧場や環境省の関係者の方、これで、正しいでしょうか?宜しければ、コメントを下さい。
🔶🔶🔶ヒグマに襲われた消防隊員チームの撃退法🔶🔶🔶
以上を考えさせられたのは、2023年10月31日午前10時半ごろ、遭難者捜索訓練に大千軒(だいせんげん)岳に入った渡島西部広域事務組合福島消防職員の所に、のそのそと背後から現れてきたヒグマに首や太ももにかみつかれた同寮を救助した話が、『登山中の消防隊員3人、ヒグマを撃退 付近で不明者捜索も』 (北海道・朝日新聞、掲載日2023年11月1日 18時16分)
https://www.asahi.com/articles/ASRC13T3PRB0UQIP05D.html
に、あつたからです。
この事件は、さらに詳しくデイリー新聞の『「太ももの肉ごと持っていかれそうに」「一か八か喉元にナイフを」 人食いヒグマを撃退した消防隊員の壮絶な独白』(掲載日2023年11月15日)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/11150556/?all=1
に詳しく書かれていました。
どうやら、これを読むと、「ヒグマの顎を左足で押しだし、ともえ投げのような体勢を取った。」手元に、函館市内のホームセンターで約千円で購入した刃渡りわずか5センチのレジャーナイフが、あった。
「一か八かで、ヒグマの喉元にナイフを刺そうと考えました。左足の力を緩めて、前屈みのクマの頭部が手前に落ちる形に仕向けた。」と報道されています。
🔶🔶🔶熊撃退スプレーとナイフの使用練習🔶🔶🔶
襲撃は、全く瞬時のことなので、自宅で訓練をしておかないと、人は恐怖のあまり、きっと判断、行動は無理です。熊撃退スプレーも、
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辺りに人家もなく、人のいない屋外で、ばっちりと模擬噴射訓練をして置かないと、瞬時に使いこなせないようです。YOUTUBEで、居酒屋で酔っぱらって噴射したり、ヒグマを見かけたからととりあえず撒いてみたり、ヒグマにわざわざ近づいて噴射する映像がありますが、絶対に許されませんね。
それに、いかなる長さのナイフでも、公園などで晒していると、警察に不審者通報されますので、絶対に止めてください!また、公共交通機関に、熊撃退スプレーを持ち込むのは、繰り返される異臭事件の原因になることが、ありますので、避けたほうが、良さそう。規則で航空機には、持ち込めないと思います。自転車パンク修理用のボンベも、羽田空港で破棄させられました。
最後までお読みいただき、有りがとうございました。これからお友達と、羅臼岳登山を計画される方と、考えが同じでしたら、光栄です。
参考になるホームページ
知床財団のもしも…出会ってしまったら!
https://www.shiretoko.or.jp/higumanokoto/bear/bear2/
NHKR1石丸謙二郎の山カフェのクマに遭うこと3000回、私はこうして助かってきた
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/yamacafe/xJD5Ogznk.html
クマに襲われ必死に抵抗した男性が語る”クマとの格闘” 体には生々しいキズ…「子どもだったら大変だった」クマ対策は待ったなしか(山形)テレビユー山形
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2111202?display=1
また、Lateral Lab.さんの【熊スプレーの話】どれだけ準備していても、やられるときはやられる。熊は、Web民の書く通り、前から来るとは限らないともあります。
https://note.com/lateralsaadesign/n/n7d0efa6ff0c4?sub_rt=share_pb
最後までお読みいただき、有りがとうございました。これから グループで、羅臼岳登山を計画される方と、考えが同じでしたら、光栄です。どなたさまも、友達と楽しいはずの登山で、ヒグマに遭遇されませんことを念じております。
鼻先にスプレーとか…
現実離れしすぎてる気がしますよ😅
そもそも、猪や熊の皮と毛は
鎖帷子みたいなもんで。
銃刀法で引っかかるくらいの刃渡りのを
渾身の力で全体重掛けて
打ち込まないと刺さらないですよ。
手持ちのナイフくらいでは
余計に怒らせて
より惨劇になるだけです。
もし、猛犬に襲われたり襲われてる人を助けたことはあるのでしたら、
本気で向かってくる
動物の怖さを知ってはるんでしょうけど…
鼻先にナイフが関の山かと。
現代人は都会でも田舎でも
動物に襲われたことある人は
極端に少ないでしょうから、
安易なことは書かないほうが。
羽根田さんの「人を襲う熊」とか御一読を。
お勧めです。
知床財団がヒグマに出会った時の対処法をクマとの距離別に説明しています。
https://www.shiretoko.or.jp/higumanokoto/bear/bear2/
何でもそうですが、その道を深く考え抜いて来たプロから教わる、正しい知識で武装することは、生き延びる上で大事ですね。
晴れが好き。さん
早速のコメントを有難うございました。
小さい時に近所のシェーバードに噛まれたことしか、ありませんが、恐ろしくて声も出ませんでした。団地で野犬の群れにを、追っ払うこともできませんでした。
『銃刀法で引っかかるくらいの刃渡りのを
渾身の力で全体重掛けて
打ち込まないと刺さらない』
貴重なご意見を有難うございました。
結局、同行者あるいは、本人が襲われたら、立ち向かう術は、何もすることが無いと、いうことになりますか。逆に、うつ伏せになって首を両手で押さえてお腹と首・顔面を守る防御姿勢で、去るのを待つということができても、強固な捕食目的で襲撃されたら、命を落とすかも知れない思いが強くなりました。
その点をお勧めの
『ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態
著者 羽根田 治著
発売日 2021.03.03発売
販売価格 968円(本体880円+税10%)
福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事件をはじめ、最近、急増しているクマによる事故の実態、原因を解明するノンフィクション。』
を一度、読んでみます。
初めまして。
大千軒岳の事故のケースでは、消防団員がナイフで応戦し熊を殺したが、ナイフは山菜取り用の(小さな)ものだったとのことです。実際に鎖帷子のような皮に刃物を立てた経験があるのならともかく、そのようなことは非現実的だという勝手な思いのコメントがなされているものの、ナイフで反撃できる場合もあったのですから、ちゃちゃを入れられて単に他人の話にうなずくのではなく、自分の思うところで用心をして山に登ったらどうでしょうか。北海道では鉈を熊の口内に差し込んで助かったという女性の話もありますし、あきらめないで、持っているもので最後まで反撃をするという努力は当然必要です。
確かに北海道には山ばかりでなく里にも出てくるヒグマがいっぱいいますが、それだからと言って北海道の山には登らないというのは、どうなんでしょうね。
貴重な情報を有難うございました。奥只見の清四郎小屋に行かれたのですね。鳩待峠から尾瀬ケ原・尾瀬沼を通って大清水まで一度、行ったきりですが、奥只見とは凄いですね!早速、小屋のHP写真を画面キャプチャ・トリミングしました。猟銃がない時代に、清四郎が中型犬くらいのツキノワグマを70頭も仕留めたのは、ナイフや刀でなく、槍だったのですね。さすがこれは、公共交通機関には、持ち込めません(悲しい😢)
それを想うと、牛位の大きさのヒグマから身を守る北海道民は大変ですよね。
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