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(鳥獣保護法)
熊は、鳥獣保護法で保護されているので、猟師と言えども、むやみに駆除できず頭数は過剰になり、更に、ライフルでヒグマを撃てる猟師の高齢化で、逆に、遺伝子的に人を恐れなくなってきていると言います


(熊スプレー)
それに、本日14日木曜日のNHKG19時ニュースでは、別事案ですが熊スプレーを噴射しても、ヒグマは執拗に離れなかったというから、最早、知床半島では登山者を獲物とみているのでしょうか。それなら名峰 羅臼岳登山は万事休すでしょうか。
(オオカミの群れ)
もし、環境庁が、自然の摂理に従うのであれば、温暖化で厳しい冬がなくなった今こそ、知床半島に限り、30年前に41頭のクマや鹿の天敵オオカミの群れを招き入れたイエローストーン公園に、早急にならうべきでしょうか

(観光客のマナー)
次に、知床半島と言えども人口の減少で、熊の生息区域が人里にまで広がってしまい、主客転倒してしまい、熊の縄張り意識が、過剰になった。その上、日本百名山探訪ブームに相まって、平成17年7月17日に世界自然遺産に登録されたことにより、インバウンド観光を含めて知床に、突然に大勢の人が訪れるようになり、やたらとマナーの悪い観光客が増えましたね

(熊と観光客)
特にそれを裏付けるようにインターネット動画で観た通りで、ムツゴロウ王国と勘違いした内外観光客による給餌や、15日のニュース映像を見ましたが弁当などの食べ物や残飯を不法投棄が、多いこと。これで人の食べ物を覚えて未来の間接的な事故原因を造ったり、熊見物停車と車から降りて近接撮影などが常態化し、著しく熊を人に近づけ過ぎましたね。
だから人を恐れなくなり、いまでは昼間に国道脇に出没したり、通行する車の前にノコノコあるいは、親子で飛び出してくるアーバンベアが、知床半島の風物詩になったのでしょうか?
ヤマレコで羅臼岳登山記録を読み返してみただけでも、今年の羅臼岳ではヒグマが、ドンドン登山者に近づく新世代ベアに変貌しつつあり、これではいつ事故が起きても不思議はない状況だったようです。
(追記2025.08.15今からでも熊と人の距離を遠ざけるために、知床半島内の国道入口に直ちにゲートを設置し、厳しくサファリパークよろしく一般車の通行と弁当・菓子・飲料の持ち込みを禁止し、信濃大町ー扇沢ルートや、芦安駐車場ー夜叉神峠ー広河原ルートのように、入境者からは山岳交通適正化協議会への「利用者協力金」とバス料金を徴収し、路線バスに限定すべきでしょう

(人数制限)
入山禁止にした現況からすると、熊襲撃予防対策は、安心安全を旨とするならば、北海道観光機構、日本山岳会北海道支部、北海道猟友会、日本山岳ガイド協会、日本アルパインガイド協会は、知床半島入境者数を富士山と同様に制限を実施すべきでしょう。
また、自然公園内では、熊を匂いで引き寄せる焼肉、煮炊き行為の禁止、食糧の入った重いザックを登山ルートの途中にデポして羅臼岳に登るのは許されないルールの説明を受けさせたうえで、ガイドなり、50年前の羅臼岳など北海道登山に戻りハンター帯同を条件とするしかないでしょう

(勘弁して)
お互い様で、旭岳団体遭難のように日程優先で、ガイドが登山客を熊生息区域に置き去りにすることは、大自然が広がる北海道には四季折々の絶景や豊富なアクティビティをうたう北海道観光の名誉にかけて、何としてもご免被りたいものです

というのは同業として大変に無念なお話ですが、去る5月11日夕方にも、本仁田山で学校教員が置き去りになり、遭難されました(合掌)この月曜日の管轄外の消防救助隊の話では、どうやらまだ、発見に及んでいないようです。
(追記2025.08.15)ご訪問して頂いた方の中には、ハセツネやトレラン超熟練者ばかりのICIの分水嶺トレランに参加された方もおられると存じます。
奥秩父縦断「分水嶺トレイル」選手のようにココヘリを貸与されたわけでも、コース各関門やスイーパーには捜索のためのヒトココ端末(ココヘリの受信機)を配備されたわけでもないようですね。
もちろん、主催者による最低限のセルフレスキューに対応できる装備をしっかりしているかの目視確認、遭難された方には、ビバークを含めた山行経験や東京消防庁などの講習で得る救急救命技術などトレイル参加資格のどれ一つとっても、初心者が無事に下山できたとはとても思えません。それに増して、トレランを知るほど、
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
人が通らない熊の通る登山道未整備の踏査が、コースに含まれるのはあり得ません(涙))
楽しだった羅臼岳登山の帰りに、無念にも熊に襲われて、お亡くなりになった方の御冥福をお祈りいたします。2025.8.16
脚注1
50年前は、日本百名山熱は始まったばかりで、登山客はまばらで、北海道では熊の襲撃前提で、北海道猟友会に依頼をできるなら単独登山と言えどもハンターを雇ってから、入山したものです(八幡平で同宿した東京製鉄、室蘭工場?に働く登山者の当時の話です)。
脚注2
ココヘリは、16キロ先から、0メートルまで、登山者の居場所を絞り込める優れ物だそうです。
脚注3
所管が違いますが、富山県警山岳警備隊は、「 決して撮影のために近づいたり刺激しないように」と呼び掛けています。
🔶🔶🔶🔶補足(2025.08.15)🔶🔶🔶🔶
(YAMAP『クマ撃退スプレーの国内使用例でみる効果|生還者に聞いて分かった身を守る行動【クマとの共存。vol.3】』)に拠ると、YOUTUBE『5cmナイフで戦闘 大千軒岳ヒグマ事件2023年10月【地形図とアニメで解説】』
1本で追い払えるかどうか分からないので、道内のクマ研究者たちは、スプレー2本を腰に差して山を歩くと言います。この点では、雲取山登山者で見かける痴漢撃退の小瓶サイズでは、熊には全く役立ちません!
見ためにも熊には効き目がなさそうでしたが、何も言えませんでした。本物は、ももタローで16000円と、高額ですから。
スプレーや刃物は腰やザックの肩紐など取り出しやすい位置に備えて置く必要があり、いざ鎌倉では、とっさに取り出せるように、日頃から練習も積んでおくことが、とても大事と言います。
バッタリ遭遇してしまった際にとる方法は、ただ一つ、
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
「クマの目を見ながら、
◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ゆっくりと後ずさりして距離をとる。」
それでもなお、襲ってくる場合は、5〜7mほどに引き寄せてから熊スプレー噴射!
それも、勢いをつけて瞬時に飛びついてきますので、立木や石などの陰に体を隠した上で、しっかり噴射です!
捕食目的でなければ、熊に一撃すると熊の方から逃げていくと言いますが、遠くから必ず様子をみているようです。そのため熊スプレーの噴射する準備をしたままで、2、3時間動かずに待機することが、大切です。
🔶🔶🔶🔶注意(2025.08.16)🔶🔶🔶🔶
◎アメリカのYOUTUBEでは、AnimalsFact氏の『熊よけスプレーは絶対に使用しないでください!』
https://www.youtube.com/watch?v=kbWE0pmTDIE
では、日本の宣伝説明と違って、
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
熊が至近距離まで近ずく前に、
◎◎◎◎◎◎◎◎
風向きに注意して
熊避けスプレーをためらうことなく熊の方向に噴射して、バリアを造るために使うようです。また屋外で、風向きを考えて、使わないと、命に関わる深刻な影響を受けると言っています。
ムツゴロウを連想するYOUTUBEの@hirori411氏の動画『【緊迫の】クマ撃退スプレーの威力【瞬間】』のように鼻をめがけて噴射。こんな感じで、使えれば、最高ですね。
https://www.youtube.com/shorts/SKeFoji9l8s
◎画像は、8月10日に羅臼岳に登ったnakamu氏の登山記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8536236.html
をスマホで見つけて、スクリーンショットしたものです。登山道を登ってくる熊の親子の撮影に気を取られている間に、間を詰められて、その距離、わずか20メートル。人が危険なものでないことを、ヒグマが子どもに教えた瞬間だったようです。奇跡的に運が良かっただけで、正に、悲惨な結果を招くのに危機一髪でしたね。
百名山とはいえ、当該登山道は、『常によく整備されている』とは、本土感覚では、お世辞抜き、口が裂けても言えないレベルに見えます。右茂みから熊が、飛び出してきても、判りませんね。公園管理が、熊の生息地にしてはお粗末様ですね。草刈りが酷く行き届かず、身の危険を覚えるほど草ぼうぼうなのは、気になる所。
◎アメリカ・シカゴ在住のばたこ氏の報告に拠れば、イエローストーン国立公園では、入園料を払うそうです。車や自転車は1台につき$35。徒歩の人も$35。これを国立公園管理の財源の一部としているのでしょうか。若ければ勉強に行ってみたいです。
https://note.com/bibidi_bobbidi_v/n/n96ca91c89ef0
🔶🔶🔶🔶注意(2025.08.17)🔶🔶🔶🔶
◎猛LIONの『素人には極めて危険!熊撃退スプレーは絶対に持ってはいけない理由』
https://moulion.com/kuma-spray/
には、素人が持つべきではないと、ありますので、ぜひ、ご訪問してくださいね。書いてあったのの、次のような主旨でしょうか。
* 北米の大型猛獣用で中身の成分が強力
* 浴びると失明・重い後遺症が残る可能性
* 決まった状況下でしか使用できない
* 有効期限もあり、処分するにも面倒臭い
突然熊が目の前に現れたらパニックになります。持っておきたい気持ちは、理解できるが、熊撃退スプレーを構える余裕は、まずない。まして、風の向きまで瞬時に把握する余裕もない。確かにその通りです。
一般的な北米から輸入されたグリズリーやホッキョクグマなどを撃退するための熊撃退スプレーの成分は、「油性」なので、誤って人の目に入ってしまうと、長引いてしまい症状を悪化させてしまいます。おまけに、使用期限切れ品や粗悪品は、パッキンやキャップが破損したりして、液漏れが起きることです。バスや電車など公共機関で異臭事件がありますが、同乗した乗客が失明したり、重い後遺症が残り、大変なことになっています。
襲われないために、山へ入る際には出来るだけ音を立て、熊と出会わない・寄せ付けないことだとあります。
ネット注文するつもりで買い物カゴに入れてましたが、削除しました。リチュウム電池で、大火災などで大変な目に会われているごみ収集会社や清掃工場で働く皆さん、熊避けスプレーで失明などの被害に遭われないことをお祈りいたします。
最後まで、お読みいただき、有難うございました。実はこの秋には、奥秩父主脈縦走に行きますので、勉強しています。
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