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一方、単独登山は、辺りの気配を読みながら登山しないと、バッタリ鉢合わせする危険を含んでいます。
確かに、なり振り構わず走る登山では、それすら、間違いなく機会を遺失するでしょう。
なぜなら、熊に、人が来ると気付かせない危険があるからです。
ノソノソ歩いて移動する熊に、登山道近くから離れるという、いと間も与えないでしょう。
聞き覚えのないけたたましい鈴のジャンジャン鳴音は、好奇心の強い子熊の関心を呼ぶには、十分でしょう。
だから、子熊はその場から離れようとはしない。
そうすると、親熊が子熊を守ろうと、本能でランナーに立ち向かってくるのは、分かり切っています!
登山者が熊に気付かれずに近づかれる危険性や、子熊と親熊の関係性についての理解は、自然と共に安全に登山を楽しむために不可欠です。
熊の生息域なら、なおさら熊の行動や鳴き声に注意し、無用な刺激を避けることが、最も効果的な対策の一つです!
北海道に、関わらず、登山者は、熊の動向にとても注意を払って登っています。
薬師岳の薬師峠のキャンプ指定地や、太郎平小屋のキャンプ場に、人を観ても逃げない熊が出没していると、ヤマレコを賑わしていますが、以前から、薬師の折立では熊を見かけ、登山者は熊が立ち去るまで、辛抱強く待機し、誰一人、熊撃退スプレーを噴射しません。
ヤマレコの皆さんが、指摘するように、そんなことをしたら、この熊もスプレーは生命に関係がないと憶えて、本当に襲われて危機に陥った登山者が、助かりません。
それが、棲息する熊を含めて、大自然への敬意と安全意識の表れと言うことを、身を持って実践しておられるのでしょう。
また、東京、神奈川の駅構内で異臭事件が度々おきており、大迷惑をかけており、公共交通機関への熊撃退スプレーの持ち込みを航空機と同じく、早く禁止すべきでしょう。御当人は、騒ぎをよそに、名乗り出た人は、一人もいません。熊撃退スプレーのガス漏れは、、山岳保険の賠償の対象には、なってないから、逃げる🏃のでしょうか。
話を戻すと、駐車場を目前にした位置では、なんと同行者とは二百メートル離れていたという。
雲取山と小雲取山の距離の半分ほどでしょうか。
北海道の羅臼岳にまで来て、駆け降りた理由は、分かりません。
自宅に無事にたどり着くまでが登山と、耳にたこができるほど聞かされたものですから、折角、2度と来ないであろう山に来たのですから、素晴らしい北海道の山の景色を頭に刻み込むつもりで、山をノソノソと歩き堪能しましょうか。このように命を守るための慎重さと、自然を敬う心を持ち続けることが、登山の醍醐味だと感じます。
私の単独行登山の最長は、若い時の熊の生息域にある飯豊連峰縦走でしたが、雪渓や遠くの山稜をながめたりで、走ったりはしませんでした。当時の私の年代の方の命が、今回、命を落とされたのはとても、いたたまれません。
沖縄尚学が、優勝しました。おめでとうございます。スポーツの世界でも素晴らしい成果ですね。
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