その取組のなかで、雑誌にマフェトン理論の記事があり、その著書を購入した。
マフェトン理論は、マラソンやトライアスロンの持久力スポーツのトレーニング方法である。マフェトン理論の特徴は、トレーニングとして脂肪燃焼を行う低い心拍数(私の場合135〜140)で100%運動を行うことで、運動時に脂肪からエネルギーを取り出して長時間動ける体質にする効果があり、135〜140の同じ心拍数で運動パフォーマンスが向上するとも云われている。
また、トレーニング開始と終了の15分間は徐々に目標心拍数を徐々に上げる(下げる)ことも重要である。
私も5月からマフェトン理論を実践して、大会以外、心拍数を140以下でトレーニングをしてきた。その結果は、同じ140の心拍数でランニングペースがキロ5分30秒から5分00秒にパフォーマンスが向上した。(この期間中、体重が2キロ、体脂肪が4%減少した効果もあり、100%マフェトン理論の効果と言い切れない面もある。)
心拍数140でキロ5分台のペース走れたことは、フルマラソンをキロ4分30秒で走りきることを目標にしている私にとって凄く驚きであり、2017年シーズンの好成績を期待できることであった。
また、低い心拍数のトレーニングの他に食事についても触れており、摂取する食事割合は、炭水化物40、タンパク質30、脂肪30である。また、摂取する脂肪は、植物油や不飽和脂肪酸など、魚を中心とした和食の食事がこれに該当する。これらの脂肪は、運動時のエネルギーに変換されやすい性質があるようだ。
一方、摂取をさける脂肪は、加熱した油やマーガリンなどである。
マフェトン理論のまとめ
○目的として登山やマラソンなどの持久力の向上
○運動開始(終了)の15分間は、心拍数を徐々に上げる(下げる)こと
○低めの心拍数で運動負荷が中程度のため、疲労や足の衝撃が少なめでありトレーニングの継続性がある。
○脂肪をエネルギー減とするのでダイエット効果も同時に得られる。
○食事は、炭水化物40、タンパク質30、脂肪30で和食が良いとされている。
○脂肪はエネルギーに変換されやすい良質なものを摂取する。
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