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私自身の経験から申しますと、涸沢のほぼ東側に位置する屏風の耳(2556m)をまず挙げます。
前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、そしてさらに槍ヶ岳へ続くダイナミックな山並みは圧巻です!
そして多くの方にご賛同いただけると思うのが蝶ヶ岳からの眺め👍
一方で意外に知られていないのが奥丸山ではないでしょうか。
実は私も知りませんでした、8/12に登るまでは。
奥丸山は、双六小屋から笠ヶ岳へ通じる稜線と穂高連峰の中間を走る中崎尾根の最高地点(2440m)であり、一番近い登山起点は槍平小屋になります。
槍平小屋からは北東側の槍ヶ岳か東側の穂高連峰へのルートがあります。
絶大な人気を誇る槍と穂高の登山が優先されるのは当然でしょう、西側にある奥丸山はどうしても影が薄い存在となります😢
ところがどっこい、奥丸山からの展望は天下一品! 南北に大岩壁が連なる穂高連峰のほぼ全貌を比較的間近で捉えられる稀有な大展望台なのです。
もちろん 穂高の北には聳え立つ槍ヶ岳も一望できます(写真1)。
個人的に推したいのは滝谷の下部から針を連ねたような険しい山肌。畏怖の念を抱かせます(写真2)。
他にも多くの山々: 西に笠ヶ岳、北西のやや遠くに黒部五郎岳、南南西に焼岳とその奥に乗鞍岳(写真3)、さらに南東には富士山まで眺望できます。
写真では到底伝えきれない大迫力の絶景がそこにはありますので、実際に足を運んで体感されることをおすすめします。
ちなみに私は8/12、まだ星が満天に輝く未明から奥丸山山頂で夜明けを待ったのですが、漆黒の闇から刻一刻と浮かび上がる穂高や周囲の山々にゾクゾクし、痺れっぱなしでした。
結局、一時間半程度は山頂にいたのですが、誰にも会いませんでした。最も登山者が多いと思われるシーズンなのに!
以上、多くの皆様に奥丸山からの眺望の素晴らしさ伝えたいという思いが募り、この長い日記となりました🙇
最後までご高覧くださりありがとうございます😊
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