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まずは悪かった点を記載する。
今回1番失敗したのは靴選びだ。計画段階で靴を普通の登山靴 or トレランシューズ で迷ったが登山靴は3年くらい履いてないし、距離が60km弱なのでトレランにした。次にXAか4のいずれかだが初日の装備重量が17kg、4はソールが薄くシャンクが柔らかいし朝露で濡れるであろうから乾かずに翌日グジュグジュの靴を履くのは切ないので、去年今回と同じ様なルートを41km歩いてノートラブルの実績があるXAを選択した。
XAは全体的に硬い靴で登山靴とトレランシューズの中間的な存在。従って1シーズン履いて足に馴染んでくる感じ。しかし今回のXAは6月に買ったばかりで藻岩山で数回使っただけでまだ硬いまま。このため旭岳から戻ってくる途中で冬にスキーブーツで痛めた外くるぶしに靴が当たって右足に痛みが出た。ヒモを全開に緩めると痛くないので歩けたが、これが思わぬ副作用を呼んだ。
靴の中で足が遊ぶため下りでつま先が前に押しやられ爪が痛い。白雲テン場につく直前では左足も含め全ての指の爪が痛くて痛くて(特に右親指は重傷)辛かった。
今までも山やマラソンで同じような経験があったのでソールを抜いて裸足で歩いてみると大分軽減したので緑〜白まで歩けた。
翌日はソールは抜いたまま1番薄手の靴下を履き出発。登りでは問題ないが下りに入ると右親指と小指、左小指が痛い。北海岳からは下り基調で、かばいながらなので全くペースも上がらない。靴紐を締めれば外くるぶしが痛くて、緩めれば爪が痛いどっちつかずの状態で歩き続ける。幸いルーファスだと軽荷なので痛みはだいぶ軽減されて黒、桂月、愛別岳は何とかピストンできた。
安足間からは下る一方で岩につま先がコツっと当たっただけで涙がチョチョ切れるくらい痛い。このままだともたないと思い靴紐を限界まで締め、外くるぶしの痛い箇所にはバンダナをループ状に巻いてみると、あら不思議!痛くなくなった。
それでも最後の三十三曲がりではヌルヌルの岩でズルッといき何度もつま先をぶつけて、
その度にうずくまり右足は完全にK.O。最後の1kmは引きずって歩いた。
ちなみに靴ズレは3箇所ほど発生しそうになったが、持参した"バンドエイド 靴ずれブロック"で完全に封じ込めたので問題なし。
結論
1) 縦走装備の時は普通の登山靴を履きましょう。(←当たり前ですな)
2) XAでロングをやる時はワンシーズン以上履いて馴染ませてから
次に辛かったのはザック。3年前にセールで安かったし一杯入りそうだから即買いしたがヒップベルトの腰の部分のパッドが何故が腰側に張り出しているし硬い。
初日、北鎮岳に着いた時点で仙骨の辺りが痛くなり始め中盤からはおじいちゃんのように前屈みで歩いた。2日目はタオルをループ状にして仙骨に当たらないようにして背負い、荷物も軽くなった事と足に気を取られていたのでさほど影響は無かった。しかし現在でも痛みは残っておる。
結論
1) 体系の合う方に使ってもらった方が良いので旅立ってもらう。
2) 次回のテン泊では学生時代に使っていた秀岳荘オリジナル60ℓザックにする。
次回は良かった点を記載しておこう。
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