(ザック)
新ルーファス8
購入した当初は初めてのベストタイプに戸惑ったが使い込んでいくうちに慣れて今では大変使い勝手良く重宝している。
71.5kmこれで駆け抜けることができたので今後、火気のいらないハイキングはこれで充分。
(ヘッドライト)
PETZL アクティック コア
オーバーナイトのハセツネでは最重要ともいえる装備。普段使っているBDのstormは単4電池×4本と重いのでハセツネ対策のため新調した。
リチャージャブルバッテリー(CORE)と単4電池×3本のどちらでも使えるハイブリッド。COREを使用した場合はコンスタントライティング機能が働き明るさを一定に保つ。電池は少しでも軽量化するためお高いがパナのリチウム電池を使用した。
17:15に点灯(光量 中 100lm)し0:00の第2関門で7時間近く経過したため電池に交換。
5:30ころ電池が切れた。ちなみに電池の残量が少なくなると2回点滅し最後はサブモードに切り替わり最低光量となる。
光量(中) 100lmで使用した場合の点灯の限界時間 (実測値)
CORE=7時間30分
単4リチウム電池×3本=5時間30分
(ポール)
Black Diamond ウルトラディスタンス 110cm
登山を始めた初期の遙か昔からの数々のロングハイクを共にした相棒。
軽量化のため長さ調節できず、登りではやや長いが下りのバランスを重視するためこれで良し。
(足回り)
靴→Salomon Speed cross 4
靴下→ファイントラック ラミースピンソックス(5本指)
1番心配だった靴擦れ等の足のトラブルだったが、最後までトラブルはなく快適に前へ進むことに集中できた。ラミーの足裏のゴムがインソールに食い付き靴の中で足が遊ぶことが無かった。
路面はウェットで下りはやや滑り易い状況でソールパターンの浅い靴の選手は結構滑っていたがズルリはほぼ無かった。トレランシューズは一生Speed cross 4でいいんじゃないかと思った。
(水分)
ハイドレーション→プティパスBig ZIP 2ℓ(凌駕3包+水)
ボトル→ポディウムビッグチル 750ml (MD150g+メダリスト1包)
Salomon ソフトフラスク450ml (ジェル4包+水)
ポカリゼリー 180g
OS1 180g
計 3.5ℓ
第2関門42kmで残ハイドレ150〜200mlくらいとOS1
概ね丁度良かったが、第1関門から平坦区間はペースを上げずに喉の渇きを我慢しながら温存した。
ソフトフラスクは満タンだとルーファスの胸ポケットに入らないので350mlくらいにすべきだった。
ボトルはいつもアミノバイタルで味を調整していたが、今回は途中で甘いのに飽きるだろうと思ってあえて入れなかった。この選択が正解で酸っぱい味が飽きずに飲めて丁度良かった。凌駕の効果はよく分からなかったしお高いので今ある分を使い切ったら恐らく終了。
(衣類)
ベース→ ミレーの網網 (DRYNAMIC)
ミドル→ マムート コトパクシ Zip Pull
アウター→ マムート サバロージャケット (小雨だったので使用せず)
パンツ→ テルヌア
タイツ→ CW-X スタビライクス
グローブ→ パイネの指だし
スピードハイクの時はいつもこのスタイルなので特筆すべきことは無し。
(食料)
ヒマラヤ岩塩タブレット
STC OVERBLAST NO CRAMP×2個
ジェル8個
カレーパン1個
とり五目おにぎり1個
ウイダーinバー プロテイン(ベイクドチョコ味)1個
アミノバイタル 粉末スティック3包
アミノバイタル パーフェクトエネルギー1個
残 ジェル2個, NO CRAMP1個
補給計画はほぼ完璧だった。足痙りが心配だったが岩塩タブレットとNO CRAMPとMag-onの3段構えで痙りに悩まされることはなかった。
ジェルの味は得意ではないが、今回初めて持ち込んだMag-on(レモン2個,ラフランス1個)は酸っぱくて味も美味しくエネルギー、Mg、カフェインを同時に摂取できるのでとても秀逸だった。今後ジェルはMag-onを主軸にする。
それでもゴール後はポカリのポの字も見たくないくらい、これ系の味は受け付けなかった。
第2関門でパンとおにぎりを投入。やはりお腹に溜まる物がなきゃガッツが沸いてこない。ウイダーinバーは迷ったあげく直前に1本にしたが、好きなのでやはり2本持てば良かった。
(医薬品)
ロキソニン4錠、ロペミン2錠
15kmで頭痛が起こったのでロキソニン1錠使用
(緊急用具)
エマージェンシーシート
(総評)
何百と繰り返されるアップダウンのある71.5km+4582mを走りきるフィジカルは勿論、深夜の絶望と対峙できるメンタル、42kmまでノンサポートに対する装備、特濃ガスで足元がやっと見えるという時間帯も何度かあったので的確なルーファイなど総合力が必要でトレランレースというより山岳競技という印象。
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