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しかしもう5年くらい使っているので山行の途中で壊れたりしないか心配になる事がある。スマホは必ず携帯しているのでバックアップになると思っているが、地獄環境で寒落ちする可能性を想定すると、もう一段バックアップがあると良いと思っていた。ただ保険用にもう1台専用機を用意するほど財閥でもないし、重たくなるのでこれは避けたい。
普段トレーニングで使用していた620jのGPSの補足が微妙になってきたので、去年の暮れに1年のご褒美的に245を購入した。トレーニングで使用する際にはとても秀逸で、コスパも含めてこれ以上の代物は無いと思えるくらいに素晴らしい。
取説を読んでいると地図とナビゲーション機能について書いてあった。当初は気にもしていなかったが、上記の様な緊急用に使えるのかもと思い昨日の藻岩山でこの機能を使ってみた。
復路にてスタート地点へのトラックバックでナビゲーションする機能をONにする。
画面上に赤い矢印が現れて常時進むべき方向を指示してくれる。その方向はしっかりと登山道を指しており、さすがガーミンだと思った。わざと変な方へ向かうと戻るべき方向が指示され、復帰するとオンコースと表示される。特濃ガス時の平尾根(例、積丹岳)や真っ平らな地形(例、暑寒別の台地とかトムラウシ公園)では特に有効だと思った。
等高線など詳しい情報が分かるわけではないが、現在地からスタート地点までの距離と自分が歩いてきたルートは表示されるし、245のバッテリーはGPS起動でも22時間も持つ。
緊急時にとりあえずスタート地点への帰還するために、いつも身に付けている時計でそれができるのはいざという時に値千金かもしれない。
