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日記
福島
H28.8.5~7。7月に帰宅が可能になった南相馬市にボランティアに行ってきた。帰宅される方の家の周りの草を刈った。行政がやらないので、ボランティアだのみなのだ。南相馬の広大な田園には雑草だけが生えていた。そこには自然はあるが、里山として見た場合には、それは瀕死の状態であった。原発の爆発が何よりも復興を困難にしている。メルトダウンしてその後はどうなのか。オリンピックもいいが、報道がもう少しあってもいいと思うのだが。国道6号線は車なら通れるが、放射線量計が鳴り響く。外に出れば3倍の放射線を浴びることになる。ゴーストタウンを抜けて、津波に町ごとやられた請戸に入る。町は原野となっていた。コンクリートの基礎が一部残っている。川には地震の年の鮭が戻って来るというが。自然を傷つけることは、我々自身を傷つけることと同じだ。あの当時の節電はどこへ行ってしまったのだろう。一面汚染物質の黒い袋に敷き詰められた土地を後にした。
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