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このウェブサイトは当サイトの管理人、村影 弥太郎が主に無住集落(廃村)や旧版地形図に記された小地名・地図上で気になった僻地等を巡りそのレポートを公開しているものです
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/index.html
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先日、今昔マップ on the webを眺めていて、丹沢の大山ケーブル駅に向かうバス通りの北斜面、現在の国土地理院地図には沢と尾根の等高線のみで小径すら存在しない針葉樹林に、100年前には「追平」と「大久保」なる地名とともに複数の建物(地図の赤⭕️)があったことを知り、その痕跡は今もあるのか?を探る小探検に行ってきました(写真:左)。
大山駅〜追平探索〜日向薬師(2025/3/26)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7945684.html
大久保探索〜大山桜〜三角点めぐり(2025/4/8)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7992701.html
そのものズバリの痕跡発見には至りませんでしたが、それらしい痕跡ぽいモノは見つけたつもりで、後日もう少し調べてみようと「追平 大久保」のキーワードでググって見つかったのが冒頭の2009年開設のWEBサイトでした。クラシックなデザインなので過去の放置サイト?と思いきやさにあらず、全国を対象に今も更新が続く現役サイトで、資料としての価値も高そうです(写真:中、右)。
問題の追平と大久保について、私の3年前、2022年3月の訪問レポートがあり、追平は私が見た内容とほぼ同じでしたが、大久保では私が見落としていた遺物を発見されていました。
追平
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/14.Kanagawa/Isehara_Oidaira.html
大久保
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/14.Kanagawa/Isehara_Okubo.html
それにしても、私と同じ(ただしそのレベルと徹底ぶりたるや、私など足元に遠く及びませんが)趣味の先人がこうしてレポートを公開されていることがわかり、実に興味深いです。
【オマケ】ヤマレコにはエボシ山と日向越(雷峠)のほぼ中間(北緯35.431013688528、東経139.2544474382)の尾根上に「追平(おいでえろ)」「分類:峠」なるポイントが登録されています。100年前の地図によると、東西の尾根道は現在と共通ですが、追平と日向方面を結ぶ南北の峠道の記載はなく、どなたかどういう経緯で登録されたのか知りたいものです(100年前にはすでに廃道だったさらに古い峠道?あるいは現地に標識か看板でもある?)。
が、怖くて実際に行っているのは廃車のみです
廃村も興味ありますが、単独行で行くだけの度胸がありません
道迷いもですが、オバケも怖いです
そんなものはいない、と念じても、やはり足が向きません
そこでネットで見ていますが、皆凄い、と心から思います
そうでないとしても、当時のこういった生活の痕跡
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=7945684&pid=e1435a8ec464beb92038ddf05a6b5888
を手にすれば「ここに暮らし、食事をした100年?前には確かに存在した誰か」との接点が生じることにはなるのかも。
*http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/34.Hiroshima/Yuki_Shiroi.html
関連する私の記録:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6015225.html
(追記:山行記録拝見しました。こんな滝の上流、それも結構急峻な沢の上に集落が存在したとは、非常に謎めいていますね。まさに平家の落人伝説…)
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