今はデイジーチェーンは登り返しなどでしか使いませんね、セルフビレイで使わないのはワカさんのコメント通り良くないから。今はKONGのSLIDEを使ってます。
また購入したPETZLのダブルコネクトアジャストもアルパインでのみ使う感じ、クイックドローを頻繁に出し入れする用途の時にはダブルコネクトアジャストが邪魔になります。
ATCをどうやって懸垂下降で使うか
の図を追記しました。20190320
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★デイジーチェーンの基礎知識 ブラックダイヤモンド(2003年時点の情報です)
https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/support/techinfo/TI2003_BD_Daisychain-knowledge.html
・デイジーチェーンはガースヒッチでハーネスのビレイループに直接装着して下さい(写真2)。
私、上下の「タイインループ」に通してます、、、良くないか。
★デイジーチェーンの危険な使い方 ブラックダイヤモンド(2006年時点の情報です)
https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/support/techinfo/TI2006_BD_Daisychain-Notice.html
特にビレイポイントについたばかりは仕方なく使ってます。
「 はじめに言っておきますが、セルフビレイはメインロープで行うのが鉄則です。しかし、ビレイポイントに着いたばかりのトップが確実なビレイステーションを作り上げるまでの間の“仮ビレイ”として、あるいは懸垂下降の準備の際の“仮ビレイ”としてデイジーチェーンは便利です。」
出典:
★デイジーチェーン - たまさかな山の道具箱
https://tamasaka.typepad.jp/toolbox/2011/06/デイジーチェーン.html
これって、大事なことですよね。
まず、セルフビレイはメインロープで取ることを前提の上で、「仮ビレイ」または「バックアップ」としてのセルフビレイコードをどうするか、何で取るか、ということについて僕なりに考えてみました。
まず上記・BDのテクニカルインフォメーションのうち、「2003年時点の情報」で解説されている「デイジーチェーンはガースヒッチでハーネスのビレイループに直接装着して下さい」とあるのは、エイドクライミングでの使用を想定した場合のことだと思います。
「2006年時点の情報」では、「(デイジーチェーンは)この道具本来の目的である『エイドクライミングでの間隔調節』がビレイアンカーに転用されている」ので「(セルフビレイには)ソウンスリングを連結した構造のアンカーシステムの使用をお勧めします」とありますよね。
では、そういったタイプであるメトリウスの自己確保用である「アルパインPAS」の取説には、「ハーネスのタイインポイントにガースヒッチで結びます」と書かれています。なので、chusakaiさんがタイインループに通してるのは間違っていないと思います。
では、ビレイループに掛けるのとタイインループに掛けるのでは、何が違うのか?
それは荷重が掛かるまでの距離が違うということだと思うのです。
ビレイループに掛けた場合は、タイインループに掛けた場合よりレッグループに荷重が掛かる(シットハーネスとしてしっかりと荷重された状態)までワンテンポ、遅れます。つまりビレイループではわずかですが「落下する」ということかな、と。
ダイニーマ製のデイジーチェーンやPASは、ダイナミックロープの様な伸縮性がありません。よって、もし落下した場合には落下係数で計算される衝撃が身体やアンカーに直接かかるということです。PASでもその使用法に「アンカーへの急激なショックを避けるために…ピンと張った状態に保ってください」とあります。
その意味からも、セルビレイコードはタイインループに装着するのがより良いのではないかと僕も思います。ところが、ここでまた疑問が湧くのですよね〜(笑)。
メトリウスの取説にはちょっとした矛盾が書かれていまして、「スリングは、カラビナを介して装着した場合のみ、完全な強度を発揮します。ガースヒッチで装着するとスリングの強度を低下させる原因となります」とあるのですよ…。
確かに、長めのナイロンスリングに結び目を作ってセルフビレイコードを作る方法は以前からありました。むしろ墜落時にはその結び目が締まる場合の伸びしろが衝撃を和らげる、とも言われます。しかし、ダイニーマ製のスリングは結び目を作ると強度が落ちるのでこれを行ってはいけないと。
では、PASをガースヒッチでタイインループに装着するのはいいのか?。むむ〜、悩ましいです(笑)。個人的には、ダイナミックロープが素材となってるペツルの「プログレス・アジャスト」とかが一番いいような気がしてます。
いずれにしても、セルフビレイコードには(クイックドローを流用した場合でも)静荷重はかけても墜落荷重をかけてはいけない、という事はしっかり覚えておきたいものです。時折、セルフを取ってハングドッグしている状態で次のムーブを探りにビレイポイントより上まで登ってるという恐ろしい光景を目にすることもありますもんね〜
最初から最後まで同意です。
すみません説明させちゃったようで、残業後の会社で書いたのでそれらを端折って書いてました。
BD社のデイジーチェーン、メトリウス社のアルティメットデイジーチェーン
二つとも使っています。
津媛ではメトリウスのアルティメットは、メインゲレンデ(マルチピッチ)の左エリア(講習ゲレンデ、15mくらいの方)のTOPに支点構築
BDのデイジーチェーンはミスチルさんが使ってましたね。
> 長めのナイロンスリングに結び目を作ってセルフビレイコードを作る方法は以前からありました。
最近私はこれをしますね。
ポジショニングランヤード ALTERIA|SPORT
https://www.alteria.co.jp/sport/category/product/lanyard/lanyard-positioning/
4月になったらデュアルコネクトアジャストを買い増そうと思案中。
なぜデュアルの方なのかは、私がビレイ器具をビレイループに直接派ではなく少し伸ばして、バックアップは腰元タイプだからです。
しかしそれはそれで悩みがあるのですが、、、ビレイ器具とそれから下に伸びるロープの持ち手との角度ブレーキが余りつかない。
ちょっと図解しますお待ちを。
こちらは私のブログです、このリンク先から物品購入すると私に少し%の小遣いが入ります(アフィリエイトと言います)のでご注意ください。(笑)
WorldPeace!:So-netブログ
https://chu813.blog.so-net.ne.jp/2017-11-15
ハングドッグ:つり下がったままムーブを探すこと、TOPロープ的な場合は有効な手段、支点(TOP、もしくはクイックドローなどの中間支点)が強固なことを確認してからしましょうと下記にあり。
> 途中でクライマーが墜落した場合、ビレイヤーはビレイ器を用いてロープに制動をかけ、墜落を止める。止めた後は、クライマーはそこで落ちた箇所の検討を行い、再度挑む。このような、ロープにぶら下がったままムーブを探るスタイルをハングドッグといい、かつては堕落したスタイルと見られていたが、2006年時点では完全に定着している。2006年時点において、日本各地では終了点や確保支点用ボルトの老朽化が進んでおり、これらの確認を自分自身で行うよう日本フリークライミング協会は呼びかけている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0#リードクライミング
石田登山塾日誌 ハングドッグ、という練習方法
http://ishidatozanjukunisshi.blogspot.com/2013/04/blog-post.html
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