足尾の備前楯山への登山のため、間藤方面から林道 舟石線へ入ったところ、凍結した登りの急カーブで脱輪をしてしまいました。スタッドレスなら行けるだろうと思っていたところ、斜面を登りきれず前進不能になり、バックしようとしたらズルズルと車体が横滑りして右前輪が側溝にin。幸い、サイドブレーキをかけると横滑りが収まる状況だったので、タイヤの周辺の雪を踏み固めて、近くにあった石をタイヤの下に入れ、凍結路上のタイヤの下にはタオルを敷いて少しずつバック。石を三つ入れたところでタイヤを車道上に復帰させることができました。スタッドレスでの運転経験が浅かったもので、凍結路ではこのくらいの坂道で前進不能になるとは思いもよらなかったです。よい勉強になりました。
(画像1枚目)問題の凍結箇所
(画像2枚目)石を入れた側溝
(画像3枚目)脱出直後の様子。車体は切り返しています
見るからにスリップしそうな路面ですね。私はもう長らく雪道を運転していませんが、運転中「滑りそうか否か」は現実運転席からの目視判断だけですから、経験だけが頼りですね。(駆動が前駆か後駆動、四駆でも差) やはり雪国育ちの人はこの点が優れているのかも知れませんね。
側溝への脱輪はハンドルが切れないとか、車体の腹が着地してしまう場合とか難儀しますね。今回は石やタオルが身近にあって、且つ怪我なくラッキーでした。
私はもう何十年も使用していませんが、タイヤ交換時には必ずレスキュー板(脱出板)1枚と軍手をトランクに入れています。"ローリング"脱出などもやったものです。
そうなんです、運転席からの視界だと「なんとかなるだろう」と思ってしまったんです。改めて凍結箇所の画像をみると「こんなん無理に決まってるじゃないか」と思えるのですが……。
クルマの損傷や自分にケガがなかったのは本当によかったです。たまたま運がよかっただけと思った方がいいんでしょうね、こういうのは。
ちなみにレスキュー板やローリング脱出とは具体的にどんなものなのでしょうか? 後学のために教えていただけるとありがたいのですが
用具の名称は忘れてしまったのですが、ネットを見ると「(脱出)スラグ」とか「脱出マット」「脱出板」等で売っています。左程高くないのでカーショップに無ければネットでも入手出来ると思います。多少弾力性がある方が効果高く安全です。
ローリング云々は確か "振り子運転"と言っていた記憶がありますが、主にタイヤが泥濘んだ場所(深雪や泥道など)にはまった際ギアを前後に切り替え用具無しで惰性で車を脱出させるテクニックのことです。これは除雪が不十分な道等で度々駆使しました。AT車では少し難しいかも知れませんね?
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