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石碑の内容をよく読むと、かつて存在したという東大芦川ダムの建設計画の中止が決定されたのが平成15(2003)年で、それを記念して石碑が建立されたのは平成17年とのこと。長野県知事だった福田康夫氏によって「脱ダム宣言」が出されたのが、これに先立つ平成13年のことですから、そういう時代の空気を反映したものであろうということは想像に難くありません。
その後、民主党政権時代(2009〜2012)に入ると「コンクリートから人へ」というスローガンが唱えられました。八ッ場ダム(奇しくも先日の群馬遠征の帰りに立ち寄ったところです)の計画が白紙撤回されたり、その決定が再撤回されたりしたことは皆さんご存知のとおりだと思います。さらに今度は相次ぐ水害で、ダムによる治水や治山が見直されるような動きも出てきています。
ここでダム建設の是非について論じるつもりはありませんが、わずか20年の間にこれだけ移ろいゆく世の流れの早さに、少しばかり気が遠くなってしまったような気がする今日この頃です。
(画像1)林道 河原小屋三の宿線にある顕彰の碑
(画像2)白井平橋の紅葉
(画像3)浅間隠山登山の帰りに立ち寄った八ッ場ダム
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