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【休日おでかけパス】https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2490
要するに、土日祝、GW、夏休み、年末年始に限って、フリーエリア内が1日2720円で乗り放題となるおトクなきっぷです。18きっぷと違い、フリーエリアは首都圏に限定されるので、群馬や福島方面には行けませんが、フリー区間に奥多摩、大月、小田原などが入っている点が重要です。これすなわち奥多摩、高尾・陣馬、丹沢などへの日帰り山行に利用できるということだからです。
自分は宇都宮在住なので、フリーエリアの始点である自治医大駅までの往復運賃(330円×2)が余分にかかりますが、たとえば日帰りで宇都宮から奥多摩まで往復する場合、通常の往復運賃が5280円のところ、なんと3380円で移動することができます。青春18きっぷだったら1日2410円なので、それに較べれば割高ですが、約2000円引きの恩恵は充分に大きい。
ただ、そんな素晴らしい休日パスにも弱点がありました。それはエリア内の駅でしか購入できないという点です。前述のように自分は宇都宮在住なので、休日パスを利用するためには自治医大駅まで直接マイカーで乗りつけるか、宇都宮駅からの乗車なら自治医大で途中下車して、改札外で休日パスを購入する必要がありました。これが地味に面倒くさかったのです。
ところが今回JR東日本のおトクなきっぷについて調べていたら、休日パスとほぼ同じ条件で使える上に、フリーエリア外の宇都宮駅でも購入可能という、夢のようなきっぷが存在することを知りました。それが「のんびりホリデーSuicaパス(以下、ホリデーパス)」です(きっぷの概要については次のリンクを参照して下さい)。
【のんびりホリデーSuicaパス】https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2682
紙のきっぷである休日パスと違い、ホリデーパスの購入にはSuicaが必要ですが、それ故なのか2670円と少しだけ安いです。以前は休日パスと同様、エリア外での購入ができなかったようですが、今年の春から購入可能範囲が拡がったようです(JR東日本もたまにはいいことするじゃないか)。利用期間、フリーエリアについては両者ほぼ同じ。ただし休日パスの方は特急運賃を払えば東北新幹線に乗車できるのに対し、ホリデーパスの方は(18きっぷと同様に)新幹線に乗りたければ別途 乗車券を購入する必要があります(ただし、このエリア内で新幹線を利用することは(自分は)ほぼないので、これはほとんど問題になりません)。
しかしなにより前述のようにエリア外の宇都宮駅でも購入できるので、自治医大で途中下車の必要がなく、そこまでの運賃も出場時にSuicaにチャージしてある分から自動で引かれるという仕様が素晴らしい。自動改札を利用できるので、乗降に関しては旧来の18きっぷより優れているとも言えます。エリアは南関東方面に限定されますが、18きっぷで登りたかった山のいくつかは、これからホリデーパスで訪れてみたいと考えています。
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