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帝釈山の南、1900ｍ台まで車で登れて、山頂まで徒歩1時間の距離です。10台は停められる駐車場があります（写真� 法�トイレも完備。
国道352から分岐して民宿の間を縫って、すぐに山に入り、舟岐川の上流を目指す林道です。8割方が未舗装のダートですが、整備の状態は良く、四駆の車両ならば苦も無く走れます。四駆でなくとも四苦八苦を厭わない車であれば問題ありません。
麓には料理の旨い舟岐館という民宿が有ります。村内には温泉施設があり、日帰り入浴が可能です。露出狂の方も安心、じゃなくて露天風呂も完備しています。農協わきの「駒の湯」の方が露天の眺めが良いようです。
仕事でお世話になっている桧枝岐村の応援ＣＭでした。
ところで、「四苦八苦」。
四苦とは人の苦しみのもとが、
生…生まれ出でること
老…齢を重ね老いること
病…病にかかること
死…死すること
にあるとする、仏教の出発点である。
八苦とは、上の四苦に重ねて、
不求得苦…求めてそれを得られぬ苦しみ
五蘊盛苦…肉体の感覚(五蘊)が盛んであるための苦しみ
愛別離苦…愛するものと別れる苦しみ
怨憎会苦…恨みや憎しみに会う苦しみ （最近は単純に憎らしい恨めしい相手に出会うことと云うよりは、憎しみ恨みの業の深さに出会うことと解している。）
の四つがある。
あわせて四苦八苦。普段よく使う言葉の意味は実に重いものである。
生まれれば苦のある世界に生きることとなり、苦の出発点に立つことになる。老いれば若さを失い、五蘊の働きを失い、病に罹りやすく、病めば死が近づき、病まずともいずれは死する。
登山者は四苦八苦をどの様に受けるものだろうか。山の楽しみのある現世に生まれ出で、五蘊盛んなればこそ山に向かい、老いて体力を失い、欲しいままに歩きたい欲求のみ有ってもそれを許されない時が来る。死せば登りようもなくなるのである。
高価な登山用具が欲しくとも、登る時間が欲しくとも…不求得苦
盛んに沸き立つ肉体が有っても登れない…五蘊盛苦
登ってもすぐに立ち去らなければならない…愛別離苦
山の中で許せぬ人間（マナーの悪い登山客や業者）に出会う。…怨憎会苦
人の業は深く、道楽はさらに深し。執着なく無心無邪気に登る登山者こそ真に楽しむ者だと思うことである。
さしあたって、拍手に執着せずにレコしますか
「四苦八苦」の意味はもっと軽く理解してましたがこんなに深いとは思いませんでした。勉強になりました
ところで10年ちょっと前に舟岐館？かその付近の民宿に泊まりました。燧ノ湯の前付近と云う事だけ思えてます。料金に見合わない沢山の料理が出たことを覚えてます。桧枝岐はひなびたところですね。今でもきっと同じでしょうね
日常使う言葉に仏教用語が多いですので、知っておくと話のネタには困りません
燧の湯も、その前の民宿も当社はお世話になっております。桧枝岐村のひなびた感じは多分ずっと変わらないと思います。変わらない方がいいとも思います。
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