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写真左 作業が終わり、山を下りるとなったときに、「jim君今日は忙しいかい。」と珍しく遠慮気味に、TMさんから鉈の研ぎを頼まれた。当然引き受けて宿に持ち帰る。困ったことに今度の宿では流しでの刃物研ぎを断られていて、仕方なく駐車場のタタキの上で研がなければいけない。手持ちの板材等と近くの廃材を組み合わせて研ぎ場を作って作業。慣れない姿勢でもなんとか研ぎあげた。人造砥石の3000番まで使って刃肉を整えてから、天然砥石の大村砥を隠し味のように掛けなおす。荒れた刃肉をまた3000番で磨いた。TMさんの現場での使用感を聞くのが楽しみだ。
今年はどの方面でもよく人の鉈を研いだり、鞘を補修したりと忙しい。限られた条件でもどうにかしてこなしているところだ。
写真右 古代律令制時代の志波城遺跡で出土した携帯用砥石。出征兵士が国元から持参したものらしい。遠くに出張っても研ぐ。昔の努力を見習いたいと思った。
律令制時代の携帯用砥石が展示されているとは、もし近くなら見てみたいと思うので場所を教えて頂けますか?
本文中、誤字がありましたので訂正いたします。あいすみません。「紫波城」→「志波城」
志波城古代公園の案内所が資料展示施設を兼ねておりまして、所在は岩手県盛岡市上鹿妻五兵ェ新田47-11です。史跡として指定されている範囲は広大ですのでご注意ください。よしなに。
ちなみに、資料の砥石は、装飾品であるという説もあるそうですが、研磨してすり減っている状態を見ると、とても装飾品には見えませんでした。
ありがとうございます
東京在住の為なかなか岩手へは足を運べませんが、機会があれば訪れたいと思います
(因みに2021年12月2日レコに江戸東京博物館で開催された縄文時代の土器等をアップしました。ご興味が有ればどうぞご覧下さい)
おはようございます。岩手以外でも、近畿地方の寺社関係の遺跡ではよく砥石が出土しているようですので、いつかは何処かでご覧いただけるかと思います。縄文土器のレコ、さっそく拝見します。敬白
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