奥白根山
- GPS
- 07:21
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 985m
コースタイム
天候 | 快晴!→晴れ&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※この日は早朝に除雪車が入り茶屋横の駐車場に止めることができました ※金精道路は12月26日正午より通行止め ※6時30分頃到着時気温はマイナス9度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・アイピケは弥陀ヶ池より上で使用 ・ワカンは五色沼避難小屋〜弥陀ヶ池間で使用(komemame) ・登山口より積雪あり。深いところで腿〜腰 ●菅沼登山口〜弥陀ヶ池 登山口から平坦な道を400〜500mほど進んだ「日光国立公園」の看板が立ったところで、 二股に分かれ進行方向右手に進みます。 樹林帯を高低差およそ500mほど登ると視界が開け弥陀ヶ池へと至り、 ここで目の前に奥白根山が飛び込んできます。 弥陀ヶ池は完全に凍結しておらず、気温が高い時は注意が必要かもしれません。 ●弥陀ヶ池〜奥白根山 弥陀ヶ池からは座禅山とのコルまで詰め、進路を南に変えて奥白根山に取り付きます。 標高2350m付近から森林限界を超え、ルンゼ状の斜面を急登していきます。 標高2520m付近でルンゼから外れ西側の斜面へ移り稜線へと出ます。 稜線に乗ってから小ピークを一つ越えると奥白根山山頂へと至ります。 ●奥白根山〜五色沼避難小屋 山頂から奥白根神社の祠のある小ピークを経由して、 東側の急斜面を高低差およそ300mを一気に下ります。 この辺り積雪が多く腰〜胸まで潜りました。 鞍部まで下って200mほど進むと避難小屋に到着です。 ●五色沼避難小屋〜弥陀ヶ池 避難小屋から五色沼までは緩やかに下っていきます。 五色沼からは五色山の鞍部を経由して弥陀ヶ池へ下りました。 |
写真
感想
先週の山登りが寒すぎたせいか平日に熱を出してしまいました。
まだ本調子ではないため、週末はちょっと軽めの山がいいかな、
ということで久しぶり(4年ぶりくらい)に奥白根山にやってきました。
先々週の山行で太郎山から見た奥白根山が真っ白でやたら凛々しかったのが
印象に残っていたのも決め手でした。
ホントは家に出る直前までそもそも山に行くかどうかも迷っていたのですが、
良い出会いもあり、結果的には大正解だったのでした。
金精道路の路面は真っ白。除雪車が行き交っていました。
菅沼に到着すると路肩にまで溢れたたくさんのクルマでこの山の人気が伺えます。
ちょうど菅沼茶屋横の駐車場の除雪が始まっており、
クルマを突っ込みますが、我が家の冬山での恒例行事となりつつある
スタックに今シーズンも早速見舞われます。
スノーシャベルでタイヤ周りを雪かきしてると、
どこかで見たことある人たちが脇を通り過ぎていきます。
そう、kamasenninさんとD-chanさんでした。
このタイミングでお声がけできればよかったのですが、
クルマが駐車場の通路を塞いでしまっていて、一刻も早く動かさねばならず…。
後から追いかけて、うまくいけばどこかで会えるかなぁと。
無事スタックから復旧してクルマを止めると
今度はなんと駐車場内で除雪車がスタックしていました。
復旧のお手伝いをしますが、何せ除雪車のタイヤはデカイ!
短時間でどうにかなるものでもなさそう。
運転手さんはすでに応援を呼んだとのことなので、
スノーショベルをお貸しして奥白根山に向けて出発しました。
出だしから雪がたっぷりで、アガります。
たくさんの人が入っていることに加えスタートも遅くなったため、
とても歩きやすくてラクさせてもらいました。
弥陀ヶ池で今シーズンお初のアイピケを装着し一気に山頂へ。
山頂で無事kamasenninさんとD-chanさんと2年ぶりの再会を果たせました。
前回は笊ヶ岳でお会いした時は急いでいてゆっくりお話できませんでしたが、
今回は山頂からラッセル気味の五色沼経由で下山までご一緒することができました。
夫婦登山あるあるで盛り上がり、いつもとは違った楽しい時間を過ごすことができました。
kamasenninさん&D-chanの記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1029243.html
冬化粧した樹林の姿、雪にまみれながらのラッセル、そしてふたたびの出会い…
家をでる前の億劫な気持ちが、「やっぱり行って良かった!」と、
いつも以上に感じる濃厚な1日でした。
朝、いきなり車のスタックではじまり、
「もう!」とイライラしながらdanyamaと脱出作戦をしていると、
その横を楽しげに歩いていく登山客のみなさん。
この日は車も多く、ひともいっぱいでした。
ブオンブオン車を前に後ろに動かしながら、
「あぁ、いいなぁ」と出発が遅れることを恨めしく思っていました。
するとdanyamaが一瞬手を止め「あ」と。
danyamaの視線を追ってみれば、なんか見え覚えのある顔。
ニコニコ顔のD-chan、そしてkamesenninnさんではないですか。
以前、笊ケ岳でお会いしたおふたり。
あのときは、もう登りに疲れて、登頂は諦めの気持ちだったのですが、
下山してきたふたりに会って、パワーをもらい、
無事歩き通すことができたのでした。
今回も、「ふたりに追いつかなくちゃー」というパワーがみなぎり(笑)、
スタック脱出にも俄然力がはいりました。
無事脱出し、いざ出発。
さすがにたくさんの人が歩いた後で、
トレースがしっかりついていて、とても歩きやすい。
すっかり冬の様相の樹林帯、とても綺麗でした。
先行されたみなさん、感謝です。
おかげさまで、スムーズに弥陀ヶ池に到着。
雪は多いとはいえ、まだまだ暖かかったのでしょうか。
朝だというのに、弥陀ヶ池の上の雪はすこしぐちゃぐちゃ溶けていました。
前に来たときは、天気がイマイチで景色が見えませんでしたが、
この日はきれいに白根山がドーンと見えて、ワクワク。
ここからは一気に急な斜面を登っていきます。
アイゼンを履いて、ひさびさの雪山って感じの登りです。
ふりかえると、男体山がよく見えました。
山頂付近に近づくと、すこし風がでてきて寒かった。
まだ寒さに慣れていないのか、この日はずっと体が冷えていました。
そうしてはやる気持ちをおさえつつ山頂へ。
いました、いましたD-chanとkamesenninnさん。
再会を喜びあい、いっしょに周回しながら下山することに。
山頂から五色沼への周回は、驚くほどの雪量でした。
いきなり腰くらいまで埋まりながら下山して、
大丈夫なのかちょっと不安になりましたが、
先行されていた方もいたので、またまたトレースに頼らせてもらいました。
途中、先行されていた方に追いつき、
その後はラッセルを交代しながら、ぞろぞろとみんなで歩くことになりました。
久しぶりのラッセル、息が上がりましたが、
後ろにみんながいるので、怠けてもいられず…笑。
短いラッセルでしたが、それでも深い雪から抜け出したときは、
いっしょに歩いたみんなとは一体感が生まれていました。
いつも大勢で歩くことがないから、新鮮で楽しかったです。
弥陀ヶ池にふたたび戻り、しばし休憩。
気温があがり、朝よりもさらに池の雪が溶けて、
落ちるんじゃないかと、ヒヤヒヤ〜。
一瞬雲に覆われていた白根山でしたが、
休憩していると太陽に照らされた白根山が顔を出しました。
晴れていると、ほんとにいいビューポイントです。
のんびり休憩した後は一気に下山です。
いつもはほぼ無言でひたすら降りるだけですが、
4人でわーわー話しながら歩きます。
ここでの話がおもしろくてあっという間でした。
「えー!そうなの!?」と驚くこと、
「うん、うんわかるー!」って思いを共有できることも。
さくっと登って、さくっと帰ろうなんて思っていたこの日でしたが、
一転、すごーく濃くたのしい1日となりました。
山に通っていると、ときどきこういうことが起きるんだよなぁ。
おつかれさまでした&ありがとうございました。
おしまい。
先日は、ラッセルお疲れ様でした。本当に感謝です。一人だったら、力尽きて遭難だったかも。恐ろしいです。みなさん疲れているのに、すばらしい笑顔。元気もらいました。もっと体力つけなきゃって思いました。天気が良くて山はきれいでしたよね。感動を共有できたことをうれしく思います。ありがとうございました。
hapiraさん
こんばんは。komemameです。
感謝だなんて、とんでもないですっ。
短い距離だったし、hapiraさんはじめみんなが応援してくれたから頑張れました!
あの時間、みんなでゾロゾロすごく楽しかったです。
本当に日曜日は天気に恵まれて、山が神々しい姿を見せてくれました。
樹林帯もシーンとしていて癒されましたね♪
私も思い出深い1日になり、お天気とみなさんに感謝です!
danyamaさん、komemameさん
こんにちわ。黄色いシューの者です。
日曜日はおつかれさまでした。
穏やかな天気と深雪で最高でしたね!
皆さんとの一体感が楽しかったです。
danyamaさんの写真、素敵です。
こんな風に撮れたらいいなーと思いました。
また、どこかでお会いしましょう!
AndyRoddickさん
こんにちは。
その節はおつかれさまでございました&ありがとうございます!
途中ボクのワカンが故障して、
ラッセルはkomemameだけの
お手伝いになってしまいスミマセンでした。
弥陀ヶ池では、池にはまらずよかったですね(笑)
あっ、ラスクありがとうございました!
甘さが身に染み渡りました。
こちらこそ、またどこかの山でお会いできるとうれしいです。
コメントいただき、ありがとうございます。
danyamaさん
komemameさん
こんばんは、はじめまして同じ日に登っていました。
danyamaさん、komemameさんのレコの写真。。。人物が浮き上がるような感じはどうやって撮っているのですか?教えて欲しいです。絞り開放で撮っているだけではないですよね。。。なにかデジタル処理が必要なのですか?
写真が素敵。。。びっくりです。
omatsuさん
こんにちは。
避難小屋までの下りの途中で引き返されていたお二人ですね。
あそこまで下ってから戻るのもタイヘンだったことと思います。
お疲れ様でございました。
写真お褒めいただきありがとうございます。
ご質問の件ですが、特に後処理はしていません。
フルサイズのセンサーと
単焦点の明るいレンズを組み合わせて開放寄りで撮っています。
ちなみにボディは5Dです。
(omatsuさんは7Dをお使いになられているようなので伝わるかなぁと)
ご参考になれば幸いです。
コメントいただきありがとうございます。
こんにちは、danyamaさん&komemameさん!
夫婦喧嘩とは完全に無縁の男・カマセンでございます(^^)v
日曜日はどうもありがとうございましたm(_ _)m
ただでさえ素晴らしい天気で最高の冬山だったのに、そんなお山でお二人と再会できてホントに嬉しかったです♪
まさか知り合いに出会うとは思ってもなかったので、一瞬ぽかーんとしてしまいすみません(^-^;
もしもお二人と出会わなかったら間違いなくピストンで下山していたと思いますが、ラッセルの方も頑張っていただきありがとうございました。
短い時間ではありましたが、山の話から深〜いことまで話ができてホントに楽しかったですね!
下山があんなに楽しかったのはホントに久しぶりです。
今振り返ってみると話し忘れたなあと思うこと多々ありますので、また機会があればぜひ山でご一緒出来れば幸いです。
基本スペックが違いますので(笑)、その時はどうかお手柔らかに(^o^)/
夫婦小競り合いマスターのカマセンさん♪
おふたりに再会できたことはもちろんなんですが、
一緒に歩けた上に、あんなことやこんなこと…
いーっぱいお話できたのがめちゃめちゃ楽しかったです。
でも、もっともっと話したかったというか、話足りないくらい!
あっという間の時間でした。
そういえば、山頂でカマセンさんにお声おかけしたとき、
たしかに、ポカーンな、怪訝そうな顔してましたね〜!笑
わたしも顔が冷えて口が回ってなかったから、
「やばっ、カマセンさんじゃないかも!?」と、
一瞬不安になったのですが、
そしたら、Dちゃんがすぐさま気付いてくれて、ホッとしました。
また山にキャンプにぜひぜひご一緒させてください!
ほんとうに思い出深い1日をありがとうございました。
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