【夢を叶える新春Trip】キリマンジャロ★マチャメルート登頂編

2017年01月01日(日) 〜 2017年01月06日(金)

• GPS: 49:04
• 距離: 58.8km
• 登り: 5,255m
• 下り: 5,396m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:15

6:10 Machame Gate
11:25 Machame Camp

2日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 3:46
• 合計: 9:40

2:22 Machame Camp
6:28 10:12 New Shira Camp
10:59 11:01 Shira 2 Camp
12:02 New Shira Camp

3日目

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:38

2:47 New Shira Camp
7:20 7:45 Lava Tower Camp
9:25 Baranco Camp

4日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 1:45
• 合計: 8:46

2:14 Baranco Camp
5:40 7:25 Karanga Camp
11:00 Barafu Camp

5日目

• 山行: 13:13
• 休憩: 3:12
• 合計: 16:25

18:05 Barafu Camp
23:37 23:44 Stella Point
0:41 0:43 キリマンジャロ
1:17 1:20 Stella Point
3:00 6:00 Barafu Camp
10:30 Mweka Camp

6日目

• 山行: 2:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:20

2:00 Mweka Camp
4:20 Mweka Gate

ログは一部手書きです。

天候

1月1日（日）・曇りのち雷雨
1月2日（月）・晴れのち雨
1月3日（火）・晴れのち雨
1月4日（水）・晴れ時々曇り、夜は強風
1月5日（木）・アタック時強風＆極寒、その後晴れ
1月6日（金）・晴れ

午前中は快晴、午後から雨、夕方〜夜間は晴れというサイクルでした。標高の高い所は風が強くて、アタック日はかなり厳しいコンディションでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

モシの中心部からマチャメルート登山口までは1時間半ほどです。

コース状況／危険箇所等

キリマンジャロは素人最高峰と言われているだけあり、コースはよく整備されていて、特別な装備や技術は必要なく、一日10km程度歩ける人なら誰でも挑戦できます。シュラフや雨具などの登山装備はレンタルできるので、何も持っていなくても大丈夫です。ガイドとポーターを付ける必要がありますが、現地のツアー会社は山ほどあるので、ノープランで現地入りしても翌日から登れると思います。

メジャールートは6つ（マラング、マチャメ、レモショ、ロンガイ、ウンブウェ、シラ）あると思いますが、一番人気は全行程小屋泊のマラングルートです。
私は小屋泊が苦手なので、テント泊で一番人気のマチャメルートを希望しました。手を使って登るような所も少しだけありますが、4日目までは大雪山を歩いているような感じです。

アタック日は深夜のうちに最終キャンプ地から1,200mの標高差を長時間かけて登り、その日のうちに2,700m下るので、この日の行程はとてもハードです。
高度障害は個人差があります。私は呼吸が浅くなる程度でしたが、吐いている人も多く、症状が重くなると命の危険もあります。高山病の薬（ダイアモックス）は使用していませんが、4日目までのペースがかなりゆっくりだったので、うまく高度順応できていたのかもしれません。

写真

1/1 7:51

2017年1月1日（日）7:50
6時間遅れで新年を迎えました。B&Bの朝食はフルーツ盛り沢山でした。タンザニアはフルーツがとても美味しくて感動しました。マンゴーは1個20円ぐらいだと思います。

1/1 8:51

ポーターに預ける荷物はキャンプサイトで使うシュラフや衣類など。自分で背負うザックは水やバッテリーなど重いものを入れているので、どちらも10kg以下でほぼ同じ重さでした。

1/1 9:36

9時ピックアップ予定でしたが、15分遅れで到着しました。アフリカ時間。車にはガイドとポーター3人がすでに乗っています。

1/1 11:03

途中、ガソリンスタンドに寄ったり、牛肉を買ったりして、10時半頃マチャメゲートに着きました。この後、手続きに時間がかかり、出発まで1時間半ほど待ちました。

1/1 10:46

水は1.5リットル支給されました。ハイドレーションに移し変えます。この他、ナルゲンにクエン酸を500ml用意してあります。

1/1 10:54

ランチパックは箱がとても大きくて、ザックに入らないので、ジップロックに入れ替えます。私は朝晩しっかり食べて、歩いている間はほとんど食べないので、ちょっと多すぎるかな。

1/1 10:57

天気は曇り。気温は20℃を超えているぐらいで、ちょうどいいです。刺すような虫はいなかったので、登山の間は虫除けは不要でした。

1/1 11:01

キリマンジャロは入山料が高いですが、クレジットカードで精算できます。$830（98,877円）支払いました。内訳がありますが、入山料$70/日、キャンプサイト$50/日、保険$20、クルー入山料$2/日　のようです。金額が合わなかったので、調べてみたら入山料にVAT（付加価値税）が18%かかるようです。

1/1 11:03

今日はマチャメキャンプまで、11km（約5時間）の道のりを歩きます。早く出発しないと日が暮れちゃう。

1/1 11:05

出発を待つ登山者たち。マチャメルートは6日で登る人と7日で登る人がいますが、3日目までは同じルートなので、他のパーティの人とも仲良くなります。

1/1 11:12

一人につき最低2名はポーターを付けるようなので、登山者よりもスタッフの方が多いです。ポーターが担げる荷物の重さは20kgまでのようです。

1/1 11:10

入口付近にいたスタッフが写真を撮ってくれたけど、皆あまり上手じゃないです。シャッターを半押しにするっていう概念がなくて、とにかく連写されます。(^^ゞ

1/1 11:27

ここのトイレは水洗でした。勢いがハンパなかった。

1/1 11:31

やっと支払。コーディネーターのDavidが私のザックを背負ってる。何だか可愛い。o(*^▽^*)o~♪
クレジットカードはVISAかMasterで。AMEXは不可です。

1/1 11:35

足回りはトレランシューズで。アタック時以外はずっとこれでした。雨でずぶ濡れになったけど、すぐに乾くので問題なし。

1/1 11:53

素敵なヘアースタイルの女性がいたので、写真を撮らせてもらいました。タンザニアの女性は髪形と洋服でお洒落を楽しんでいるようです。まぁ、どこの国も同じかな。

1/1 11:55

ガイドのDavid。コーディネーターと同じ名前なので、ややこしいです。ちょいちょいやらかしますが、かなりのベテランだと思います。めちゃくちゃスタイルが良くて8頭身あります。

1/1 12:12

2017年1月1日（日）12:10
1日目は1,800m→2,835mのマチャメキャンプまで歩きます。登山口にはゲートがあり、許可のない人は入れません。

1/1 12:13

元気で陽気なポーター達。「写真を撮って」と言う人が多かったです。基本的にポーターとは別行動で私のクルーは先に入山しているようです。

1/1 12:14

1日目はずっと樹林帯を歩きます。ブルーモンキーが見送ってくれました。

1/1 12:18

北海道の山と同じようにお花の写真を撮りながら、ポレポレ（ゆっくり）で。花の名前は分からないものも多いです。

1/1 12:21

ポーターは頭に荷物を乗せてノーハンドで歩きます。すごいバランス感覚。

1/1 12:40

この後、何度か会う最強のChineseBoy。とにかく速いです。最終日に見かけなかったので、アタック後そのまま下山したと思います。

1/1 12:46

大きなテントを運ぶポーター。高級ツアー会社はランチ休憩のためにテントを立てていましたが、そこまでやる必要があるのかと思うけど、荷が重くなればポーターの数が増えるので、彼らにとってはいいのかも。

1/1 13:02

登山道は整備されているし、ずっと一本道なので迷うことはありません。Davidとおしゃべりをしながら、のんびり歩いていきます。

1/1 13:07

途中、トイレが何箇所かあります。歩いている間は一度も使っていません。

1/1 13:07

中を覗いてみました。シンプルです。紙は捨ててもいいです。北海道の山に慣れているならば問題ないと思います。

1/1 13:08

歩き始めて1時間ほどで、雨が降ってきたので、レインの上だけを着ようとしたら、下も履いたほうがいいとアドバイスされました。

1/1 13:18

Impatiens kilimandscharica
「キリマンジャロインパチェンス」と書いてありましたが、これは固有種のようです。

1/1 13:12

これもインパチェンスの一種のようですが、キナバル山で見かけた「キナバルバルサム」によく似ています。

1/1 13:19

Davidは花には詳しくないようで、ガイドブックを見せてくれました。

1/1 13:24

お揃いのTシャツ着てる大手ツアー会社。調べたところマチャメルートで相場の倍以上。椅子もトイレも運びます。

1/1 14:38

14時半。雨が強くなってきてもレインを着ないDavid。
姿が見えないぐらい後ろを歩くようになって、何だかおかしい。「大丈夫？」って何度聞いても大丈夫って答えるだけ。ここから雷雨。

1/1 15:32

15時半、やっと雨が上がりました。だいたい2時間雨に打たれ、靴の中までぐちゃぐちゃ。レインの防水がまったく効いてなかった。

1/1 15:37

Davidが全然来ないので、一人で前進。彼は相当具合悪いんじゃないかな。シャリバテなのかなー？

1/1 15:57

このダラーッとした木が多くなってきた。

1/1 15:58

何かな？

1/1 16:04

ポーターは余裕の笑顔。
挨拶はジャンボかマンボ（こんにちは）、ハバリ（元気ですか）もあるかな。ポア（元気です）で大体成立します。

1/1 16:04

モフモフ。

1/1 16:11

歩き始めて4時間。小腹が減ってきたので、ランチタイム。水分を奪われるようなものばかりで、サンドイッチしか食べれなかった。ここでもDavidは元気がなかった。

1/1 16:27

これは、スミレの種類かな。

1/1 17:07

煙草を吸ってるポーターも多かったし、ゴミのポイ捨てが結構気になった。その辺でお花摘みをしたんだろうという紙類も。

1/1 17:24

2017年1月1日（日）17:25
歩き始めて5時間15分でマチャメキャンプに到着しました。私の足はいつもポレポレです。

1/1 17:25

登山者がキャンプ地に着いたかどうか一応確認をしているようで、サインをします。日本人の名前を見かけました。

1/1 17:56

すでにテントが用意されていて、お湯と飲み物とポップコーンを運んでくれました。ずぶ濡れだったので、すぐに着替えます。紅茶以外の飲み物は未開封だったので、最後まで開封しませんでした。

1/1 18:43

18時半過ぎに食事を運んできてくれました。いつもは全部自分でやるので変な感じ。スープとパン、メインディッシュ、デザートの順に運んでくれます。

1/1 18:50

メインはパスタでした。野菜たっぷりのビーフソースが美味しい。食事の量がかなり多かったので、半分取り分けて、残りはそのまま戻すようにしていました。

1/1 18:56

デザートはアボガドとバナナ。行動中の水分摂取は500mlほどだったので、テントの中で紅茶などを沢山飲むようにしていました。夕食後に明日のブリーフィングをして、就寝です。
深夜1時にトイレに行くと満天の星空でした。

1/2 7:07

2017年1月2日（月）7:00
5時半にスッキリ目が覚めると、外はすでにガヤガヤしていました。朝は洗面器にお湯を入れて運んでくれます。顔を洗ったり、体を拭いたり、頭を洗ったり、使い方は人それぞれ。

1/2 7:27

そして、朝食。このスープは苦手だった。
マンゴーはとても美味しいです。

1/2 7:38

トーストとソーセージとクレープ。
これも半分取った後。

1/2 7:57

私のテントは、普段使っているソロテントよりも広くて快適でした。

1/2 8:13

天気は快晴。キャンプサイトは広く、ポーターの数も多いから、ザッと100人はいるんじゃないかな。

1/2 8:15

2017年1月2日（月）8:15
2日目は、2,835m→3,750mのシラキャンプまで約6時間の行程です。アタック日以外は毎朝こんな感じかな。陽射しが強くて、日焼け止めは必須です。

1/2 8:19

ポーター達は割とのんびりしていて、濡れたものを乾かしたりしてます。歩き出すとめちゃくちゃ早い。

1/2 8:27

メルー山。キリマンジャロの後にメルー山にも登ろうかと思ったけど、滞在日数が少し足りなかった。メルー山は猛獣がいるので、レンジャーと一緒に入山します。

1/2 10:59

Gladiolus Watsonioides

1/2 11:02

この日のランチパックはDavidが持ってくれていました。何で2つに分かれてるのかな？と思ったら、右のボックスが私ので、左がDavidのだったので交換しました。この後すぐに雨が降り出したので、この後写真はありません。

1/2 12:26

2017年1月2日（月）12:25
4時間10分ほどで、シラキャンプに着きました。
この日も1時間以上雨に打たれました。もっと早く出発すればいいのに。

1/2 13:14

まだポーターが到着していないようで、小屋の中で待機。これがとても寒かった。ChineseBoyと1時間以上待ったかも。

1/2 14:10

テントの準備ができたようです。テントにはマットと小さいイスが用意されていて、預けた荷物が置いてあります。

1/2 14:08

ここで初めてコックのSlija（シージャ）と対面。

1/2 14:13

預けた荷物の中は寝袋とマット、衣類と洗面道具など。衣類は圧縮袋でコンパクトに。飲み物や行動食はジップロックで。

1/2 14:36

出発前にギリギリ間に合った特製マグ。大きめに作ったので、とても使い勝手がよかった。

1/2 15:51

やっと雨が上がったので、テントの外に出てみました。正面に見えるはずのキリマンジャロは雲の中です。

1/2 16:21

Davidがお散歩に誘ってくれたので、出かけることにしました。ヘリポートがあります。

1/2 16:32

どこに行くのかなー？と思ったら、遠くに見えるキャンプサイトに向かっているみたいです。

1/2 16:34

Helichrysum kilimanjaro
「エバーラスティングフラワー」と呼ばれている花。辺り一面この花だった。

1/2 16:37

セリ科かな？

1/2 16:52

Carduus keniensis

1/2 17:02

45分ほどでシラルートのシラ2キャンプに着きました。マチャメルートとは次のキャンプ地で合流します。

1/2 17:05

トイレはツーリスト用とポーター用に分かれています。なぜ分ける必要があるのか不思議でなりません。

1/2 17:08

ポーター達の写真を撮ります。同じウェアを着てるので、高級ガイド会社だと思います。股開きすぎ。(^^ゞ

1/2 17:14

みんな良い顔してる。彼らはとても陽気で優しい。

1/2 17:15

トランプに誘われたけど、時間がなかったので、写真だけ。

1/2 17:16

ゲストは椅子で・・・。
色々感じることがあった。

1/2 17:17

気象観測所。

1/2 17:24

夕食の時間だから、そろそろ帰ろう。
途中「昨日はとても具合が悪かったけど、今日は調子がいい」とDavidが告白した。しかも、レインを持っていなかったって。(^▽^;)

1/2 17:54

キャンプヘリポートの近くには洞窟があって、中で休憩してる人もいました。皆フレンドリー。

1/2 18:01

キリマンジャロの歌を歌い、踊りまくっているパーティは、最終日までこの調子だった。Davidがノートに歌詞を書いてくれたので、私も少し覚えた。(笑)

1/2 18:08

雲が流れ、青空が〜。標高は3,800mほどあるので、富士山と同じぐらいです。高い木はなくなってきました。

1/2 18:11

調理中の様子を覗きにきました。かなりの食料を運んでいて、イチから調理してる。ありがたいけど、ちょっとやり過ぎ。

1/2 18:29

昨日とは違う味のスープ。あのキッチンからこんなに美味しいものが出てくるんだなー。しかも、保温容器に入れて持ってきてくれる。

1/2 18:41

メインはお米と魚。これも美味しい。
半分取って、残りはポーターへ。

1/2 19:00

Davidが私を呼んだ。
外に出てみるとキリマンジャロが見えた。
そういえば、入山してから初めて見たかも。

1/2 19:15

しばらくシャワーに入れないので、スキンケアとヘアケアも時々。お肌はいつもよりツルツルだった。

1/3 6:18

3日目の朝。
私のテントとメルー山。

1/3 7:35

朝食は7時半から。
あんまり好きじゃないスープ。体には優しそうな味だけど。

1/3 7:50

パンとクレープとソーセージ。
グレープフルーツがとても美味しい。

1/3 8:02

できることは自分でやろう。
食器は除菌して返すことに。(^^ゞ

1/3 8:28

お互いのために預ける荷物には、鍵を掛けています。お散歩などでテントを長時間離れるときにはテントに鍵を掛けるように言われました。

1/3 8:34

朝はピーカン！

1/3 8:47

私の準備が終わってから、テントを片付け、パッキングをするクルー達。

1/3 8:52

2017年1月3日（火）8:50
3日目は高度順応日です。3,750m→4,600mのラバタワーキャンプまで高度を上げ、3,900mのバランコキャンプに行きます。

1/3 9:15

登山者やポーターが続々と登っていく。

1/3 9:17

Lobelia keniensis
これが大きくなると「ジャイアントセネシオ」になるんだと思う。

1/3 9:18

ここで3人の日本人に会いました。旅慣れたバックパッカー達は別々に旅をしてるんだって。何人かのパーティにした方が割安になるからね。

1/3 10:44

ポーター達は相変わらず、陽気に登っていきます。
ジャンボ。マンボ。時々「コンニチハ！」って言われる。

1/3 10:58

女性のポーターを見かけたので、ブドウ糖をプレゼント。

1/3 11:09

Helichrysum citrispinum

1/3 11:30

ポーターには高度順応は必要ないので、まっすぐ次のキャンプサイトに向かいます。

1/3 12:17

ランチのためのテント。
(-_-;ウーン

1/3 12:45

4,000mを超えたあたりから、大体300m上がる毎に呼吸が苦しくなる感じがしたので、時々立ち止まって深呼吸。ランチは揚げ物でほとんど食べられなかった。

1/3 13:19

2017年1月3日（火）13:20
ラバタワーキャンプに到着。ここで4,600m。
天気が怪しくなってきた。

1/3 13:19

ランチの残飯があちこちに捨てられてて、鳥が食べにくる。
それはチキンだよ。(^▽^;)

1/3 13:28

ヾ(・ε・。)ォィォィ
君はリスなのか？
ネズミなのか？

1/3 13:30

Davidは友達とおしゃべりに夢中。
登山の間はこうやって色んな人を眺めてる時間が長かったかも。

1/3 13:32

気温は5℃。
止まってると寒い気温。

1/3 13:44

30分ほど放置されて、出発。
David「ごめんごめん。話に夢中になっちゃってさ。」
私「知ってる。私のことを忘れたのかと思った。」
そんな会話をしながら、高度をグングンと下げていく。

1/3 14:01

ラバタワーには登れるのかな？

1/3 14:04

そして、すぐに、まっちろ。

1/3 14:12

そして、パラパラ雨が降ってきた。
「午後から天気が崩れるんだからもっと早く出たらいいんじゃないの？」って提案しても、朝は寒いからと言われ却下。

1/3 15:23

2017年1月3日（火）15:25
3日目も雨に打たれ、バランコキャンプに到着。
だ〜か〜ら〜、もっと早く出ればいいのに。

1/3 15:29

でも、クルー達は温かいお湯とポップコーンで迎えてくれる。今日はナッツまで。
(*゜▽゜)ノ

1/3 16:27

クルーとトランプしようと思って、トランプを持ってきた。カードをシュルシュルシュルって切ったら感動してた。万国共通でウケるというババ抜きから。やったことないようだけど、すぐに理解してくれた。

1/3 16:38

神経衰弱。記憶力がよくてビックリした。彼らは独特な匂いがするが、そんなことはへっちゃらさ。×ゲーム用に「カリカリ梅」を持ってきたけど、大喜びだった。酸っぱいものは好きらしい。

1/3 17:46

私のテント（右側緑）と調理用のテント（中央緑）とポーターのテント（オレンジ）
私は広いテントを一人で使っているけど、クルーは2つのテントで6人で寝ることになる。ChineseBoy（左奥黄色）とガイドは別だったけど、コックとポーターは共通だったと思う。

1/3 17:53

高級ツアー会社は専用トイレブース付き。

1/3 17:58

3日目のディナーはキュウリのスープと豆を揚げたものだった。
揚げ物はちょっと厳しかった。

1/3 18:07

メインはガッツリのポテト。

1/3 18:14

半分取って、ソースをかけていただきます。
デザートはスイカ。

1/4 0:52

夜中、トイレに起きたら、星空が信じられないほどキレイだった。ミニ三脚を持ってきたから写真を撮ってみようと思ったけど、全然ダメだった。ゴミじゃないよ。

1/4 0:53

コンタクトしてないとピントが全然合わせられない。(^^ゞ
日本でもっと練習しておけばよかった。

1/4 6:25

4日目の朝。
朝はいつも早くて、日記を書いたり、お散歩したり。
キリマンジャロがだんだん近づいてきた。

1/4 6:30

日の出は6時半頃かな。
静かでとてもいい朝だった。

1/4 6:39

水を沢山飲むように言われてたけど、行動中の水分摂取は毎日500mlだった。4日目に煮沸したお湯をもらって、念のため浄水して準備しておいた。

1/4 7:04

ソーラータイプのランタンはとても役に立った。私が忘れててもクルーが充電してくれる。チームワークが良くなってきた。

1/4 7:20

朝はお粥のようなスープだった。味が薄かったから、スープの素をそのまま入れたけど、うまく溶けなかった。(^^ゞ
お湯で溶かしてから入れるべし。

1/4 7:22

朝はだいたい同じ。
パンとクレープとソーセージ。

1/4 7:24

そして、フルーツ。
それにしても毎食フルーツが出るってすごいな。

1/4 8:11

2017年1月4日（水）8:10
4日目は3,900m→4,600mのバラフキャンプに向かいます。途中、ランチ休憩でカランガキャンプに立ち寄ります。

1/4 8:12

手を使って登るところがあるので、首から提げてる一眼レフをしまうように言われました。

1/4 8:41

急な岩場が少しあるけど、あっという間に終了。羅臼岳の山頂付近と似てるかな。ずっとなだらかな道を歩いてきたから、楽しかった。

1/4 8:41

ポーターはやっぱりノーハンド。

1/4 9:09

キャンプサイトとメルー山。

1/4 9:14

そして、キリマンジャロ。

1/4 9:25

Helichrysum meyeri-johannis

1/4 9:28

Davidの足は長い。
ネパールの山にも登ったって言ってた。

1/4 9:41

そして、絶景のバランコウォールに到着。ここはメルー山とキリマンジャロがよく見える絶景スポットだった。

1/4 9:44

皆ジャンプして写真撮ったり、横になったりして、のんびり休憩してる。

1/4 9:49

何枚か写真を撮って出発。
Davidは時々「休憩する？」と聞いてくることがあったけど「私の足は遅いけど、止まらないで歩き続けるのが好きなの。」と答えた。

1/4 9:57

Euryops dacrydioides

1/4 10:13

アップダウンを繰り返して、4,000m付近を横移動する感じです。

1/4 10:48

まるで大雪山のようななだらかな道だった。

1/4 11:09

登って。

1/4 11:10

下って。

1/4 11:35

Helichrysum newii

1/4 11:36

大きく下って、また登る。

1/4 11:41

2017年1月4日（水）11:40
カランガキャンプに到着。ここが最終の水場になると思います。ここから上は水を担ぎ上げることになります。

1/4 12:24

マチャメルート7日間の場合は、ここで1泊すると思います。

1/4 11:42

コック集団。みんなのランチを作ってます。

1/4 11:53

ランチが出来るまで周囲をお散歩しよう。
「ねぇ、David。あの岩の上に立つから写真撮って。」

1/4 11:56

立ち木のポーズ。
足が全然上がってない。(^▽^;)

1/4 12:03

ポーターのMarco。彼は英語が話せるからトランプの時に通訳をしてくれた。

1/4 12:08

ChineseBoy。22歳で学生の彼は、2ヶ月間アフリカを旅しているんだって。

1/4 12:09

Arc'teryxのAtom LTフーディは、どんな時も私の身を守ってくれた。これがなかったら山頂アタックはできなかったと思う。北海道からアフリカまで、本当に使える1枚。

1/4 12:21

とてもシャイでほとんど話をしなかったポーターのDismas。ChineseBoyのウェイターをしていて、最終日には見かけなかったから先に下山したんだと思う。

1/4 12:27

ポーターのSadd（サディ）。身体能力がとても高く、股割りやバク転も見せてくれた。私がキャンプサイトに着くと、手を引いてエスコートしてくれた。

1/4 12:28

ランチはフライドチキン、フライドポテト、フライドキャロット。揚げ物多いな。(^^ゞ
そして、フルーツ。

1/4 13:23

ここで1時間半も休憩してる。足が重くなるから、長く休むのは好きじゃないんだけどね。

1/4 13:25

ChineseBoyのガイドは、半年間日本語を勉強したようで、日本語が上手だった。ザックにはスマホの充電ができるソーラーパネルを付けてる。でかっ。

1/4 14:06

天気はコロコロ変わって、太陽が出れば暖かいし、そうでなければ寒かった。こまめにレイヤーを調整して、ちょうどいい状態を保つようにしながら、深呼吸をしてゆっくり進む。

1/4 15:53

私の足が遅いのを見かねたのか、Davidは私のザックを背負うと何度か言ってくれた。一度だけ背負ってもらったけど、その後は「Oneself（自分自身で）」と答えるようにした。

1/4 15:53

おっ、キャンプサイトが見えてきた。

1/4 16:26

見えてるけど、なかなか辿り着かない。十勝岳の最後の登りみたいだった。

1/4 16:53

風が強く、雲の流れが早い。

1/4 16:55

キリマンジャロは、西から標高3,962mのシラ峰、標高5,895mのキボ峰 、標高5,149mのマウエンジ峰の3つから成っていて、先に見えるのがマウエンジ峰です。

1/4 17:01

2017年1月4日（水）17:00
バラフキャンプに到着。ここが山頂アタックの最終キャンプ地になります。

1/4 17:04

雲が流れ、キリマンジャロ最高峰のキボ峰（5,895m）が見えてきました。ここから標高差1,200m（参考タイム7時間）です。

1/4 17:09

私のテントからマウエンジ峰がキレイに見えました。マウエンジ峰には一般の登山ルートはないようですが、$750でテクニカルクライミングが出来るみたいです。

1/4 17:41

バッテリー温存のため、カメラとバッテリー類はいつもこんな風に帽子に入れ、一緒にシュラフで寝てました。

1/4 19:01

19時夕食。すごく風が強くなってきて、テントが飛ばされそうだった。食欲は全然なかったけど、食べやすいスープとフルーツは流し込む感じで。

1/4 19:12

メインはマカロニ。標高が上がるにつれて、かなり食が細くなってきた。食べないと歩けないので、無理矢理食べた。すごい風でウェイターも食器を取りに来ない・・・。風はどんどん強くなり、こんな天気でアタックするの？という状況になった。せっかくここまで来たけど、こんな状況で先に進むのは危険すぎる。

1/5 0:02

2017年1月5日（木）00:05
夜中、テントの端に置いておいたポットが風で倒れ、ガシャーンと大きな音が鳴り響き、中のお湯がテント内に流れた・・・。ほとんど眠れず、23時になっても何の声もかからなかった。
12時少し前に「行けるか？」とDavidがやってきた。「こんな天気でも行くの？」と辺りを見渡すと、多くのパーティはアタックを開始していた。停滞とか撤退という文字はないんだろう。

ガイドとしてどうかと思うが、Davidのヘッドライトは壊れていて、誰かから借りたライトを手で持っていた。
手袋は防寒テムレスを使ったが、レイヤリングをしたり、行動食を食べるときに手袋を脱ぐ必要があり、指先から冷たくなって、だんだん感覚がなくなっていった。インナーを用意しておけばよかった。

満天の星空だったけど、足元しか見ていなかった。歩いている間は、時間や高度は見なかったし、Davidにあとどのぐらいか尋ねることもこともしなかった。とにかく7時間歩くことだけを考えていた。標高が上がるにつれて、高山病の症状が悪化する人も多く、吐いている人やリタイヤする人も出てきた。

風を除けられる場所などなく、寒さとの戦いだった。お湯を飲んだ直後に一気に体が震えだし、低体温症の初期症状だと思った。動き出す時に「ゆっくり」とDavidが言った。Davidのザックの紐を掴むと、ペースがグンと上がった。手を握ってくれたり、体を温めてくれた。

途中、呼吸が辛くなることはあっても、少し立ち止まって深呼吸をすれば、また歩ける。Davidは何度か私に「引き返すか？」と尋ね、私は全ての質問に「ノー」と答えた。内心は「もういいんじゃないか」と思うことが何度もあった。Davidは前日まで鼻をかんでいたハンカチで何度も涙を拭っていた。

1/5 6:42

2017年1月5日（木）06:40
ステラポイントに着いても、立ち止まることは許されず、そのままウフルへ向かう。「ウフルまであと1時間半だ」とDavidが言った。空はうっすらと明るくなり、大好きな黎明の時を迎えた。寒さと睡魔で意識は朦朧としていて、少しずつ昇る太陽と一緒にピークに着いた。

「おめでとう。早くカメラを出して。時間は？」

1/5 6:42

「あっ、着いた」そんな感じだった。

風は山頂までずっと強いままで、一瞬も止むことはなく、時々真っ直ぐ立っていられないほどだった。前に進むことしか考えていなくて、山頂に着いてもそれほど大きな感動はなかった。気温を確認するのを忘れてしまったけど、マイナス20度以下だったと思う。胸の中に入れておいたクエン酸までシャーベットになっていた。

1/5 6:43

私よりもDavidの方が喜んでいたかもしれない。
途中で手袋を交換してくれた。ピチピチのテムレスを履いて、万歳してる。それまでずっとポレポレだったのに予想以上の好タイムだったのか「グッジョブ」と褒めてくれた。

1/5 6:44

山頂にいたのは、たった2分だった。もっとゆっくり写真を撮りたかったのに、Davidはそれを許してくれなかった。途中、私をサクッと抜いていったChineseBoyのiPhoneは山頂で起動しなかったようで、写真が撮れなかったと後日メールが届いた。

1/5 6:44

キリマンジャロの氷河はあと20年ほどでなくなってしまうと言われている。もっと近くまで見に行きたかったのに。

1/5 6:44

今日もまた新しい一日が始まる。2017年の幕開けはキリマンジャロからスタートできた。とても大変だったけど、止まらなければ辿り着くからね。

1/5 6:44

太陽が昇ると、さっきまでなんでもなかった道がツルツルになってきた。アイゼンを付けている人はいなかったけど、太陽の熱で解けた雪が強風でパッキングされ、強烈なアイスバーンになっていく。

1/5 6:45

今日もメルー山は美しかった。次に来る機会があれば、あっちにも登ってみよう。

1/5 6:45

山頂には続々と人が集まってきて、みんな歓喜の声を上げていた。私ももうちょっと居たいんですけどっ。

1/5 6:46

もっとゆっくり写真を撮りたかったのに、先を急がされる。私よりもDavidの方が寒かったのかもしれない。こんなにハードな日は滅多にないようだし。(^^ゞ

1/5 7:18

ステラポイントで記念撮影。GPSによるとここから山頂までの上りは1時間10分、下りは35分ほどだった。

1/5 7:21

今日はここからバランコキャンプまで下りて、仮眠した後、さらに下のムエカキャンプまで下る長丁場。ここにきてやっと風が止んできた・・・。(-_-;)

1/5 9:18

こんなところ登っていったんだというザレ場を睡魔に襲われながら下りていく。日焼け止めを塗っていなくて、ここで鼻の皮が剥けるほど日焼けした。ステラポイントから2時間20分でキャンプサイトに到着。寝ながら歩いてたような気がする。

1/5 11:09

テントに戻るとウェイターが軽食を用意してくれたけど、マンゴージュースを飲んだ直後に猛烈な吐き気に襲われて、食べられなかった。携帯トイレに吐こうと準備をしたものの何とか落ち着いたのでセーフ。寒さと高度と睡眠不足と暑さで体がおかしくなったのかもしれない。

1/5 12:04

2017年1月5日（木）12:00
2時間爆睡したらすっかり元気になった。やっぱり睡眠が一番大事だと思う。
o(*^▽^*)o~♪

1/5 12:43

マチャメルートは、上りと下りのルートが違うので、違う景色を見ながら歩けるので人気がある。下りはムエカルートを使う。Davidは空身だったけど「ザックを背負うか？」とは聞いてこなかった。ケガ人を運ぶ担架。

1/5 12:46

こちらはケガ人搬送用の一輪車。

1/5 14:15

途中、ハイキャンプで小休止。5分休憩って言っても15分は待たされる。アフリカ時間。

1/5 14:17

ベンチに座ってボーっとしてたら、ケガ人が運ばれてきた。あの一輪車にマットをクッションにして、すごい勢いで運んでいく。

1/5 14:48

Helichrysum cymosum

1/5 15:03

山頂に着いた時は、もうキリマンジャロは登らなくていいかなと思ったけど、こうやって下ってくるうちに今度は別のルートで登りたいなとか思っちゃう。

1/5 15:05

だんだん緑が増えてきて、植生が変わってきた。

1/5 15:11

Protea kilimandscharica
「日本の国花は何？」と聞かれて「桜かな？」と答えたけど、これがタンザニアの国花「プロテア」。

1/5 15:11

これが蕾。

1/5 15:15

山頂アタックした人と「ひどい天気だった。とても寒かった。」と会話を交わす。みんな疲れて同じ感想だったけど、その分達成感は大きいかもしれない。

1/5 15:22

一輪車が戻ってきた。
40kgあるんだって。

1/5 15:24

そしてすぐに2台目が。今日は2人搬送された模様。さっきの人を入れると3人かな。

1/5 16:16

Kniphofia thomsonii
「レッドホットポーカー」と呼ばれていて、いずれは赤くなるようです。

1/5 16:28

日本人3人組も無事に登頂したそうで、キャンプサイト近くで一緒になった。あの強風は何だったのっていうぐらいポカポカして、空気が濃い。

1/5 16:29

2017年1月5日（木）16:30
ムエカキャンプに到着。ここで1泊して明日下山します。

1/5 16:34

キャンプサイトに着いたら事務所で、こんな風にノートに記入します。

1/5 17:33

食欲も戻ってきて、キュウリのスープから。

1/5 17:44

メインはライス。トマトベースのソースが美味しい。

1/5 18:04

お湯をもらって抹茶プリンを作ります。テントの外で冷やしておけば朝までには出来上がります。

1/5 19:46

チップの準備。あらかじめ用意していた金額よりも増額しましたが、クルーの人数にやや疑問があったので、ポーター$40×4人、コック$50、ガイド$80で合計$290にしました。

1/6 6:52

6日目の朝食。
最後までフルーツが出てくるのがすごい。

1/6 7:12

コックに抹茶プリンを食べさせてみると、口に合わなかったかな。あまり美味しそうじゃない。(^▽^;)

1/6 7:14

山頂まで持っていったけど、出せなかったマグ。いい働きをしてくれた。それまでコーヒーを飲んでいなかったけど、ここでコーヒーを飲みながらキリマンジャロに乾杯。

1/6 7:34

ここのトイレは洋式だったけど、和式の方がいいかも。

1/6 7:40

Saadの靴。
とても印象的だった。彼のために私の靴を置いてきたけど、サイズ合うかな。

1/6 7:46

キリマンジャロの歌を歌い踊いまくるパーティ。チップをもらう前の儀式かな。西洋人は多くを要求し、沢山のチップを沢山払うと言われていますが、チップの習慣がない日本人には難しいな。

1/6 7:50

下山前にクルーと記念撮影。Dismasは先に下山していていなかった。登山口に着いた時にはもう姿が見えない人もいたから、ここで撮って正解だった。お気に入りの1枚。

1/6 7:57

ポーターにもそれぞれメインの役割があります。
Saadは皿洗いがメイン。

1/6 9:14

テントクルーのMarco。ポーターの仕事は大変だけど、色んな人に出会えるから楽しいって言ってた。

1/6 9:14

ウェイターのSteven。英語は私と同じレベルだったからとても分かりやすかった。

1/6 8:57

そして、ガイドのDavidは今日も空身だった。(-_-;)
ガイドになるまでの下積みは結構長いみたい。一緒にいる時間が長いから身の上話も色々聞いた。

1/6 9:11

彼の身長は184cmあります。ホント顔ちっちゃい。

1/6 9:13

途中で抜かれたはずのポーター達をいつの間にか追い越してた。ここで一気に抜かされた。後姿はコックのSlija。彼は最後まで私を信用してなかったと思う。

1/6 9:35

ポーター達が休憩してると・・・

1/6 9:35

救急車がやってきた。

1/6 9:35

「広域消防本部」って書いてある。(^^ゞ
バックする時は日本語で「ご注意下さい、ご注意下さい」って言ってるから、通訳したら大笑いしてた。

1/6 9:37

Davidは時々私を放置したけど、優秀なガイドだった。明日からのサファリに一緒に行きたいと言ってたけど、何か問題があったのかダメになったみたい。

1/6 9:37

ポーター達は相変わらず重い荷物を背負う。
下山したら家族や友達と会うんだろう。最後はゆっくり写真を撮りながら、残りの時間をめいっぱい噛み締めた。

1/6 9:49

オトギリに似てる。

1/6 9:50

ランの種類かな？

1/6 10:02

白と黒のコロバスモンキーが迎えてくれた。

1/6 10:07

もう登山口は近いんだろう。
車の音や人の声が聞こえてきた。

1/6 10:15

朝顔みたい。ちょっと大きかった。

1/6 10:16

あっ、見えた。

1/6 10:18

すでに迎えが来ていて、ちゃんと情報は伝わってる。
ガイドのDavidとコーディネーターのDavid。

1/6 10:21

2017年1月6日（金）10:20
下山完了。事務所にサインをしにいき、登頂証明書をその場で作ってくれます。

1/6 10:25

車に戻ると、すでにポーターの何人かはいなくなっていた。最後の挨拶もできないなんて・・・。

1/6 10:30

日本へのお土産にコーヒーとカシューナッツを買いたいと伝えておいたけど、登山口近くの大きなお土産屋さんに連れて行かれた。キリマンジャロ登頂の余韻を残して、こういう店に入ると余計なものまで買っちゃうパターンだ。

1/6 10:30

庭にはブリキの動物がいた。

1/6 10:31

店内は広くキレイ。クレジットカードも使える。

1/6 10:32

縫製は雑だし、日本で買った方が安いんじゃないというものも多かった。町で交渉しながら買う方が好きなんだけどね。

1/6 10:51

それでも、立ち寄ってくれたんだから、何か買おう。
コーヒーはカラフルな布に包まれていて、お土産によさそうだった（高いけど）。あとは石鹸とカラフルなバッグを少し見繕った。電波が届かないのかクレジットカードが切れなくて外で決済。(笑)

1/6 10:54

ティンガティンガも沢山あったけど、大き過ぎるよ。持って帰れないじゃないか。

1/6 11:14

その後、コーヒー農園に立ち寄り見学。
といっても、Davidが説明してくれるだけで、後は適当に写真を撮って終わりだった。

1/6 11:15

現地の人がコーヒーを飲んでいるところはほとんど見なかった。砂糖をたっぷり入れた紅茶を飲む人の方が圧倒的に多かった。そういえば、私も紅茶ばかりだったかも。

1/6 11:16

コーヒーの実。収穫できるようになるまで3年かかるそうです。

1/6 11:48

30分ほど走って、ガイドのDavidとお別れ。
マグとヘッドライトをプレゼント。あんなに長い時間歩くんだから、ヘッデンは大事だもの。とても嬉しそう。

1/6 12:39

モシの町に戻り、ホテルにチェックイン。
少しオマケしてくれたようで、$50→$40にしてくれました。エアコンが付いていたので快適でした。

1/6 12:39

バスルームには石鹸だけ。最後までお湯の出し方が分からなかったけど、暑くて乾燥してるので、すぐに乾きます。

1/6 14:06

ホテルの周りを探索してみます。カメラはコンデジで。人の写真を撮る時は確認してから。嫌がる人が多かったです。

1/6 14:07

私はとてつもない方向音痴なので、振り返ってホテルの写真を撮っておきます。

1/6 14:08

路地裏を覗くと髪を編んでるがいたので、見せてもらいました。「貴方もやってみたら？」と言われて、1時間後に来ることにしました。

1/6 14:16

車は日本車ばかり。

1/6 14:50

お腹が空いたので、レストランに入ってみます。働いているのは女性ばかりでした。

1/6 14:29

チキンと山盛りポテトに紅茶をつけて4,500TZS（約230円）でした。US$で支払うときは切り上げて計算されるので割高になります。

1/6 17:50

さっきの美容室に戻り、私も髪を編んでもらうことに。待ってる間にネイルとフットマッサージもしてもらった。
13歳の娘さんが帰ってきて、髪を編むのを手伝ってくれた。

1/6 17:58

出来た。(笑)
$30って言われたけど、本当はもっと安いと思うけどね。2時間以上かかってるし、こんな経験滅多に出来ないから。労力に見合う報酬を払いたい。

1/6 18:03

予定外の出費でお金が$7しか残ってなーい。と思ってたら、コーディネーターのDavidが様子を見に来たので、ATMに連れて行ってもらって、現地通貨引き出し。

1/6 19:47

夕食はホテルの上の階にあるレストランで。ビールが美味しかった。本当はクルーにビールをご馳走してあげたかったけど、皆にお別れも言えなかったのが心残りだった。
あまりいいコンディションではなかったけど、無事にキリマンジャロ登山が終わりました。明日からサファリです。

TOP画

撮影機器：

Df ニコン

COOLPIX A10 ニコン

感想

dominon

2016年12月30日（金）〜2017年1月12日（木）まで、タンザニアに行ってきました。

当初はキリマンジャロ登山が目的でしたが、予定以上の内容でとても濃厚な日々を過ごすことができました。しばらく余韻に浸っていると思います。

レコはまだ不十分なので、ぼちぼち加筆・訂正していきます。これからサファリレコとまとめレコを書く予定です。

色々感じたことがありますが、ここには書けないことや載せられない写真も多いので、あとは本にしようと思います。

【服装・装備について】
キリマンジャロ登山のために購入した衣類やギアはありません。北海道の真夏〜真冬の装備があれば問題ないと思います。シュラフはモンベル#3ですが、寒い時は着るようにしていたので特に問題なかったです。標高の高いキャンプ地ではテントが凍ることもありましたが、9月の大雪山と同じぐらいでした。
アタック時は冬用のベースレイヤー、フリース、フーディの上にレインウェアにしましたが、 強風でとても寒かったです。冬用のアウターを持っていけばよかったです。インナーダウンを持っていたのに テントに置いたままでした。
頭部は耳まで隠れるニット帽とバラクラバ、ネックウォーマーで完全防備したので、問題なかったです。
手袋は防寒テムレスのみにしましたが、行動食を食べるときに素手になることがあり、とても寒かったです。インナーが必要でした。

【関連レコ】
キリマンジャロ★準備＆出発編
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1029696.html

キリマンジャロ★サファリキャンプ編
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1029704.html

キリマンジャロ★マサイ村＆まとめ編
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1029705.html

コメント

whippet

こんにちは
お疲れ様でした。

もしかして、キリマンジャロ行ったのかな？と思って調べたらやっぱり行ったんですね〜さすがです。
私の目標でもあったキリマンジャロでしたがdominonさんの素晴らしいヤマレコ見て、自分は高い料金払ってツアーで行くしかないと思いました。
その時はご指導と御鞭撻の程、よろしくお願いします。

dominon

Re: こんにちは
whippetさん、こんにちは。いつものことですが、長いレコ最後まで読んでくれたんですね。
もうちょっとで完結すると思います。^^;

日本からのツアーはかなり高いですよね。私は団体行動がとても苦手だし、自分の好きなプランにしたかったので、現地のツアー会社に直接お願いしました。英語は中学生レベルですが、翻訳サイトの精度もかなり良くなっているので、何とかなります。帰国後もやり取りしているので、コーディネーター紹介しますよ。

アタック日はとてもハードでしたが、毎日が濃厚で素晴らしい経験が出来ました。ぜひ挑戦してみて下さい！

ikedaseiji

行動中の飲料水について教えて下さい。
度々すみません。
高度に身体が巧く順応されているのですね！羨ましいです。

タイトル記載の点についてです。
初日以外の飲み水は、コックによって煮沸されたものを浄水されて飲まれていたのでしょうか？私も飲み水に関しては正直なところびびっています。

dominon

Re: 行動中の飲料水について教えて下さい。
こんにちは。
私は普段から水分摂取が少ない方ですが、前半3日間は雨が降ったこともあり、1日500mlほどしか飲んでいなくて、初日にもらったミネラルウォーター（1.5リットル）が3日目まで持ちました。水がなくなれば、煮沸したお湯を用意してくれますが、最初のうちは浄水していましたが、最終日になると全然気にならなくなり、浄水せずにそのまま飲んでいましたね。(^^ゞ

水分に関しては、1日2リットルぐらいは飲んだ方が高山病対策にもいいと思うので、キャンプサイトについてから、紅茶やスープなどで補給するようにしました。

私は歩くのが元々かなり遅いので、ゆっくり高度順応できていたのだと思います。呼吸が辛くなることもありましたが、立ち止まって深呼吸をすればまた歩けました。合言葉は「ポレポレ」です。

ikedaseiji

Re[2]: 行動中の飲料水について教えて下さい。
早々のご返信本当にありがとうございます！これからも時々お邪魔してしまうかもしれませんがどうぞ宜しくお願い致します。

dominon

Re[3]: 行動中の飲料水について教えて下さい。
どういたしまして。
準備期間は色々気になることがありますよね。特に口にするものなので、衛生面は心配ですよね。お腹壊したら大変だし。^^;
いたれりつくせりの内容ですから、自分ですることがないぐらいやってくれます。
クルーとの距離を縮めておくといいと思いますよ。仕事とはいえ、行動を共にする仲間ですから、良いボスだとクルーの働きぶりも違うと思います。