甲斐駒ケ岳 (竹宇駒ケ岳神社より三大急登を)

2011年04月03日(日) 〜 2011年04月04日(月)

• GPS: 29:07
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,438m
• 下り: 2,441m

コースタイム

1日目:　8:00駒ケ岳神社-10:30笹の平-14:00刀利天狗-16:40七丈小屋　(小屋泊)
2日目:　5:20小屋-6:20八合目-7:40山頂8:00-9:20小屋10:00-13:00神社

天候

晴れ、微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央高速須玉ICから30分。駐車場はたっぷり。紅葉の季節以外は心配ないでしょう。

コース状況／危険箇所等

・トレースはしっかり。雪は1500mの笹の平付近から。1800mからは完全な雪道。アイゼンは笹の平で早めに装着。ワカンやスノーシューはもういらないでしょう。

・昔は危険箇所だった刃渡り(2000m)は、2年前に新しい鎖ができてぐっと歩きやすい。5合目から7合目までは鎖、梯子の連続。特に下りは注意。

・7合目小屋から頂上までの危険箇所は1箇所。急坂で梯子や鎖無し。足を滑らすと谷へまっさかさま。

・全体を通じ無雪期でも一定の技術を必要とするルート。赤岳の積雪期地蔵尾根や無雪期の真教寺尾根・県界尾根より難しいと感じた。無論体力は標高差2200mなので、もっと必要です。

写真

4/2 7:56

朝の竹宇駒ケ岳神社駐車場。高速須玉IC下りて、道の駅を左折してからは看板があります。

4/2 8:07

神社から暫くは渓谷遊歩道と同じルート。

4/2 8:24

この看板から先が黒戸尾根ルート。日本三大急登の一つでも最もキツイそう。

4/7 21:29

雪が出てきます。

4/2 13:14

刃渡り。ここはちょろい。

4/2 13:14

振り返って八ヶ岳。

4/2 13:53

とりしてん。埋まってます。

4/2 14:47

5合目小屋の廃屋跡。絶好のテント場でもある。

4/2 14:57

斜度80度くらい。登りきると7丈小屋。

4/3 5:33

翌朝の八ヶ岳。風の無い静かな朝。

4/3 6:24

7丈小屋から8合目までは一部ラッセル気味の急坂。

4/3 6:24

8合目先から見える甲斐駒山頂方面。ちょっとだけセッピっぽいものも。

4/3 7:41

8合目から数箇所難所を通過すると山頂。

4/3 7:42

山頂からの仙丈ケ岳。

4/3 7:42

北岳。やはり存在感抜群。

4/3 7:42

鳳凰三山。

4/3 7:43

八ヶ岳。

4/3 7:43

乗鞍と笠ヶ岳方面かな?ちと自信なし。

4/3 7:44

木曽駒と奥は、、、、。

4/3 7:45

山頂朝8時、気温マイナス12度。

4/3 7:49

三角点。

4/3 9:51

小屋まで下って。小屋内に水はたっぷり。

4/3 9:51

小屋内部全景。あったかい。

4/3 10:01

第一小屋。

4/3 10:37

下りの階段は慎重に。。。

4/3 11:28

刃渡りを過ぎれば後は安全。

4/3 13:01

最後に吊橋を渡ると神社です。

撮影機器：

μ TOUGH-6010 オリンパス

感想

びっとる

・冬の間に肥え太ってしまい体重5kgアップ。仕事多忙で山が遠ざかってしまっていたが、鍛錬を兼ねて1年半前に日帰りしたルートへ再挑戦。案の定、登りに手間取って7合目の小屋まで8時間半。最後はシャリバテで10歩歩んで3分休むという悲惨な状態に、、、。地図上の標準タイム7時間を1.5時間オーバーです。

・4月に入って、春山シーズンですね。頂上からは北岳、仙丈ケ岳、鳳凰3山、中央アルプスが一望できる甲斐駒は名山と改めて感じました。スーパー林道が開通すると騒がしくなりますが、今のシーズンは静かな山行が楽しめます。ボチボチ、リハビリしながらちょっとずつ登山再開しようかと。

コメント

アルプス岳

山座同定
BittoR さん　こんばんは
黒戸尾根お疲れさまでした。7合目の小屋の水は、屋根から樋で集めた雨水がポリタンクに流れてくるのでしょうか？

可視見〜る3Dで、山名確認しました。

・18枚目　乗鞍岳-(手前：鉢盛山)-焼岳(小さな△)-笠ヶ岳-西穂高岳　奥穂高岳はぎりぎり見えていないと思われます。
・19枚目　中央アルプス（高い白い山が木曽駒ヶ岳）、その右奥の台形の白い山は御嶽山、そのさらに右奥は白山と思われます。

びっとる

同定どうもでした。
御嶽、白山まで見えてましたか、、、。ありがとうございました。山名が分かってくると登山の楽しみが増えます。