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Yamareco

記録ID: 1067206
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/硫黄岳

2017年02月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:41
距離
14.4km
登り
1,182m
下り
1,182m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:49
休憩
1:39
合計
8:28
4:25
8
4:33
4:33
40
5:13
5:24
49
6:13
6:51
8
7:04
7:10
134
9:24
9:26
32
9:58
10:09
12
10:21
10:22
50
11:12
11:12
5
11:21
11:44
34
12:18
12:22
28
12:50
12:50
3
12:53
赤岳山荘
天候 晴れ後曇り(-7℃〜1℃)
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
美濃戸赤岳山荘の駐車場を利用。1000円/日。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
美濃戸からブル径終点までは特に問題無し。
ブル径終点から赤岳鉱泉も問題無いのだがこの日はトレースが無く、橋を渡った後で戸惑うこともあった。
赤岳鉱泉から硫黄岳までもトレースが無かった。樹々の赤布や黄色テープが目印になるが、割合と間隔があり見失いやすい。
赤岩の頭からは強風で雪が飛ばされ凍結した地面が露出しているのでアイゼンを装着した方が良い。
◆登山ポスト
赤岳山荘の黄色いポストに投函。
赤岳山荘の駐車場を出発。赤岳鉱泉に着く頃には明るいはずだ。半月が明るくブル径の間はヘッデンも無くても良かった。この時点で-3℃。八ヶ岳にしては寒く無い。
2017年02月18日 04:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 4:29
赤岳山荘の駐車場を出発。赤岳鉱泉に着く頃には明るいはずだ。半月が明るくブル径の間はヘッデンも無くても良かった。この時点で-3℃。八ヶ岳にしては寒く無い。
驚いたことにブル径終点から赤岳鉱泉までトレースが無かった。夜明け前だが大同心が見える位の明るさになってきた。
2017年02月18日 06:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:04
驚いたことにブル径終点から赤岳鉱泉までトレースが無かった。夜明け前だが大同心が見える位の明るさになってきた。
赤岳鉱泉に到着。休憩所一番乗りだった。アイスキャンディーも立派なもんだ。
2017年02月18日 06:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:11
赤岳鉱泉に到着。休憩所一番乗りだった。アイスキャンディーも立派なもんだ。
赤岳鉱泉の休憩所にアイスキャンディーの使用規定が掲げられている。ここで-7℃。手袋を暖かいものに取替えて一旦脱いだフリースを再度着込む。
2017年02月18日 06:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:37
赤岳鉱泉の休憩所にアイスキャンディーの使用規定が掲げられている。ここで-7℃。手袋を暖かいものに取替えて一旦脱いだフリースを再度着込む。
赤岳鉱泉の屋根付きベンチ 宿泊禁止の注意書きあり
2017年02月18日 06:40撮影 by  SO-02H, Sony
2/18 6:40
赤岳鉱泉の屋根付きベンチ 宿泊禁止の注意書きあり
アイスキャンディーを脇に西側を望むと青空が広がっていた。
2017年02月18日 06:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:46
アイスキャンディーを脇に西側を望むと青空が広がっていた。
樹林の間から赤岩の頭が見える。
2017年02月18日 06:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:47
樹林の間から赤岩の頭が見える。
美濃戸中山越しに赤岳と阿弥陀が頭を覗かせている。休憩中に数パーティが上がって来た。
2017年02月18日 06:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:47
美濃戸中山越しに赤岳と阿弥陀が頭を覗かせている。休憩中に数パーティが上がって来た。
13Kさんも僕も記憶があやふや。Aki-CLさんが小屋の前からのルートを覚えていた。出だしはロープが張ってある。
2017年02月18日 06:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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13Kさんも僕も記憶があやふや。Aki-CLさんが小屋の前からのルートを覚えていた。出だしはロープが張ってある。
樹林の中を歩む。ここもトレースは無い。
2017年02月18日 06:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:55
樹林の中を歩む。ここもトレースは無い。
大同心沢を飛んで越える。沢への踏み跡はこの時間は未だ無い。
2017年02月18日 06:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 6:58
大同心沢を飛んで越える。沢への踏み跡はこの時間は未だ無い。
裏同心沢からの大同心の眺め。大分と近づいた。
2017年02月18日 07:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:04
裏同心沢からの大同心の眺め。大分と近づいた。
ジョウゴ沢を渡るところ。真っ直ぐ進んで「わかん!」と悶えるAki-CLさん。ジョウゴ沢を渡るのは20m程上流に昇るのだった。
2017年02月18日 07:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:06
ジョウゴ沢を渡るところ。真っ直ぐ進んで「わかん!」と悶えるAki-CLさん。ジョウゴ沢を渡るのは20m程上流に昇るのだった。
ジョウゴ沢からの大同心、小同心の偉容。
2017年02月18日 07:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:09
ジョウゴ沢からの大同心、小同心の偉容。
凍り付いたコメツガの葉っぱ。
2017年02月18日 07:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
2/18 7:11
凍り付いたコメツガの葉っぱ。
13Kさんが先頭を行くがここもトレース無し。
2017年02月18日 07:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:19
13Kさんが先頭を行くがここもトレース無し。
赤布、赤テープは頼りにするには少なく、雰囲気を感じながらのルートファインディングをしながら九十九折りに尾根に登って行く。
2017年02月18日 07:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:25
赤布、赤テープは頼りにするには少なく、雰囲気を感じながらのルートファインディングをしながら九十九折りに尾根に登って行く。
振り返ると樹間から御嶽が望めた。結構高くなって来た。
2017年02月18日 07:27撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:27
振り返ると樹間から御嶽が望めた。結構高くなって来た。
少し右に転じてこちらは峰ノ松目。
2017年02月18日 07:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:30
少し右に転じてこちらは峰ノ松目。
エビの尻尾。でも未だ樹林だからか風は無い。
2017年02月18日 07:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:34
エビの尻尾。でも未だ樹林だからか風は無い。
こうした赤布がたまにある。実に閑かだ。
2017年02月18日 07:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 7:36
こうした赤布がたまにある。実に閑かだ。
朝陽が横岳の上から射して来た。
2017年02月18日 08:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 8:06
朝陽が横岳の上から射して来た。
少し樹々が薄くなって来た感じがする。赤岳鉱泉を出て2時間近くなるしそろそろ小休止したいんですが…。
2017年02月18日 08:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 8:24
少し樹々が薄くなって来た感じがする。赤岳鉱泉を出て2時間近くなるしそろそろ小休止したいんですが…。
横岳から赤岳の展望もこのようにくっきりと見えてきた。素晴らしい。
2017年02月18日 08:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 8:28
横岳から赤岳の展望もこのようにくっきりと見えてきた。素晴らしい。
地図を見ながらこっちかなとトラバースして来てかなり稜線も近くなって来た。稜線を望むと青空を背景にして霧氷に覆われた樹々が美しい。
2017年02月18日 08:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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地図を見ながらこっちかなとトラバースして来てかなり稜線も近くなって来た。稜線を望むと青空を背景にして霧氷に覆われた樹々が美しい。
ルートは未だトラバース気味に行くようだ。
2017年02月18日 08:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 8:32
ルートは未だトラバース気味に行くようだ。
度々上を仰いでは感じてしまう。
2017年02月18日 08:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 8:45
度々上を仰いでは感じてしまう。
硫黄岳を望むがどこが山頂なんだろう?稜線上にケルンが幾つか見える。
2017年02月18日 08:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 8:46
硫黄岳を望むがどこが山頂なんだろう?稜線上にケルンが幾つか見える。
この辺りから斜面を直上すべきか?赤岩の頭は左上にある。
2017年02月18日 08:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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この辺りから斜面を直上すべきか?赤岩の頭は左上にある。
と思って面舵一杯。それにしても霧氷が美しい。
2017年02月18日 08:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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と思って面舵一杯。それにしても霧氷が美しい。
トレースの無い新雪の斜面を登る。途中で漸く小休止。
2017年02月18日 08:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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トレースの無い新雪の斜面を登る。途中で漸く小休止。
小休止地点からの横岳、赤岳、阿弥陀岳。ここからだと阿弥陀岳の方がボリューム感があり赤岳より大きく見える。
2017年02月18日 08:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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小休止地点からの横岳、赤岳、阿弥陀岳。ここからだと阿弥陀岳の方がボリューム感があり赤岳より大きく見える。
横岳から赤岳の稜線。硫黄岳小屋もポツンと見える。
2017年02月18日 09:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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横岳から赤岳の稜線。硫黄岳小屋もポツンと見える。
赤岩の頭の基部に出た。斜面で休憩中に先行した単独行者が硫黄岳へと向う。
2017年02月18日 09:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 9:23
赤岩の頭の基部に出た。斜面で休憩中に先行した単独行者が硫黄岳へと向う。
赤岩の頭の基部からの赤岳と阿弥陀岳の展望。赤岳の方がやっぱり高いんだね。
2017年02月18日 09:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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赤岩の頭の基部からの赤岳と阿弥陀岳の展望。赤岳の方がやっぱり高いんだね。
左側に目を転じて横岳から赤岳の展望。
2017年02月18日 09:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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左側に目を転じて横岳から赤岳の展望。
更に北側の展望。左側に蓼科山。北横岳があり、白いのは天狗岳のようだ。天狗の右奥の真っ白い峰は妙高か?
2017年02月18日 09:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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更に北側の展望。左側に蓼科山。北横岳があり、白いのは天狗岳のようだ。天狗の右奥の真っ白い峰は妙高か?
西側には車山から美ヶ原だが雪が少ない。奥は北アルプスだろうが判然としない。
2017年02月18日 09:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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西側には車山から美ヶ原だが雪が少ない。奥は北アルプスだろうが判然としない。
硫黄岳を目指す。
2017年02月18日 09:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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硫黄岳を目指す。
横岳、赤岳、阿弥陀岳。八ヶ岳の主達。風が強いのかシュカブラ状になっている。
2017年02月18日 09:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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横岳、赤岳、阿弥陀岳。八ヶ岳の主達。風が強いのかシュカブラ状になっている。
雪も着いておらず凍っている。
2017年02月18日 09:33撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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雪も着いておらず凍っている。
岩峰を巻いて登ると硫黄岳山頂だ。
2017年02月18日 09:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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岩峰を巻いて登ると硫黄岳山頂だ。
硫黄岳山頂に出た。
2017年02月18日 09:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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硫黄岳山頂に出た。
山頂の祠に巨大なエビの尻尾。積雪も無く年中風の通り道のようだ。
2017年02月18日 09:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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山頂の祠に巨大なエビの尻尾。積雪も無く年中風の通り道のようだ。
北側の眺望。天狗岳の白さが目立つ。
2017年02月18日 10:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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北側の眺望。天狗岳の白さが目立つ。
13Kさんが硫黄岳の表札に着いた氷を落としてくれた。お陰で山頂らしい風情になりました。
2017年02月18日 10:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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13Kさんが硫黄岳の表札に着いた氷を落としてくれた。お陰で山頂らしい風情になりました。
爆裂火口の際。
2017年02月18日 10:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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爆裂火口の際。
東側には奥秩父の山々。特に金峰山が白い。
2017年02月18日 10:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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東側には奥秩父の山々。特に金峰山が白い。
硫黄岳での記念写真。では無くて風を避けての体勢か?
2017年02月18日 10:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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硫黄岳での記念写真。では無くて風を避けての体勢か?
阿弥陀越しに南アルプス。甲斐駒と仙丈ヶ岳が雄々しい。
2017年02月18日 10:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:08
阿弥陀越しに南アルプス。甲斐駒と仙丈ヶ岳が雄々しい。
本来の計画だと横岳経由だが既に計画より1時間遅れなのでここでUターンして戻ることとする。背景は中央アルプス。
2017年02月18日 10:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:08
本来の計画だと横岳経由だが既に計画より1時間遅れなのでここでUターンして戻ることとする。背景は中央アルプス。
赤岩の頭を見下ろす。
2017年02月18日 10:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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赤岩の頭を見下ろす。
南八ッの面々と南アルプス。
2017年02月18日 10:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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南八ッの面々と南アルプス。
横岳の山頂には登山者がいるようだ。
2017年02月18日 10:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:13
横岳の山頂には登山者がいるようだ。
赤岩の頭。
2017年02月18日 10:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:17
赤岩の頭。
北アルプスにお別れ。
2017年02月18日 10:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:18
北アルプスにお別れ。
オーレン小屋方面にはこういうことらしい。
2017年02月18日 10:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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オーレン小屋方面にはこういうことらしい。
赤岩の頭から降りる。
2017年02月18日 10:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:22
赤岩の頭から降りる。
下りとなると楽なものだ。
2017年02月18日 10:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:38
下りとなると楽なものだ。
赤岳、横岳のビューポイント。
2017年02月18日 10:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:41
赤岳、横岳のビューポイント。
登る時にはトレースが無かったが10人そこそこ歩くともうこれ程のトレースになる。
2017年02月18日 10:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 10:55
登る時にはトレースが無かったが10人そこそこ歩くともうこれ程のトレースになる。
赤岩の頭。結構立派な山容だ。
2017年02月18日 10:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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2/18 10:58
赤岩の頭。結構立派な山容だ。
横岳西壁の稜線も猛々しい。けど面白そう?
2017年02月18日 11:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 11:10
横岳西壁の稜線も猛々しい。けど面白そう?
そして大同心、小同心。
2017年02月18日 11:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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そして大同心、小同心。
ジョウゴ沢を遡行する踏み跡。
2017年02月18日 11:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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ジョウゴ沢を遡行する踏み跡。
赤岳鉱泉に帰着。アイスキャンディーもやっぱりクライマーが居ると風景が違う。と思ったら小屋の人が氷の状態をチェックしているのだった。
2017年02月18日 11:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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赤岳鉱泉に帰着。アイスキャンディーもやっぱりクライマーが居ると風景が違う。と思ったら小屋の人が氷の状態をチェックしているのだった。
赤岳鉱泉からの下山路では随分大勢とすれ違ったが、未だ登って行く登山者も多い。
2017年02月18日 12:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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赤岳鉱泉からの下山路では随分大勢とすれ違ったが、未だ登って行く登山者も多い。
美濃戸山荘まで戻って来ました。後数分で駐車場。お疲れ様でした。
2017年02月18日 12:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2/18 12:49
美濃戸山荘まで戻って来ました。後数分で駐車場。お疲れ様でした。

装備

個人装備
登山靴 スパッツ ピッケル ヘッドライト アイゼン シュリンゲ(各人2) カラビナ(各人2) わかん 目出帽 防寒着 予備電池 帽子 タオル 地図 コンパス 筆記用具 ライター ナイフ サングラス ゴミ袋 保険証 お金 行動食 医薬品 運転免許証 着替え 日焼け止め カメラ 時計 嗜好品 計画書 飲み物 手袋 トイレットペーパー 非常食2食分 ビーコン ゾンデ スコップ

感想

2月も半ばを過ぎて街では春の気配も漂いだした頃と言うのに今冬初の冬山。楽なコースでと泣きを入れて硫黄岳から赤岳の周回コースを計画して貰ったが、硫黄岳到着が計画より大分遅くなったので硫黄岳往復となった。それでも誰のトレースも無い純白の雪面を踏み、稜線からは壮大な絶景を楽しむことが出来、満足の行く山行だった。

湘南を0:20に出てちょうど2時間で美濃戸に着いた。毎度のことだけれど圏央道のお陰で楽になったものだ。クルマからも半月が良く見えたが、美濃戸でも見えた。満天の星空で天の川もよく解る。明るくなる頃に出ようと言うことで車中で仮眠し、3:40頃からのんびり支度をして4:25に出発。出発時の美濃戸の気温は-3℃でこの季節としては暖かいか。

堰堤広場まではブル径なので先頭を行く13Kさんにヘッデンは任せ、後は月光の下を歩く。堰堤から先は各人ヘッデンを点灯したが、何とトレースが無かった。八ヶ岳には数えきれないくらいに通い詰めてたAki-CLさんも赤岳鉱泉まででトレースが無いのは初めてとのことだ。駐車場のクルマも6台しか無くてひょっとして急に不人気エリアになったか?実は平日だったか?等と疑いながら歩く。赤岳鉱泉の手前で夜が白んで来て横岳西壁もくっきりと見えてきた。

赤岳鉱泉で小休止後、硫黄岳を目指すがやはりこちらもトレース無し。ロープが張ってあっても埋まっていたり、赤布やテープが見えなかったりと一筋縄ではいかなかった。大同心沢を飛んで超えて、ジョウゴ沢に至り、そのまま直進したAki-CLは胸まで雪に埋もれた。ジョウゴ沢を渡るのは20m程上流側であった。その後はジグザグに尾根に登って行く。尾根に出ると時たま眺望が開けて御嶽や峰の松目や目指す赤岩の頭が望めた。ジョウゴ沢を右下に見ながら尾根を外れてややトラバース気味に辿って行くと樹林が薄くなり、赤岩の頭への雪の斜面が現れた。ここからは直登。途中で小休止を挟むが、横岳から赤岳、阿弥陀岳の展望がすこぶる良い。少し空はガスっぽいので紺碧の空とはいかないが空を背景にした霧氷もとても美しい。

赤岩の頭の稜線に飛び出ると更に西から北の展望が開けて素晴らしい。積雪は突然ほぼ無くなる。我々はここから一登りした所でアイゼンを着けたが稜線に出た所で着けた方が良い。その後の登りは西風も強まるし氷化した斜面になるのでミスすると大変だ。そこから目前に岩峰が見えるがそれを巻きながら登ると硫黄岳山頂。360°の展望はまた素晴らしかったが、山頂では猛烈な風が吹いていた。15m/sレベルだろうから気温は温度計によると-5℃程度なのだが体感温度的には-20℃と言うことか。急激に体温を奪われ寒さを感じる。トレースが無かったせいもあるだろうが計画よりも1時間遅い到着になった。さてこの先どうするかと協議になったがこの先もトレースが期待できないし、僕的には十分今季初の冬山は堪能できたので、と赤岳鉱泉に戻ることとした。

下山ではだんだんと登山者が増えて来て登りでは無かったトレースもしっかりと踏み固められており、実に楽なものだった。硫黄岳への登りには3時間以上も掛かったが、赤岳鉱泉までの下りは1時間ちょっと。あっと言う間だ。赤岳鉱泉で小休止し、アイゼンを外しピッケルをハイキングポールに持ち替えて美濃戸へと下るが、登って来る登山者の数の多いのには驚いた。「こんにちは」メーターでもあると何人と出逢ったか把握できるだろうが、赤岳鉱泉にこれだけのキャパシティがあるのかと心配になる位だ。案の定駐車場に戻ると満車になっていた。それにしても13時に美濃戸発とは少々遅すぎじゃない?

赤岳山荘からクルマで降りて行くと途中でスノーボートに巨大なダッフルバッグを載せて運んでいるパーティに出逢った。分散していたが総勢50人程度もいたか。いずれにせよ堰堤広場より先ではスノーボートは使えないと思うのだが一体何の登山なんだろうかと訝ってしまう。

何となく曇り空だったが下まで降りて来たら青空が広がっていた。中央道から八ヶ岳の全景が美しく望めた。早く降りたお陰で渋滞にも出逢わずに往路と同じ位の時間で湘南まで戻ることができた。適度な疲労感を覚えて何となくちょうど良い(Aki-CLさんには不足だろうけど)山行だった。

帰宅後、休憩したらいつの間にか寝ていた。
気が付いたら12時間も過ぎていた。
やはり疲れていたようだ。

スマホGPSは相変わらずで、データーは飛び飛びでGPSロガーとしては実用に耐えない。ヤマレコMAPに問い合わせしたところ、数点アドバイスを頂いたが症状変わらず、結局対処法ナシとの回答。山と高原アプリへの問い合わせるも「原因が特定できず捜査が難航」とのこと。
https://www.yamareco.com/modules/diary/68759-detail-135670
もともとスマホGPSの使用を想定して sony Xperia Z5 compact SO-02H docomo を買ったのだが、何とも残念な状態だ。しかも2年間は使用しないと違約金まで発生するのでしばらく買い替えもできない。

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
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