ヤマレコ

記録ID: 1068632 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走日高山脈

トヨニ岳〜野塚岳

日程 2017年01月07日(土) 〜 2017年01月09日(月)
メンバー , その他メンバー1人
天候7日〜8日晴れ、9日曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
4時間15分
休憩
1分
合計
4時間16分
Sスタート地点10:4511:44トヨニ川左股上二股11:4515:01宿泊地
2日目
山行
8時間24分
休憩
23分
合計
8時間47分
宿泊地05:5209:52トヨニ岳南峰10:1514:39宿泊地
3日目
山行
6時間46分
休憩
17分
合計
7時間3分
宿泊地06:2509:55野塚岳10:1213:28ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
7日(土)11:07(国道236号野塚トンネル広尾側入口横のパーキング)→12:18(南東尾根取付き・トヨニ川左股c540m)→15:00(南東尾根c1000m付近)C1
8日(日)6:07→7:30(南東尾根c1253m)→9:03(東尾根)→9:52(トヨニ岳南峰)10:06→12:19(c1251m)→13:59(野塚トンネル広尾側入口横のパーキング下降ポイントc1151mポコ手前)→14:39(c1145m付近)C2
9日(月)6:42→7:44(c1268m)→8:48(野塚岳西峰)8:50→10:11(野塚岳)10:19→10:45(c1223m)→11:03(c1129m)11:50→12:09(c1147m)→13:20(野塚トンネル広尾側入口横のパーキング) 総行程(14.43km)
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図 [pdf]

写真

野塚トンネル広尾側入口横の駐車帯発
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野塚トンネル広尾側入口横の駐車帯発
沢に降りて、何度も渡渉を繰り返して南東尾根に取り付いた。
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沢に降りて、何度も渡渉を繰り返して南東尾根に取り付いた。
南東尾根標高約780m付近
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南東尾根標高約780m付近
1日目は南東尾根標高約1000m付近に幕営
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1日目は南東尾根標高約1000m付近に幕営
朝焼けの中、出発
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朝焼けの中、出発
ヘッドライトを点けて歩いたのは30分程度か。
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ヘッドライトを点けて歩いたのは30分程度か。
太陽が上がる
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太陽が上がる
標高約1160m付近
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標高約1160m付近
トヨニ岳南峰に続く東尾根の肩(c1460m)をのぞむ
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トヨニ岳南峰に続く東尾根の肩(c1460m)をのぞむ
c1253付近に上がってきたナベ
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c1253付近に上がってきたナベ
東尾根の肩に上がってくるナベ
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東尾根の肩に上がってくるナベ
トヨニ岳南峰手前
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トヨニ岳南峰手前
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トヨニ岳南峰にて
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トヨニ岳南峰にて
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ピリカヌプリははるか向こうに見えた。ピストンはあきらめて、野塚岳を目指して南下することとした。
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ピリカヌプリははるか向こうに見えた。ピストンはあきらめて、野塚岳を目指して南下することとした。
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南峰の次のポコ手前。
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南峰の次のポコ手前。
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南峰の次のポコ
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南峰の次のポコ
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噂の靴幅リッジ(c1420m付近)
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噂の靴幅リッジ(c1420m付近)
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靴幅リッジを無事通過。
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靴幅リッジを無事通過。
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朝に野塚トンネル(広尾側)から上がってきたと思われる二人パーティが登ってきた。
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朝に野塚トンネル(広尾側)から上がってきたと思われる二人パーティが登ってきた。
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野塚岳方面をのぞむ
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野塚岳方面をのぞむ
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c1162mポコ近く
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c1162mポコ近く
c1151mの次のポコ近くで幕営。野塚トンネルの明かりがよく見えた。
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c1151mの次のポコ近くで幕営。野塚トンネルの明かりがよく見えた。
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三日目の朝。十勝側は雲海。
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三日目の朝。十勝側は雲海。
ちょっとした岩稜帯もあった。
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ちょっとした岩稜帯もあった。
こんな所もあった。
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野塚岳西峰に向かって登る
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野塚岳西峰に向かって登る
足回りは8割がたスノーシュー
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足回りは8割がたスノーシュー
西峰手前。かなりガスってきた。
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西峰手前。かなりガスってきた。
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と思ったら太陽が。もう少しで西峰。
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と思ったら太陽が。もう少しで西峰。
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野塚トンネル(広尾側)をのぞむ
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野塚トンネル(広尾側)をのぞむ
西峰と野塚岳のコル手前。両側が切れていた。
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西峰と野塚岳のコル手前。両側が切れていた。
ニオベツ川南面直登沢側を覗き込む
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ニオベツ川南面直登沢側を覗き込む
もう少しで野塚トンネル
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もう少しで野塚トンネル
野塚トンネル(広尾側)駐車帯着
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野塚トンネル(広尾側)駐車帯着

感想/記録

 新年初山行。当初は、札幌岳から漁岳まで縦走する計画だったが、車を所有するメンバーのエントリーを得ることができず、下山後の足が確保できないことから作戦変更。
 北海道地区道路情報「現在の積雪」で野塚峠の積雪量を調べたら、1m近く積もっていることが分かった。当初計画の記録が掲載されている岳人2013年12月号を購入し、下調べをしていたナベには悪かったが、南日高縦走に作戦変更しようと相談し、了解を得る。
 変更計画は、野塚トンネル広尾側入口パーキングから入山し、トヨニ岳南峰→北峰→ピリカヌプリ→北峰→南峰→野塚トンネル広尾側入口パーキングとした。
 国境稜線へのアプローチを国道から最短で上がるルートを取るか、一旦トヨニ川に下りて南東尾根を登ってトヨニ岳南峰の東尾根に上がるかが悩みどころ。
お昼頃入山することや靴幅リッジの通過時間帯を勘案して、南東尾根ルートを取ることにし、国道最短コースは下山ルートとして使うことにした。
 下山ルートの先を見ると野塚岳が見えた。条件が良くて、我らに頑張る気持ちがあれば、野塚岳を経由して下山することができそうだ。俺たちに許された日程で行けるフルコースに計画変更しよう。
 かくして、変更計画にトヨニ岳南峰から野塚岳までの縦走を加えた。
 計画変更後、惇さんとアヤさんから漁岳下山後に迎えに行ってもいいよとのありがたいお言葉をいただく。持つべきものは山仲間。
 ナベは、MSRのスノーシューと冬用ダウンシュラフを新調し、気合十分。三連休の天気は悪くないが、最終日のお昼前くらいから雪になりそうだった。

7日(土)
 早朝に苫小牧で合流し、野塚峠を目指す。胆振日高の雪の少なさに国境時稜線までのアプローチに不安を覚えたが、天馬街道の標高が上がるにつれて雪が増えていき、一安心。
 南東尾根の取付きとなる、トヨニ川左股c540mまでは何度か渡渉を繰り返すと思っていたが、思っていた以上に渡渉を強いられた。
 スノーブリッジの発達が悪く、微妙な所もあったが、水に濡れることなく、取付きまで行くことができたのは、ラッキー。がしかし、そこからヘビーな南東尾根の傾斜とシュガースノーとの格闘が始まった。
 二泊三日の冬山縦走装備を背負って、雪山を歩くのが初めてのナベは、かなり苦労していたように見えた。急傾斜に加え、安定感のないシュガースノーにあずり、必要以上の筋力を使っただろう。俺自身、スノーシュー縦走は初めてだったが、山スキーで冬山を歩く技術をスノーシューに応用することで、それほど労することなく登れたように思う。
 遅々として高度は上がらず、初日はc1000m付近で行動終了。北側の斜面を切って、幕営地とする。

8日(日)
 初日の行動が、c1000mで終わったので、早出することにしたが、寝坊してしまった。二人とも疲れていたんだな・・・。それでも6時はまだ暗く、野塚トンネルの照明が橙色に輝いていた。ヘッドランプを点けて出発。朝焼けが美しい。今日も天気が良さそうだ。
 30分もすると夜が明けた。俺は1時間ほどアイゼンで登ったが、バリズボ地獄にハマったナベは、歩き始めて間もなくしてスノーシューに履き替えたようだ。
 真っ青な空の下、気持ちは高揚してくるが、ペースはなかなか上がらなかった。トヨニ岳南峰に着いたのは10時少し前。ピリカヌプリは、机上で地形図をながめて想像していた以上にはるか遠くに見えた。今のペースでピリカに向かっても、明るいうちに靴幅リッジを通過して幕営可能な稜線まで抜けるのは極めて難しいだろう。計画が甘すぎた。初日の出発時間が遅いのに壮大な計画を立てすぎた。ピリカまでの縦走は次の機会にしよう。
 ということで、国境稜線を南下して野塚岳に向かった。南峰直下の稜線は、トヨニ川側に雪庇が張り出していた。
 噂の靴幅リッジは、確かに靴幅サイズだったが、南峰からc1251mポコまで国境稜線右側が谷底に向かって急傾斜で落ちており、滑落したら命がないことを想像させて恐ろしかった。氷雪教程で滑落するナベを見ていたので、靴幅リッジを過ぎるまではハラハラドキドキだった。
 靴幅リッジを過ぎたところで、朝上がってきた男女二人のパーティと会った。彼らは南峰から東尾根を下るとのこと。これが正しい選択。東尾根は下るルートで登るルートじゃない。
 国道に最短で下りることができる、c1151mポコ手前の国道側でイグルーを作っているのだろうか、ブロックを積んでいる単独登山者がいた。
 ナベのペースが落ちてきた。岩稜帯手前の広めの稜線上を幕営地とすることとした。斜めっていたので、斜面を切って幕営。ここからも野塚トンネルの橙色の照明が見えた。スマホの電波がつながったので、最新の天気予報を確認。入山前と変わりなく、9日の天気が昼前から崩れることを予報していた。崩れる前に野塚岳の下降尾根まで下りたい。

9日(月)
 昨晩は寒くて快適に眠れなかった。夜半からうつらうつら。こういう思いをするのは、バスマットをひいて、ダクロンの3シーズンシュラフで寝た学生時代以来のような気がする。
 気温は極度に下がっていたように思えない。4人用テントに二人で寝たからなのか、自分の体脂肪率が下がったからなのだろうか。酒が飲みたらなかったからかもしれない。二泊でウィスキー720ccは足りなかった。
 野塚岳西峰までの稜線も一部細く切れていたり、イワイワしているところがあった。野塚方面から縦走してきているトレースはありがたかった。昨日見たブロックを積んでいた単独登山者のものだろか。
 ナベの疲労は蓄積しているようだった。朝からペースが上がらない。昼前には下降尾根に降りたかったので、個人装備だけ担がせることにした。
 西峰から野塚岳本峰のコルまでも細くて急だった。南側(メナシュンベツ川側)は険しく切れ、小さな雪庇もできていた。
 俺自身も三日目で疲れがたまってきたようだ。コルから本峰の登りは、いつになくきつく長く感じた。雪面も硬く急斜面だったので、慎重に一歩一歩ゆっくり登った。アイゼンの爪が小気味好く効いたのが、救いだった。
 偽ピーク(疲れているがゆえの期待と錯覚)を二度ほど越え、前日とはうって変わって何にも見えないピークに到着。ナベと握手を交わす。
 オムシャ方面に続くトレースにサヨナラして、北西尾根を下降。ピークからスノーシューに履き替えるまで約1時間、俺が先頭を歩く。下降尾根手前のc1129mポコでスノーシューに履き替えることにした。その次の瞬間、ナベの悲痛な叫び声が聞こえた。ザックの後ろにくくりつけていたはずのスノーシューが片方ない・・・。
 野塚岳の下りで複数回尻餅をついたとのことだったので、ピークに限りなく近いところで落としたことが予想された。おろし立てのスノーシュー、しかもMSRのグレードの高い製品、ピークまで探しに戻ると言うが、下降で1時間、疲れた体で登るとなると2時間は要するだろう。往復3時間の行程に同行する気力がわかなかった。ナベには申し訳なかったが、時間を区切って、途中までの捜索を指示した。
 c1129mポコでナベを待っているつもりだったが、落し者捜査といっても山行中であることに変わりなく、新人一人で行動させることにはならないので、必要最小限の装備を背負って追いかけることとした。
 30分ほど戻ったところで、ナベが戻ってきた。「良い勉強をさせてもらいました。下山することにします」とさみしげにつぶやくナベに気の利いた言葉の一つもかけてやれなかった。力になれず、ゴメン。
 下山後、俺のできることとして、SNS(ヤマレコとfacebook)に落し物のお知らせを掲示した。
 その三日後「本日野塚岳に登りました。稜線途中でMSRのスノーシュー(左足)を拾い、保管してあります。」との返事を頂く。
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