横岳・赤岳（杣添尾根幕営ピストン）

2017年02月25日(土) 〜 2017年02月26日(日)

• GPS: 10:12
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,599m
• 下り: 1,611m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 1:52
• 合計: 6:57

距離 5.0km 登り 1,099m 下り 268m

8:22 海ノ口自然郷 横岳登山口
8:55 東屋
9:01 9:02 沢の木橋
10:24 10:26 「ここが中間点」標識
11:23 横岳展望地点
11:26 13:14 【幕営地】
13:55 横岳（三叉峰）
14:05 14:06 無名峰
14:09 横岳（奥ノ院）
14:25 無名峰
15:19 【幕営地】

2日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 2:42
• 合計: 7:17

距離 7.3km 登り 502m 下り 1,362m

6:37 【幕営地】
7:04 横岳（三叉峰）
7:10 石尊峰
7:11 石尊峰
7:11 鉾岳
7:22 7:26 日ノ岳
7:32 7:36 二十三夜峰
7:44 地蔵の頭
7:50 7:53 赤岳天望荘
8:17 赤岳頂上山荘
8:22 赤岳
8:30 赤岳頂上山荘
8:44 8:45 赤岳天望荘
8:49 地蔵の頭
9:06 9:07 二十三夜峰
9:18 9:22 日ノ岳
9:24 鉾岳
9:30 石尊峰
9:30 鉾岳
9:36 9:37 横岳（三叉峰）
9:55 12:10 【幕営地】
12:13 12:14 横岳展望地点
12:37 「ここが中間点」標識
13:17 13:18 沢の木橋
13:23 13:30 東屋
13:54 海ノ口自然郷 横岳登山口

天候

2日間ともほぼ快晴・無風！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

海ノ口登山口用駐車場(無料)。
道路の積雪状況は、八ヶ岳高原ロッジまではほほぼドライに近く、それより上は全面圧雪またはアイスバーン。

コース状況／危険箇所等

杣添尾根：駐車場から全て積雪が有りますがしっかりしたトレースも付いていました。三叉峰直下の急登部分は早朝の氷結が厳しい場合は要注意。
赤岳ー横岳稜線：鉾岳を西側に巻く個所は日陰でトラバースのトレースも細いので要注意。

写真

2/25 6:25

清里近辺で夜明けを迎えて、モルゲンロートに染まる南八ヶ岳の面々を望む。

2/25 8:24

下調べが不十分で、この登山者用駐車場を中々見つけられずに1時間近く別荘街を右往左往しました。

2/25 8:26

駐車場の写真の20~30m先に登山道入り口があります。
結果的には並行して延びる別荘街の道路を辿った方が早いかもしれません。

2/25 8:48

別荘街を抜けると樹林の間から青空も望めます。

2/25 8:58

橋を渡った先に東屋が見えます。

2/25 10:30

結構な急登が待ち構えていますが、樹林帯の中でも陽射しが届いて明るい所も結構あります。

2/25 10:32

中間点の手作り看板。
トレースはしっかり付いており、だんだん雪質も良くなってきました。

2/25 11:10

雲の上から富士山が頭を出していました。

2/25 11:29

稜線の森林限界を超えて、赤岳の雄姿が望めました。

2/25 11:29

その右手前方には、杣添尾根の先に横岳への稜線と青空が望めます。

2/25 13:18

本日はほぼ無風状態なので、樹林帯を抜けた眺望の良い稜線上の木陰の風下に暴風壁を築いてテントを設営しました。

2/25 13:33

荷を軽くしてビールを我慢して横岳のピークを目指します。
三叉峰への最後の登りは結構な急登です！

2/25 14:00

三叉峰。
その先には横岳のピークも望めます。

2/25 14:09

稜線に乗ると、絶景がお出迎え！

2/25 14:09

しかも奇跡的に稜線上でもほぼ無風状態でした！

2/25 14:10

もう一つ隣のピークが横岳山頂です。

2/25 14:13

横岳山頂から赤岳の頭を望む。

2/25 14:13

2/25 14:14

2/25 14:21

登って来た杣添尾根を見下ろす。

2/25 14:23

行者小屋はテントで賑わっている様です！

2/25 14:27

早くビールが飲みたいので、あちらのピークは明日のお預けにします。

2/25 14:27

2/25 14:36

赤岳鉱泉のアイスキャンディーも良く見えます。

2/25 14:40

さぁ、ビールを目指して(笑)では無く、テントを目指して一気に下ります！

2/25 15:03

我が家が見えました。
これなら多少の風が吹いても凌げそうです。

2/25 15:42

幕営地まで戻りました。

2/25 15:42

2/25 15:43

外はまだ暖かいので、ビール片手にテント周りの整備をします。

2/25 15:45

今回の秘密兵器？(笑)
1月の笊ヶ岳の際にシャフトを落として来たショベルのブレードにピッケルが丁度うまい具合にハマったので、結果的にシャフト分の軽量化が図れました。

2/25 15:45

2/25 15:45

そろそろビールも空けたので、テントに入って本格的にワインでハッピータイムに突入です♪

2/25 16:55

テントの中からテイク1。

2/25 16:55

テントの中からテイク2。

2/26 4:36

一夜明けて、起き抜けのテント内はマイナス10度以下。
この後火を使うと一気に0度近くまで上がります。
お蔭で昨夜の晩餐の水蒸気でテントの内側はバリバリに凍っていました！

2/26 5:50

甲府辺りの夜景の名残と暁の富士。

2/26 5:50

予報に反して今日も快晴が期待できそうですが、気になる雲が西から流れてきます。

2/26 5:51

2/26 5:52

夜間もほぼ無風で、冷え込みこそ有れ、とても静かな夜でグッスリ眠れました。

2/26 6:18

ご来光！

2/26 6:18

今日は富士山もスッキリ麓から望めます。

2/26 6:18

折角のタイミングに赤岳のピークに雲が掛かり始めました。

2/26 6:18

これを見たら登らずに帰る訳にはいきませんよね！

2/26 6:18

絶景はパノラマで。

2/26 6:21

赤岳の雲行きは益々悪くなって来ましたが、青空を信じて少し遅めで登り始めます。

2/26 7:01

おっとピークが顔を出した！

2/26 7:07

昨夜の稜線は少し風雪が有った様子が指導標の白さで伺えます。

2/26 7:12

今日も稜線上には最高の絶景が待っていてくれました！

2/26 7:13

昨日よりは多少風が有りますが、八ヶ岳としては微風レベルです。

2/26 7:13

♪♪♪

2/26 7:26

あの頂を目指していざ！

2/26 7:26

阿弥陀にもようやく陽が当たってきました。

2/26 7:32

一瞬ブロッケンもどきが見えました！

2/26 7:44

一瞬の強風で雪煙が舞い上がった所を撮ったつもりがシャッターのタイミングが少し遅かった様です。

2/26 7:45

文三郎尾根にも複数の登山者が取付いているのが見えます。

2/26 7:45

行者小屋には未だ陽が当たらず寒そうですね！
地蔵尾根を続々と登って来る登山者が見えます。

2/26 7:47

お地蔵様も寒そうですが、未だに雪に埋もれてはいませんでした。

2/26 7:52

お馴染みの天望荘からのアングル。

2/26 8:25

頂上山荘側からピークを望む。

2/26 8:27

赤岳山頂。

2/26 8:28

新しい標柱が増えたんですね。

2/26 8:28

富士山は押さえましたが、南アルプスを撮り忘れていました！

2/26 8:29

2/26 8:32

2/26 8:32

2/26 9:04

2/26 12:13

撤収完了し下山開始。
防風壁はそのまま残したので良ければ使って下さい。

2/26 13:57

無事下山。
駐車場は大盛況で路上駐車まで出ていた様です。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

EX-Z690 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

uzt

　厳冬期の2月も最後の週末となり、天気の良さそうな南八ヶ岳に出掛けて来ました。せっかくなので、以前から気になっていた杣添尾根から一泊幕営で出掛けて来ました。
　西側からのルートに比べると東側からのアプローチは圧倒的に入山者が少ないので、出来れば新雪が積もった直後にラッセルでトレース付けながら登れれば等と贅沢な事を考えていましたが、予想以上に登山者が入っている様で、さらに暫く積雪も無かった様で、しっかりしたトレースが付いていたので、ほぼ夏道の標準コースタイムで歩けました。
　杣添尾根は登山口までさえ車で入れれば、横岳の稜線まで結構近くて難所も無い上に、日向側なので樹林帯の中でも陽が差し込んで明るいので歩いていても気持ちが良いです。
　結果的に2日間とも最高の天候に恵まれて、これまでのところでは今シーズン最高の雪山を楽しめました！山の神様に感謝！