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Yamareco

記録ID: 1083004
全員に公開
山滑走
志賀・草津・四阿山・浅間

焼額山(志賀高原)〜毛無山(野沢温泉)

2017年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:51
距離
30.9km
登り
961m
下り
2,338m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:12
休憩
0:40
合計
8:52
9:18
62
10:20
10:20
60
竜王山の東の肩
11:20
11:20
40
ダマシの平
12:00
12:00
60
高標山の東の肩
13:00
13:30
20
カヤの平
13:50
13:50
110
北ドブ
15:40
15:40
70
大次郎山の西のピーク1649m
16:50
16:50
20
1633m峰
17:10
17:20
50
18:10
野沢温泉村
天候 快晴、夕方から雲が広がる
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
自宅からのアクセスを全て公共交通機関で行うと利用すると日帰りが難しいため、長野市まではマイカーを利用、駐車場に置いて電車とバスを利用した周回としました。

【駐車場】タイムズながの東急ライフ
http://times-info.net/P20-nagano/C201/park-detail-BUK0035131/
700円/24時間、屋内なので降雪・降雨時も準備や片付けが楽です。
北側が信濃吉田駅(長野電鉄)、南側に北長野駅(JR)であり
この行程で縦走する際に車を置いておくには最高の立地条件です。

【交通(往路)】電車1,020円+バス770円+ゴンドラ(片道)1,000円=合計2,790円
電車 信濃吉田駅06:31-07:07信州中野駅07:16-07:32湯田中駅 1,020円
バス 湯田中駅07:40-08:45プリンスホテル南館(焼額第一ゴンドラ) 770円
ゴンドラ 片道 1,000円

【交通(復路)】バス600円+電車520円=合計1,120円
バス 野沢温泉18:20-18:45飯山駅 600円
電車 飯山駅19:20-20:02北長野 520円
※飯山駅構内の蕎麦屋は18:00まで、コンビニ(NewDays)も19:30までなのでご飯難民にならぬようご注意を。
コース状況/
危険箇所等
全体的になだらかな斜面のため転落・滑落の危険は低いですが、竜王山からの下りは針葉樹に囲まれるので地形と方角の把握に注意すること。西にも東にもエスケープルートを設定しづらいため、天候や体調が整った時の山行が望ましいです。今回は単独で抜けましたが、パーティを組むなら足並みの揃ったメンバーとするか、一泊二日で余裕のある行程が良いと考えます。行程中には所々にスキーツアーの標識がありますが、基本的には自分で地形を読んで進むべきルートを選択することが必要です。
まずは電車の旅。信濃吉田駅と北長野駅の間、タイムズながの東急ライフに車を停めてスタート
2017年03月12日 06:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 6:06
まずは電車の旅。信濃吉田駅と北長野駅の間、タイムズながの東急ライフに車を停めてスタート
電車+バスでのスキー縦走は初めてかも…?
2017年03月12日 06:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 6:31
電車+バスでのスキー縦走は初めてかも…?
信州中野駅で乗り換え、湯田中駅へ。駅前には外国の方もターゲットとした飲食店がちらほら。
2017年03月12日 07:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 7:32
信州中野駅で乗り換え、湯田中駅へ。駅前には外国の方もターゲットとした飲食店がちらほら。
バスに揺られること一時間あまり。焼額山プリンス南館に到着。ここからゴンドラで山頂まで上がります。
2017年03月12日 08:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 8:47
バスに揺られること一時間あまり。焼額山プリンス南館に到着。ここからゴンドラで山頂まで上がります。
ゴンドラ山頂駅からスタート!スノーシューのトレイルがありました。
2017年03月12日 09:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 9:15
ゴンドラ山頂駅からスタート!スノーシューのトレイルがありました。
焼額山の山頂にあったコレ、みんな足蹴にしてるけど鳥居だよね?(;・ω・)
2017年03月12日 09:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 9:17
焼額山の山頂にあったコレ、みんな足蹴にしてるけど鳥居だよね?(;・ω・)
まずは竜王山方面へ。"ツアー"ではなく"ツァー"な辺りが時代を感じさせます。
2017年03月12日 09:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 9:21
まずは竜王山方面へ。"ツアー"ではなく"ツァー"な辺りが時代を感じさせます。
竜王スキーツアーコースと志賀高原・野沢温泉コースとの分岐。ここからいよいよ野沢温泉を目指します…!
2017年03月12日 10:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 10:06
竜王スキーツアーコースと志賀高原・野沢温泉コースとの分岐。ここからいよいよ野沢温泉を目指します…!
とりあえず天気は良いので気分爽快♪ただし湿雪ラッセルで足元は軽快とはいかず。
2017年03月12日 10:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 10:38
とりあえず天気は良いので気分爽快♪ただし湿雪ラッセルで足元は軽快とはいかず。
雪が締まっていれば快適に滑り降りれそうでしたが…残念ながら重たい雪。板はまったく走らない。
2017年03月12日 11:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:04
雪が締まっていれば快適に滑り降りれそうでしたが…残念ながら重たい雪。板はまったく走らない。
ソロなので、ときどき登場する標識が心強いです。
2017年03月12日 11:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 11:09
ソロなので、ときどき登場する標識が心強いです。
左手に見えたアレは妙高山かな?
2017年03月12日 12:21撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 12:21
左手に見えたアレは妙高山かな?
雪が重すぎてターンしたら停まってしまう…ので直滑降。
2017年03月12日 12:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 12:54
雪が重すぎてターンしたら停まってしまう…ので直滑降。
カヤの平まで降りてきました。
2017年03月12日 13:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:07
カヤの平まで降りてきました。
カヤの平はスノーモービルの跡がたくさん。やったことないけど、楽しいんでしょうねきっと。
2017年03月12日 13:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 13:11
カヤの平はスノーモービルの跡がたくさん。やったことないけど、楽しいんでしょうねきっと。
カヤの平高原ロッジも一階部分は雪に埋まってます。
2017年03月12日 13:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 13:23
カヤの平高原ロッジも一階部分は雪に埋まってます。
北ドブ。ここにもタイムアタックをやったらしきスノーモービルの跡が。
2017年03月12日 13:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:56
北ドブ。ここにもタイムアタックをやったらしきスノーモービルの跡が。
大学目薬って今でもあるのかな…と検索したらまだ売ってるんですね!スキー必携!!
2017年03月12日 14:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 14:24
大学目薬って今でもあるのかな…と検索したらまだ売ってるんですね!スキー必携!!
ルートの方向が急激に変わるような場所には木にペイントしてありました。
2017年03月12日 14:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 14:26
ルートの方向が急激に変わるような場所には木にペイントしてありました。
ゴール地点の毛無山が見えてきました。左端の鉄塔が立っている山。
2017年03月12日 14:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 14:43
ゴール地点の毛無山が見えてきました。左端の鉄塔が立っている山。
ズームしてみる…いやだいぶ遠い気がしますが…。
2017年03月12日 14:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 14:43
ズームしてみる…いやだいぶ遠い気がしますが…。
雪質が良ければ楽しそうな斜面がたくさんありますね〜。
2017年03月12日 15:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 15:16
雪質が良ければ楽しそうな斜面がたくさんありますね〜。
大次郎山の西のピークから振り返り。中央の白い筋が奥志賀高原スキー場かな?けっこう歩きましたね。
2017年03月12日 15:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 15:39
大次郎山の西のピークから振り返り。中央の白い筋が奥志賀高原スキー場かな?けっこう歩きましたね。
さて、ゴールの手前にそびえ立つ最後の砦、1633m峰。急登だという噂なのでエネルギー補給をして気合いを入れて…
2017年03月12日 16:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 16:16
さて、ゴールの手前にそびえ立つ最後の砦、1633m峰。急登だという噂なのでエネルギー補給をして気合いを入れて…
直登です。気合いを入れて直登です。シールが効く限り直登が最強最速。
2017年03月12日 16:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 16:39
直登です。気合いを入れて直登です。シールが効く限り直登が最強最速。
1633m峰に着きました。久しぶりに人間の足跡や滑走跡を見た(笑)あと少しでゴール。
2017年03月12日 16:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 16:54
1633m峰に着きました。久しぶりに人間の足跡や滑走跡を見た(笑)あと少しでゴール。
日没までもう少し…ギリギリですな。
2017年03月12日 16:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 16:55
日没までもう少し…ギリギリですな。
着いた!鉄塔に到着!
2017年03月12日 17:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 17:16
着いた!鉄塔に到着!
毛無山に到着。スタートしてから8時間でした。完遂!
2017年03月12日 17:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 17:19
毛無山に到着。スタートしてから8時間でした。完遂!
誰もいないゲレンデをすっ飛ばして野沢温泉街のバス停へ。飯山駅行きの最終バスに滑り込みました。
2017年03月12日 17:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 17:41
誰もいないゲレンデをすっ飛ばして野沢温泉街のバス停へ。飯山駅行きの最終バスに滑り込みました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー 長袖フリース ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ザック 食糧 タオル ナイフ カメラ ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 地図(地形図) コンパス GPS 計画書 スキー板 ストック ブーツ ビンディング シール クトー ヘルメット ビーコン シャベル プローブ サングラス ゴーグル 無線機 ロープ20m スリング数本 カラビナ数枚

感想

以前からやってみたかったクラシックツアールート。久々の山スキー縦走で歩いてきました。直前に降った新雪と当日の昇温で雪質は最悪、緩やかな斜面は滑ることもできず。焼額山から毛無山までの20kmあまりの行程のうち18km程度はシールをつけたまま過ごしました。下り斜面でも板は滑らないので湿雪での脛ラッセル。なかなか良いトレーニングになりました。クラシックルートに敬意を示して表すならまさに”アルバイト”。このルートをやるなら雪の締まった3月下旬〜4月をお勧めします。ザラメ雪がきっと快適なことでしょう。

人工的なトレースはカヤの平周辺にスノーモービルのものがあったのみ。雪景色の森には人の気配も痕跡もほとんど無く、樹木に打ち付けられた標識をたまに見かけるだけ。カモシカやウサギ、テンなどの足跡のみが雪面に印された、静かで心地の良い空間でした。

唯一の反省点は、竜王山から奥志賀高原方面へと続くリボンに惑わされてしまったこと。方角が違う、と気づいて軌道修正するも時間と体力を大きくロスしました。これが無ければ次回は高標山や木島山、台倉山など近くの山にも少しは足を伸ばせたと思うのですが。やはり自分が進む道は自分で確認して進むべきですね。とは言っても途中できちんと気づいて修正し、行程自体は完遂できたので雪山登山者として落第ではない、と自分を慰めておきます。

また、野沢温泉スキー場は広いので、毛無山から野沢温泉街までけっこうな時間がかかります。国内最長のロングコース(10km)、の肩書は伊達ではありませんでした。そして飯山駅へのバス乗り場は、冬期と夏期で異なるのでご注意を。

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