雪の西穂高岳独標 （テント泊）

2017年03月11日(土) 〜 2017年03月12日(日)

• GPS: 22:57
• 距離: 6.1km
• 登り: 617m
• 下り: 618m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:19
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:20

14:07 西穂高口(千石平)
14:36 14:37 旧ボッカ道分岐
15:27 西穂山荘

2日目

• 山行: 3:25
• 休憩: 2:26
• 合計: 5:51

7:13 西穂山荘
7:35 7:36 西穂丸山
8:33 9:11 西穂独標
10:02 10:05 西穂丸山
10:15 11:59 西穂山荘
12:36 12:36 旧ボッカ道分岐
13:04 西穂高口(千石平)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

2017年3月時点、積雪が多いため新穂高ロープウェイ乗場の奥にあるP1駐車場に無料で駐車できました。

コース状況／危険箇所等

春山の雰囲気ですがまだ雪山です。滑落事故も発生していると山小屋の方から聞きました。丸山から上は、前爪アイゼン、ピッケル、ヘルメットが必要かと思います。独標手前のトラバースが一番嫌な感じがします。直下のクサリ場は登山者が多い時はステップが切られていました。

写真

3/11 14:06

14:06　ロープウェイを降りて、観光客の多い西穂高口から登山開始。ズボ足でスタートです。

3/11 14:28

時々、西穂高の山々が見えます。

3/11 14:29

今夜の宿となる西穂山荘も見えます。

3/11 15:05

山荘手前の急登でチェーンスパイクを装着。テント装備なので結構へばってます。山荘まで90分位かかりました。山荘手前400mくらいから、100m単位で残り距離の標識があります。

3/11 17:31

山荘の軽食は15時で終了していたので、テント設営後に温かい飲み物で休憩。テント場は大混雑でした。夕方になると、青空になってきました。

3/11 17:38

巨大な雪だるま。西穂くんです。

3/11 17:46

17:46　日が沈みます。

3/11 17:48

夕日に映える西穂高。翌日登る予定の独標もよく見えます。

3/11 18:01

18:01　太陽はすっかり見えなくなりましたが、雲海が綺麗でした。

3/12 7:38

7:38　翌朝はゆっくりと出発して、丸山を7時半頃通過。西穂山荘から丸山までは前爪アイゼンとストックで。丸山でストックをピッケルに変えて、山頂を目指します。

3/12 8:08

途中の雪面はアイゼンが効いて登りやすかったです。雪面を登り切ると風が強まります。

3/12 8:40

前穂高からの吊り尾根でしょうか。

3/12 8:54

無事、独標到着です。この先は、まだまだ行けません。

3/12 8:58

比較的広いので、人が減るのを待って山頂ジャンプ！

3/12 9:20

独標直下のクサリ場は、ステップが切ってあるので登り下りは問題ありませんでした。

3/12 9:22

独標を振り返る息子。

3/12 9:26

独標アップ。人がいっぱいです。

3/12 9:37

後ろ髪を引かれながら山荘へ下山です。

3/12 12:20

テントを撤収し、山荘で美味しいラーメンを頂いてから下山しました。

3/12 12:44

途中の展望が開ける場所で、最後に西穂高を撮影。

3/12 13:02

雪の壁に戻ってきました。

3/12 13:18

ロープウェイの中から、ちょこっとだけ見えた槍ヶ岳。

3/12 13:19

二階建てのロープウェイです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント マット シュラフ

感想

k2saka

好天に恵まれ、極めて満足度の高い雪山でした。週末は人が多く、トレースはしっかりついていました。西穂山荘は人だらけ、テント場もギュウギュウでしたが、景色が素晴らしすぎました。
小3からはじめた父子登山も、2回目の雪山シーズンということで、無事独標までいってくることができました。下山後も「今回は、景色がすごかった！」と興奮冷めやらぬ状態でした。

コメント

tyu-ta

素晴らしい！
父子で独標、素晴らしいですね！

うちもいつか行ってみたいと思ってますが、直下の急斜面が怖そうでビビッてますw
（父子共に高所恐怖症なんですww）
家から遠いので、行くなら日帰りはもったいないから泊りかな？とか妄想はしてます。k2saka家のようにテント泊も良いですね（寒いけど）。参考にさせて頂きます^^

息子さんも独標を制覇し、ほんと頼もしいですね。スゴイです！

k2saka

Re: 素晴らしい！
コメント、ありがとうございます。
テント泊、お勧めですよ（小屋は大混雑で、子連れだとちょっと萎縮してしまいますから）。あと、直ぐに待避できる小屋横のテン場は有難いですよね。
独標直下は、雪質やステップの有無によって難易度は大きく変わると感じました。今回は、非常に安定していて、階段を上り下りするような感じでした。高所恐怖症ではありませんが、高いところは怖いと普通に感じるのですが、子どもはあまり怖くなかったそうです。ただし、ステップが大人サイズなので見ていてちょっと辛そうでした。それよりも直下手前の短いトラバースが、落ちたら止まらない感じ、また日影でカリカリだったため子どもは怖かったと言っておりました。
今後も、安全第一でゆっくりと山を楽しんでいきたいと思います。