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Yamareco

記録ID: 1088343
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

【憧れのロング縦走に挑戦】 六甲全山縦走路西向 宝塚〜塩屋

2017年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
10:25
距離
44.3km
登り
2,871m
下り
2,908m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:24
休憩
1:02
合計
10:26
距離 44.3km 登り 2,871m 下り 2,913m
7:29
32
JR宝塚駅
8:01
8:06
10
8:16
23
8:39
29
9:08
19
9:27
11
9:47
9:51
3
9:54
9:57
20
10:17
9
10:31
12
10:43
10:45
5
10:50
10:51
6
10:57
34
11:31
11:44
23
12:07
19
12:26
5
12:31
12:40
15
12:55
19
13:14
16
13:30
27
13:57
13:58
32
14:30
14:37
29
15:06
15:08
11
15:19
15:22
7
15:29
15:33
1
15:34
21
15:55
15:56
26
16:22
16:24
5
16:43
16:45
7
16:52
23
17:15
17
17:32
17:35
20
17:55
JR塩屋駅
天候 晴れ時々曇り
穏やかなポカポカ陽気
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
●スタート 
 JR福知山線宝塚駅

●ゴール
 JR山陽本線塩屋駅
コース状況/
危険箇所等
●全般
・山の中は道筋明瞭、よく整備されたトレイルが続いている
・舗装路歩き、車道と交錯するところ、下界に降りての住宅街歩きあり
・町中では、道筋が分かりにくいが、標識は要所にある
 ただし、どちらかというと東行(須磨→宝塚)向きかなと思いました
その他周辺情報 ●下山後の銭湯
「菊水温泉」を利用 420円 手ぶらセット700円
 帰りにJR新長田駅で途中下車、徒歩5〜10分くらい
 http://esento.web.fc2.com/kikusui/mainhome.html
ついに憧れのロングコースに1dayチャレンジ
六甲全山縦走の旅(西向)へ
宝塚駅を出発
遙か先、神戸の須磨を目指してスタートです
すぐに渡るこの橋、カーブが美しいお洒落な橋です
6
ついに憧れのロングコースに1dayチャレンジ
六甲全山縦走の旅(西向)へ
宝塚駅を出発
遙か先、神戸の須磨を目指してスタートです
すぐに渡るこの橋、カーブが美しいお洒落な橋です
はっきり言って、今の自分には無理目の旅
どこまで行けるだろう?
山の手の坂道、ハイカラ住宅街を抜けて、塩尾寺
2
はっきり言って、今の自分には無理目の旅
どこまで行けるだろう?
山の手の坂道、ハイカラ住宅街を抜けて、塩尾寺
快適トレイルが続きます
全山縦走路・・・
いい響きです
快適トレイルが続きます
全山縦走路・・・
いい響きです
途中、舗装路を交えたりクロスしたりします
とにかく長丁場、飛ばしすぎず抑えすぎずで、ペースを整える
登りはストック使って温存策
途中、舗装路を交えたりクロスしたりします
とにかく長丁場、飛ばしすぎず抑えすぎずで、ペースを整える
登りはストック使って温存策
一軒茶屋に到着
芦屋川〜有馬温泉のメジャールートとの十字路
この先はエスケープポイント多数
しんどくなったら、いつでも止められます
果たして、最後まで行けるのか!?
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一軒茶屋に到着
芦屋川〜有馬温泉のメジャールートとの十字路
この先はエスケープポイント多数
しんどくなったら、いつでも止められます
果たして、最後まで行けるのか!?
六甲最高峰
標高931.1m
以前来た時よりも、どこかすっきりした感じ
8
六甲最高峰
標高931.1m
以前来た時よりも、どこかすっきりした感じ
進行方向を眺める
まだ前半
気が遠くなるので、あまり見ないようにしましょう(笑)
霞んでいて、港町神戸の景色もあまり見えません
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進行方向を眺める
まだ前半
気が遠くなるので、あまり見ないようにしましょう(笑)
霞んでいて、港町神戸の景色もあまり見えません
六甲山上を行く
車道と交錯しながらトレイルが続きます
時折見失い、車道を行くときもありました
この頃は、まだまだ元気
六甲山上を行く
車道と交錯しながらトレイルが続きます
時折見失い、車道を行くときもありました
この頃は、まだまだ元気
日陰にはなんと雪が・・・
日陰にはなんと雪が・・・
ジンギスカン
ここは若かりし頃に来たことあるな
100万$の夜景を眺めながら、マトンとかを焼いた思い出が
3
ジンギスカン
ここは若かりし頃に来たことあるな
100万$の夜景を眺めながら、マトンとかを焼いた思い出が
ガーデンテラスという辺り
休憩したいところですが、長丁場なので先を急ぐ
ガーデンテラスという辺り
休憩したいところですが、長丁場なので先を急ぐ
ゴルフ場の中を行く
ゴルフ場の中を行く
六甲山小学校
山上のこぢんまりとした小学校
六甲山小学校
山上のこぢんまりとした小学校
記念碑台前
ビジターセンターがあるので、また機会をつくって、六甲山の勉強に来てみたいです
記念碑台前
ビジターセンターがあるので、また機会をつくって、六甲山の勉強に来てみたいです
車道を行く区間がしばらく続くと、杣谷峠(そまだにとうげ)
車道を行く区間がしばらく続くと、杣谷峠(そまだにとうげ)
その先しばらくで、アゴニー坂が始まります
六甲山系の道、どこもお洒落な名前を付けるものです
1
その先しばらくで、アゴニー坂が始まります
六甲山系の道、どこもお洒落な名前を付けるものです
登り切ると摩耶山天上寺
登り切ると摩耶山天上寺
道なりに、オテル・ド・摩耶
いいなあ、泊まってみたいなあ
道なりに、オテル・ド・摩耶
いいなあ、泊まってみたいなあ
摩耶山掬星台(きくせいだい)に到着
1
摩耶山掬星台(きくせいだい)に到着
神戸市街地、相変わらず霞んでいます
神戸市街地、相変わらず霞んでいます
摩耶山から市ヶ原を目指して・・・
メジャールートで、すれ違いも多数
岩混じりの急坂もあります
徐々に脚部疲労が始まっている
スリップに気を付けて・・・
摩耶山から市ヶ原を目指して・・・
メジャールートで、すれ違いも多数
岩混じりの急坂もあります
徐々に脚部疲労が始まっている
スリップに気を付けて・・・
市ヶ原に到着
全行程のほぼ中間地点かな
櫻茶屋のおばちゃんと、少し雑談
ここまで黙黙と進んできたので、こんな一時も旅の癒し
1
市ヶ原に到着
全行程のほぼ中間地点かな
櫻茶屋のおばちゃんと、少し雑談
ここまで黙黙と進んできたので、こんな一時も旅の癒し
河原が広がる市ヶ原
バーベキューの人たちもいました
脚部疲労、少しずつ感じています
3
河原が広がる市ヶ原
バーベキューの人たちもいました
脚部疲労、少しずつ感じています
大龍時
市ヶ原からここまでのアスファルト坂で、脚部のダルさが倍増
まずい展開だ・・・
大龍時
市ヶ原からここまでのアスファルト坂で、脚部のダルさが倍増
まずい展開だ・・・
摩耶山以降、多くのトレイルランナーズ?とすれ違うように
最近は、マイナーな里山ばかりだったので、人の多さが新鮮です
1
摩耶山以降、多くのトレイルランナーズ?とすれ違うように
最近は、マイナーな里山ばかりだったので、人の多さが新鮮です
鍋蓋山までは緩やかで助かりました
鍋蓋山までは緩やかで助かりました
鍋蓋山山頂通過
眺めの良いピーク
2
鍋蓋山山頂通過
眺めの良いピーク
鍋蓋山からの下り
急下り
疲労が増殖中、とにかく注意して
鍋蓋山からの下り
急下り
疲労が増殖中、とにかく注意して
下りきると天王吊橋
国道428号を越えます
菊水山への登り返しが・・・
下りきると天王吊橋
国道428号を越えます
菊水山への登り返しが・・・
菊水山山頂
なんとか登り切りました
2
菊水山山頂
なんとか登り切りました
ここも展望良好
午前中よりは視界が戻ってきました
3
ここも展望良好
午前中よりは視界が戻ってきました
時折現れる、全山縦走コースの案内判
一目で現在地が分かるのが有り難い
1
時折現れる、全山縦走コースの案内判
一目で現在地が分かるのが有り難い
しかしまだまだ先がある・・・
次なるは高取山
3
しかしまだまだ先がある・・・
次なるは高取山
菊水山からの下り
大きな堰堤が
菊水山からの下り
大きな堰堤が
神戸電鉄鵯越駅
ここで一服
自販機もあって飲料補給
途中で抜かれたトレランのお兄さんと少しお喋り
宝塚からここまで4時間半だって
方や私は7時間
すごいよね
2
神戸電鉄鵯越駅
ここで一服
自販機もあって飲料補給
途中で抜かれたトレランのお兄さんと少しお喋り
宝塚からここまで4時間半だって
方や私は7時間
すごいよね
ここから先、住宅街-山の繰り返し
立体的な配置の住宅街
地図を見ながら進んでいても、少し道迷い
ここから先、住宅街-山の繰り返し
立体的な配置の住宅街
地図を見ながら進んでいても、少し道迷い
高取山への登山口を発見
もうかなり脚にきてるけど、ただただ進むだけ
高取山への登山口を発見
もうかなり脚にきてるけど、ただただ進むだけ
鈴鹿の御在所裏道みたいな大きな堰堤
1
鈴鹿の御在所裏道みたいな大きな堰堤
高取山表側からの道と合流
高取山表側からの道と合流
ひなたぼっこ
昨年12月に来た高取山
懐かしいです
そうそうこの雰囲気
ホントは、その時休んだ下のお茶屋で一服したいんですが、日没前下山が怪しくなってきたので、先に進みます
1
昨年12月に来た高取山
懐かしいです
そうそうこの雰囲気
ホントは、その時休んだ下のお茶屋で一服したいんですが、日没前下山が怪しくなってきたので、先に進みます
来た方向を振り返る
良く歩いて来たけど、ゾッとするね(笑)
3
来た方向を振り返る
良く歩いて来たけど、ゾッとするね(笑)
文太郎さんゆかりの高取山に到着です
文太郎さんゆかりの高取山に到着です
高取山からの眺めは素晴らしい
1
高取山からの眺めは素晴らしい
なんて粋な一言なんだ
1
なんて粋な一言なんだ
そして先が見える
残す山塊はあと2つ
1
そして先が見える
残す山塊はあと2つ
高取山から下り、妙法寺地区の住宅街を通過
エスケープできますが、まだまだ行きますよ
そろそろ、日没までに踏破できるのか、真剣に考え始める(笑)
高取山から下り、妙法寺地区の住宅街を通過
エスケープできますが、まだまだ行きますよ
そろそろ、日没までに踏破できるのか、真剣に考え始める(笑)
阪神高速神戸山手線?をクロス
時折、太腿にピリッとくる瞬間があります
いよいよか・・・
下を潜った後の上り階段が、さりげなくドS
1
阪神高速神戸山手線?をクロス
時折、太腿にピリッとくる瞬間があります
いよいよか・・・
下を潜った後の上り階段が、さりげなくドS
須磨アルプスに向かって
横尾という地区の団地を行く
須磨アルプスに向かって
横尾という地区の団地を行く
ありました、登り口
ありました、登り口
この階段で完全に太腿にピリッときました
こうなると一触即発
痙攣が爆発しないよう、ストレッチしながら慎重に脚を運びます
1
この階段で完全に太腿にピリッときました
こうなると一触即発
痙攣が爆発しないよう、ストレッチしながら慎重に脚を運びます
須磨アルプスの稜線に乗りました
東山です
須磨アルプスの稜線に乗りました
東山です
小枝越しに素敵な神戸の街の眺め
1
小枝越しに素敵な神戸の街の眺め
縦走路のメジャースポット
須磨アルプス「馬の背」現る!
2
縦走路のメジャースポット
須磨アルプス「馬の背」現る!
これぞ、アルプス!
惚れ惚れします
4
これぞ、アルプス!
惚れ惚れします
花崗岩が風化した岩場
見た目ほどではありませんが、それでもなかなかの味
2
花崗岩が風化した岩場
見た目ほどではありませんが、それでもなかなかの味
それなのにすぐ近くに団地
それなのにすぐ近くに団地
海側も見えますね
海側も見えますね
真上に夕陽が降り始めています
ダイヤモンド馬の背
6
真上に夕陽が降り始めています
ダイヤモンド馬の背
馬の背と遠くなった高取山を振り返る
1
馬の背と遠くなった高取山を振り返る
その後の登りが何気なくキツかったけど横尾山を通過
その後の登りが何気なくキツかったけど横尾山を通過
ああ、いよいよ越える山塊も残り一つだ
遠くに見えていたのが、もう間近まで来てる
ああ、いよいよ越える山塊も残り一つだ
遠くに見えていたのが、もう間近まで来てる
栂尾山を越えると、再び下界に降ります
栂尾山を越えると、再び下界に降ります
これも名物ポイント
標高差100mほどを階段で一気に下る
3
これも名物ポイント
標高差100mほどを階段で一気に下る
高倉台の団地を抜けて
弁当屋に惹かれたけど、我慢して通過
高倉台の団地を抜けて
弁当屋に惹かれたけど、我慢して通過
取り付きが見えてきた
取り付きが見えてきた
登りは階段
これまた、キツい!
ついに中腹で、太腿が痙攣しそうに・・・
ストレッチを入れてしのぐ
登りは階段
これまた、キツい!
ついに中腹で、太腿が痙攣しそうに・・・
ストレッチを入れてしのぐ
休み休み登り切りました
おらが茶屋
ここの手作りメニューはいいらしい
空いてる時間にのんびり来たいです
この辺りで、地元の紳士に、ねぎらいのお言葉をいただく
休み休み登り切りました
おらが茶屋
ここの手作りメニューはいいらしい
空いてる時間にのんびり来たいです
この辺りで、地元の紳士に、ねぎらいのお言葉をいただく
西側の眺めが見えてきました
明石海峡大橋
これが見えると終わりは近い
1
西側の眺めが見えてきました
明石海峡大橋
これが見えると終わりは近い
瀬戸内海に日没間近
ここから急速に落ちますね
4
瀬戸内海に日没間近
ここから急速に落ちますね
もう縦走終了間近
途中色々あっても、この段階に来ると、妙に名残惜しくなるのはなぜだろう
もう縦走終了間近
途中色々あっても、この段階に来ると、妙に名残惜しくなるのはなぜだろう
遊歩道からやがてトレイルに
木の幹に夕陽があたる
遊歩道からやがてトレイルに
木の幹に夕陽があたる
鉄拐山ピークは巻きます
すぐ上で、たいした遠回りではないんですが、今、階段なんか登ったら太腿が爆発しそうなので
鉄拐山ピークは巻きます
すぐ上で、たいした遠回りではないんですが、今、階段なんか登ったら太腿が爆発しそうなので
ついに着きました
旗振山
昨年末に来たところです
ついに着きました
旗振山
昨年末に来たところです
今日は帰りに街をブラブラする元気(脚力)もないだろうな
1
今日は帰りに街をブラブラする元気(脚力)もないだろうな
昔の国境
なんとか日没には間に合いました
2
なんとか日没には間に合いました
まだ明るいので、未踏の塩屋駅へのルートで下っていきます
1
まだ明るいので、未踏の塩屋駅へのルートで下っていきます
鉢伏山は通らずに・・・
そういえば、ブラタモリでもこの辺放送されてましたね
鉢伏山は通らずに・・・
そういえば、ブラタモリでもこの辺放送されてましたね
薄暗い森の中、トレイルを下って行くと標識があり一安心
途中、分かれ道もあったけど、同じく塩屋に下りるようで
薄暗い森の中、トレイルを下って行くと標識があり一安心
途中、分かれ道もあったけど、同じく塩屋に下りるようで
そして塩屋の町が見えてきました
電車の音が聞こえ、駅も見えます
洋館のある坂の町を下って行くと・・・
そして塩屋の町が見えてきました
電車の音が聞こえ、駅も見えます
洋館のある坂の町を下って行くと・・・
やりました!
ゴールのJR塩屋駅に到着
約10時間半の旅、なんとか1day達成です!
燃え尽きました
これ以上歩くのはホントもうムリ(笑)
5
やりました!
ゴールのJR塩屋駅に到着
約10時間半の旅、なんとか1day達成です!
燃え尽きました
これ以上歩くのはホントもうムリ(笑)
帰り道、JR新長田駅で途中下車
商店街を少し歩き、銭湯菊水温泉へ
軟水のまろやかなお湯
1
帰り道、JR新長田駅で途中下車
商店街を少し歩き、銭湯菊水温泉へ
軟水のまろやかなお湯
内臓疲労なく食欲旺盛
銭湯後に補給を
クタクタに歩き疲れた後は、なぜだか中華に行きたくなります
これに豚まんと餃子をペロリと
8
内臓疲労なく食欲旺盛
銭湯後に補給を
クタクタに歩き疲れた後は、なぜだか中華に行きたくなります
これに豚まんと餃子をペロリと

感想

憧れの六甲全山縦走路1dayに初チャレンジ。
予想通り、脚部疲労はとてつもないものでしたが、
無事、歩ききることができました。

---------------------------------------------------------------------------------------

公称では全長56kmとか言われ(実質は40数km?)、
年に何度か全山縦走イベントも開催される、
加藤文太郎さんゆかりの伝統的ロングコース。

確か山歩きを始めた頃だったと思うが、東向で2分割で歩いている。
その時は、繰り返されるアップダウンに、
セクションハイクでもバテてしまって、意気消沈。
これを1度で歩ききるなんて・・・イメージさえ湧かなかったし、
別世界の強者達の所行だと思っていた。

時はたち、ここ1〜2年はロングトレイルにも興味が出てきて、
最近はハイクもランも調子がいい。
ここらで一度チャレンジしてみようかと・・・
もしかしたら今なら出来るかも知れない。

日程の都合上、日帰りとせざるを得なかった今回、
今の自分にとっては無理目な1dayロング(だからチャレンジか)、
できれば、夜明けと同時に早めに出発したい。

電車で日帰りとなると、自宅最寄駅から始発電車に乗っても、
いずれの起点(須磨・宝塚)にも、到着するのは7時を過ぎてしまう。

車でアクセスし、帰りに回収するのなら、自由度は増す。
しかし、仮に無事終了しても、相当な疲労になるだろう。
連休と年度末で交通量が多い中、疲労困憊での帰りの運転は避けたい。
自宅に無事帰宅するまでも含めて一つの山行だから。

悩ましいところだが、
ここは出発が遅くなるのは割り切って電車で行くことに。
方向は西向きを選択。
万が一の日没に備え、また疲労で続行不能になった場合でも、
神戸市内でエスケープポイントがいくつかある。

---------------------------------------------------------------------------------------

道中、無心になって黙々と進んだだけだが、色々あった。
アスリートでも比叡山の修行僧でもないのに、
何をこんなに歩いているのかと思った(毎度のことだが)。
歩くのも走るのも好きだが、
筋肉や関節がガタガタになるまで疲労して40何キロも歩き、
楽しかったと言えるのだろうか・・・
自分を見失っていないだろうか・・・
チャレンジもいいが、身の丈に合っていないんじゃないか・・・

それとも、小難しく考えすぎか・・・

人は人だが、猛者の皆さんは、
何を考えながら歩いたり走ったりしているのだろう・・・

まあ戯言はどうでもいいか・・・

終盤、おらが茶屋の辺りで、お散歩中らしき地元の紳士にお声かけいただいた。
夕方の時間帯に、疲れ果てた姿で西に向かっていたからだろうか。
一目で「宝塚から?」と聞かれ、「そうなんです」と答えると、
ここまでのねぎらいと「後少しだから」のお言葉をいただいた。
旅でよくある一期一会。
このちょっとしたやりとりで、スーッと疲れが引いていきました。
良くも悪くも言葉の力は偉大だなあと、思いながら無事下山できたのでした。


とにもかくにも脚部は疲労でガタガタだ。
ひとまず少し休もう・・・

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コメント

すごすぎっ!
お疲れさまです。
見てるだけで…こちらまで疲れるような…
疲労は大丈夫ですか?
無事に帰宅できましたか?
ひとまず休んだら…
次なる挑戦を見せてくださいね
2017/3/21 8:57
Re: すごすぎっ!
こんばんは
ありがとうございます。

この冬は(も)、雪山には行かず、
こんな低山縦走ばっかりになってしまいました(笑)。
2日たった今、筋肉痛は癒えてきましたが、
弱点の股関節だけは深くやられていますね。

実はこの日、疲れたからもう神戸に泊まろうと・・・
自宅にも連絡し、手頃なビジネスを調べてみたものの・・・
春の連休のさなかに空室なんてありませんよね。
結局、電車に揺られ、爆睡しながら帰ってきました。
ホント、車にしなくて良かったです。

伝統的縦走コースの1day初挑戦・・・
達成はできて嬉しい反面、ちょっと限界を感じたり。
もう少し速く行けないかと思ったり。
まあ色々ですよね。
2017/3/21 23:14
1day六甲全山縦走 達成おめでとうございます
3120mさん こんばんは

六甲全山縦走制覇素晴らしいですね。
私は4年前に、4回に分けて六甲全山縦走を達成しました。
毎年11月に大会があるのは知っていますが、一気に縦走は心が引けていました。
しかし、このコースは、明石大橋が見えたり、須磨アルプスの風景や神戸の街を見下ろしたり、いいコースですね。体力付けたら私も挑戦したいです。
2017/3/21 19:11
Re: 1day六甲全山縦走 達成おめでとうございます
100yamaさん、こんばんは
ありがとうございます。

このコース、伝統的なだけあって、ロマンありますよね。
神戸の市街地を眺めながら進むのも最高です。

快適トレイルばかりではなくて、西向きだと摩耶山からの下り、鍋蓋山〜菊水山にかけてなど、岩混じりの急坂もありますね。
別に普通の登山道なんですが、このようなロング縦走で疲れているときの下りとなると別問題。
慎重に行きました。

僕も大会があるのは知ってるんですが、早朝出発なので、前泊する必要があるのと、大会だと、渋滞があったり、後ろから速い人に迫られたりと、気分的にしんどいかなと・・・
まだ申しこんだことはないんですよね。
2017/3/21 23:21
お久しぶりです
こんにちは。久々に覗いてみたら六甲全縦走達成されたのですね!お疲れ様でした。つい先日キャノンボールがあったので一瞬大会かと思いました。
あと文中に加藤文太郎さんのワードがあったので嬉しく思いました。
自分の周りには加藤さんについて話せる仲間がいませんので。
膝関節に疲労がたまってると思うのでゆっくり休んででくださいね!
2017/4/5 14:32
tak_souさんへ
こんばんは
ありがとうございます。

こちらのオッサンには、とんでもないチャレンジでしたが、なんとか日没前に塩屋に到達。
六甲の後は、さすがに疲れ、疲労が抜けるのに1週間ほどかかりました。
あのコース、キャノンボールの他にも全縦の大会などがあって、大勢の人が1日で踏破してしまうのは、やはりすごいと思います。

六甲、市街地と近接し、鉄道駅からも入りやすく、それでいて自然豊富で山深い。
とても魅力的で、なんだかはまってしまいそうです。
全縦はすぐにまたやろうとは思わないけど、途中通過した一つ一つのエリアにたくさんのルートがあります。
またスポット的に行ってみようと思っています。
2017/4/5 20:52
Re:
最近知ったのですが、キャノンボールは1往復とか1.5往復もあるみたいですね!
片道だけでもしんどそうなのに世の中には底知れない猛者がいるものですね(^-^)
2017/4/6 13:08
あっ
翌々週に東海道ロングハイクしてましたね!失礼しました(^-^)
足がお強い!!
2017/4/5 14:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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