赤岳〜阿弥陀岳・↑地蔵尾根↓御小屋尾根の周回縦走 稜線は平穏そのもの
- GPS
- 09:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:56
赤岳山頂に30分以上滞在可能なコンディションだったのは幸運でした。
天候 | 晴れ(ほぼ無風) 薄い高曇りで太陽にフィルターがかかるため、直射日光とはならずに快適でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時前でまだまだガラガラでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースでは何箇所かの急登や急な下り、ナイフリッジがあり、ある程度の緊張を強いられます。今回はほぼ無風だったので普段よりはだいぶ難易度は低かったとは思います。 阿弥陀岳〜美濃戸口の御小屋尾根はズボズボ地獄 |
その他周辺情報 | 先週の3連休で皆さんお出かけして、今週は休んでる人が多かったのでしょうか。 中央道・小仏トンネルも17時時点の渋滞は1km(5分)程と快適に帰宅できました。 |
写真
感想
甲斐駒ヶ岳の日帰りか、赤岳〜阿弥陀の縦走か迷ってこちらを選びました。
甲斐駒ヶ岳もずっと晴れ渡っていたので、結果的にはどちらを選んでも正解だったのでしょう。素晴らしいコンディションの中、ゆっくりと景色を堪能できました。
終始ほぼ無風で、立ち止まって休憩すると自分の呼吸の音しかしない。
そんな静かな山行でした。
赤岳山頂では幸運にもしばらく貸切状態。
気温はマイナス10℃程ですが、ほぼ無風なので全く寒さを感じない。
普段ならあり得ないのでしょうが、ゆっくりと昼食を摂る事も出来ました。
赤岳からの景色を堪能した後は阿弥陀岳へ向けて出発。
中岳を経由して阿弥陀岳に取り付きました。
見た目通りの急登。見上げる感じで、ほとんど壁のように聳え立っています。
ピッケル・アイゼンが利きにくい雪質なので、確実にピッケルを固定させ張り付くようにして進みました。
ただ、先行者のステップが切られているので、意外に登りやすかったです。
急登の箇所はすぐに終わり、後は普通の登りでした。
阿弥陀岳は今回が初登頂。
こちらも先行者が皆下山してしまっていたので、終始貸切。
この時間になると中央アルプスはガスっていました。
…と、ここで自身に大トラブル。何と、ここで花粉症を発症。
くしゃみ鼻水、涙が止まらなくなりました…現在も酷い状態です。
さて、下山はどうせなら登りと違うルートでということで御小屋尾根から。
樹林帯までは難なく進みましたが、あまり踏まれていないルートということで、トレースはあるもののズボズボ地獄。
樹林帯で考え事をしていたらトレースから外れたところを進んでしまい、腰上ラッセルでルート復帰。(反省)
樹林帯はアイゼンはほとんど意味を成さず、湿っているのでダマになって張り付きます。適当な箇所で外しつぼ足で進みました。(圧倒的にこちらが歩きやすい)
美濃戸口分岐までは、体力を要するズボズボ歩行でしたが、ここからは快適な登山道に。再びアイゼンを装着し、ペースアップ。
車道に出てアイゼンを外して別荘地を抜ける。アスファルト+意外に勾配の強い下りで足に来ます。そんなこんなで駐車場に到着。
本日は多くの方が赤岳を目指しておられましたが、赤岳も阿弥陀岳もピークタイムから外れた行程だったので、全体的に静かなソロ山行となりました。
素晴らしいコンディションで登山できたことに感謝。
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