ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1098295
全員に公開
山滑走
北陸

笈ヶ岳

2017年04月01日(土) 〜 2017年04月02日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 石川県 岐阜県
 - 拍手
ももちゃん🍄 その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
27:57
距離
23.4km
登り
2,253m
下り
2,262m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:12
休憩
0:00
合計
4:12
距離 4.2km 登り 970m 下り 126m
11:55
222
スタート地点
15:37
30
16:07
宿泊地
2日目
山行
10:17
休憩
1:29
合計
11:46
距離 19.2km 登り 1,289m 下り 2,135m
4:06
134
宿泊地
6:20
98
8:18
7
8:25
8:50
15
9:05
9:06
14
10:09
56
11:05
11:06
118
13:04
13:49
14
幕営地撤収
14:03
14:20
92
15:52
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一里野温泉スキー場近くの駐車場に停めさせていただきました
ちなみにnakkiさんはスノーシューとアイゼンです
駐車地より
2017年04月01日 12:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/1 12:01
駐車地より
魔の導水管
2017年04月01日 12:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/1 12:19
魔の導水管
雪の少ない導水管ルートを今回はスキーで
2
雪の少ない導水管ルートを今回はスキーで
導水管の登り。地獄でした。
2017年04月01日 12:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
4/1 12:31
導水管の登り。地獄でした。
刺さったストックを無理やり脱いたらスノーバスケットが取り残されて・・・
2017年04月01日 13:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
4/1 13:24
刺さったストックを無理やり脱いたらスノーバスケットが取り残されて・・・
外れたスノーバスケットは1mくらい掘って取り出しました。
雪の掻き出しは上ではなくて横にすると速く掘れます。
2017年04月01日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5
4/1 13:30
外れたスノーバスケットは1mくらい掘って取り出しました。
雪の掻き出しは上ではなくて横にすると速く掘れます。
白山とnakkiさん
2017年04月01日 14:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 14:46
白山とnakkiさん
べっちょべちょの雪を歩きます
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べっちょべちょの雪を歩きます
笈ヶ岳が顔を出します
2017年04月01日 15:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 15:25
笈ヶ岳が顔を出します
山毛欅尾山に来ました
2017年04月01日 15:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 15:32
山毛欅尾山に来ました
山毛欅尾山に到着
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山毛欅尾山に到着
山毛欅尾山にて
2017年04月01日 15:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 15:38
山毛欅尾山にて
山毛欅尾山から少し先に進むます
山毛欅尾山から少し先に進むます
明日のアタックを控えて
2017年04月01日 15:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/1 15:50
明日のアタックを控えて
設営完了!
2017年04月01日 16:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 16:20
設営完了!
今日はここまで!(笑)
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今日はここまで!(笑)
今日のラーメンには具があります(笑)
味噌汁用の具ですが・・・
2017年04月01日 17:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 17:46
今日のラーメンには具があります(笑)
味噌汁用の具ですが・・・
日も暮れて
2017年04月01日 18:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 18:27
日も暮れて
明日は4時出発なので19時には就寝しました
2017年04月01日 18:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/1 18:41
明日は4時出発なので19時には就寝しました
暗闇の痩せ尾根は精神的によくないです
2017年04月02日 04:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/2 4:40
暗闇の痩せ尾根は精神的によくないです
恐怖の登り
泣きを入れたくなります
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泣きを入れたくなります
5時を過ぎると明るくなってきます
2017年04月02日 05:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 5:16
5時を過ぎると明るくなってきます
ヘッデン歩行中
2017年04月02日 05:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:21
ヘッデン歩行中
大笠山と笈ヶ岳
2017年04月02日 05:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:28
大笠山と笈ヶ岳
稜線歩きが続きます
2017年04月02日 05:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/2 5:28
稜線歩きが続きます
桃色に染まってきました
2017年04月02日 05:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:42
桃色に染まってきました
剣ヶ峰と大汝峯
2017年04月02日 05:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:42
剣ヶ峰と大汝峯
ピンク白山を撮るnakkiさん
2017年04月02日 05:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:44
ピンク白山を撮るnakkiさん
ピンクの白山
2017年04月02日 05:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:48
ピンクの白山
ピンクの美女坂
2017年04月02日 05:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:50
ピンクの美女坂
北縦走路
2017年04月02日 05:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/2 5:52
北縦走路
凶悪な冬瓜山
2017年04月02日 05:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:20
凶悪な冬瓜山
キノコ撮影中
2017年04月02日 05:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 5:56
キノコ撮影中
先行者のテント発見
2017年04月02日 06:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 6:03
先行者のテント発見
冬瓜平への分岐
2017年04月02日 06:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 6:06
冬瓜平への分岐
nakkiさんを地獄のトラバースに巻き込んで・・・
2017年04月02日 06:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/2 6:10
nakkiさんを地獄のトラバースに巻き込んで・・・
冬瓜平にて
独特の雰囲気
早朝の冬瓜平を歩きます
4
早朝の冬瓜平を歩きます
笈ヶ岳が近づきます
4
笈ヶ岳が近づきます
巻ルート核心部、沢筋に下ります。
巻ルート核心部、沢筋に下ります。
平和な冬瓜平です
2017年04月02日 06:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 6:26
平和な冬瓜平です
核心部が近づいてきました
2017年04月02日 06:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 6:32
核心部が近づいてきました
ここを下って巻いて登る核心部です
2017年04月02日 06:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/2 6:38
ここを下って巻いて登る核心部です
巻きの核心部を通過中
2017年04月02日 06:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 6:42
巻きの核心部を通過中
今回のために可動式と固定式のダブルクトー。食い込み最強でした。
2017年04月02日 06:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 6:49
今回のために可動式と固定式のダブルクトー。食い込み最強でした。
凶悪な冬瓜山とトレース
2017年04月02日 07:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:02
凶悪な冬瓜山とトレース
ここをトラバースしながら登りシリタカ山を巻きます
2017年04月02日 07:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:06
ここをトラバースしながら登りシリタカ山を巻きます
トラバースの登りが続きます
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トラバースの登りが続きます
笈ヶ岳をバックにダブルクトーを軋ませて
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笈ヶ岳をバックにダブルクトーを軋ませて
シリタカ山を巻くルートはなかなかのトラバース
2017年04月02日 07:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:24
シリタカ山を巻くルートはなかなかのトラバース
これから歩くルート全貌
2017年04月02日 07:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:24
これから歩くルート全貌
笈ヶ岳の稜線に向かい歩きます
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笈ヶ岳の稜線に向かい歩きます
稜線に向かう登りです
2017年04月02日 07:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:44
稜線に向かう登りです
白山とnakkiさん
2017年04月02日 07:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:44
白山とnakkiさん
正面より左側を巻いて登ります
2017年04月02日 07:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:45
正面より左側を巻いて登ります
笈ヶ岳への稜線に向かって
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笈ヶ岳への稜線に向かって
硬い斜面を登ります
2017年04月02日 07:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:45
硬い斜面を登ります
稜線までの斜面は慎重に
2017年04月02日 07:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:55
稜線までの斜面は慎重に
あと少しで稜線に
2017年04月02日 07:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 7:57
あと少しで稜線に
稜線に出ました
2017年04月02日 08:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:00
稜線に出ました
大展望となります
2017年04月02日 08:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:01
大展望となります
まだ登りは続きます
2017年04月02日 08:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:09
まだ登りは続きます
稜線に上がればまずは小笈ヶ岳
2017年04月02日 08:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:13
稜線に上がればまずは小笈ヶ岳
小笈ヶ岳に向かいます
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小笈ヶ岳に向かいます
稜線にたたずむnakkiさん
2017年04月02日 08:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:13
稜線にたたずむnakkiさん
小笈ヶ岳より
小笈ヶ岳より笈ヶ岳
2017年04月02日 08:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:19
小笈ヶ岳より笈ヶ岳
白山とシリタカ山をバックに
2017年04月02日 08:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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白山とシリタカ山をバックに
あと少し
2017年04月02日 08:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:25
あと少し
小笈ヶ岳から笈ヶ岳へは壁のような斜面あり
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小笈ヶ岳から笈ヶ岳へは壁のような斜面あり
笈ヶ岳ピーク
2017年04月02日 08:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:27
笈ヶ岳ピーク
大笠山
2017年04月02日 08:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:27
大笠山
笈ヶ岳山頂にて白山へのダブル土下座!安全祈願!
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笈ヶ岳山頂にて白山へのダブル土下座!安全祈願!
エッジから土下座!
2017年04月02日 08:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 8:37
エッジから土下座!
狭い山頂からコラボ記念
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狭い山頂からコラボ記念
大笠山方面。一見行けそうですが、ものすごいアップダウン地獄のようです。
2017年04月02日 08:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
4/2 8:49
大笠山方面。一見行けそうですが、ものすごいアップダウン地獄のようです。
シール剥がして山頂から早速滑ります。小笈ヶ岳ではシートラでアイゼンで這い上がります。
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シール剥がして山頂から早速滑ります。小笈ヶ岳ではシートラでアイゼンで這い上がります。
5人パーティーの方々と遭遇します
2017年04月02日 09:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 9:03
5人パーティーの方々と遭遇します
小笈ヶ岳
2017年04月02日 09:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 9:07
小笈ヶ岳
白山をバックに。普通の山スキーヤーらしく(笑)
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白山をバックに。普通の山スキーヤーらしく(笑)
これまでの土下座のご利益!
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これまでの土下座のご利益!
登ってきたルートとシリタカ山
2017年04月02日 09:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 9:22
登ってきたルートとシリタカ山
5人パーティーも無事登頂!
2017年04月02日 09:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 9:24
5人パーティーも無事登頂!
笈ヶ岳の稜線からトラバースしながら下降します
2017年04月02日 09:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 9:24
笈ヶ岳の稜線からトラバースしながら下降します
笈ヶ岳を後に、シリタカ山のピークを目指します。
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笈ヶ岳を後に、シリタカ山のピークを目指します。
シリタカ山。実はピーク踏むのは初めて。
3
シリタカ山。実はピーク踏むのは初めて。
シリタカ山から笈ヶ岳
2017年04月02日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:01
シリタカ山から笈ヶ岳
シリタカ山からの稜線
2017年04月02日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:12
シリタカ山からの稜線
スキーならこんなトラバース楽チンなのですが
2017年04月02日 10:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:22
スキーならこんなトラバース楽チンなのですが
スノーシューを踏んでしまい
2017年04月02日 10:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:23
スノーシューを踏んでしまい
クラッシュ!
2017年04月02日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:24
クラッシュ!
滑落制動体制
2017年04月02日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:24
滑落制動体制
何とか止まります
2017年04月02日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:24
何とか止まります
nakkiさんfukki
2017年04月02日 10:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:24
nakkiさんfukki
全貌
2017年04月02日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:26
全貌
雪が安定しているからこそできる下降シーン
2017年04月02日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
4/2 10:32
雪が安定しているからこそできる下降シーン
この急斜面は右から回って下ります。最大斜度50度くらい。
2017年04月02日 10:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:34
この急斜面は右から回って下ります。最大斜度50度くらい。
急斜面とデブリ地獄を脱出
2017年04月02日 10:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:37
急斜面とデブリ地獄を脱出
これでもここが一番の弱点でした。下り専用。
2017年04月02日 10:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:38
これでもここが一番の弱点でした。下り専用。
地獄のデブリトラバースを強いてしまいました...
2017年04月02日 10:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:38
地獄のデブリトラバースを強いてしまいました...
大型バウムクーヘン
2017年04月02日 10:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:45
大型バウムクーヘン
広々とした冬瓜平
2017年04月02日 10:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 10:47
広々とした冬瓜平
独特な森林
2017年04月02日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 11:07
独特な森林
幻想的な樹林帯
2017年04月02日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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幻想的な樹林帯
冬瓜平とnakkiさん
2017年04月02日 11:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 11:17
冬瓜平とnakkiさん
素晴らしき冬瓜平
2017年04月02日 11:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 11:21
素晴らしき冬瓜平
冬瓜平を後にして
2017年04月02日 11:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 11:32
冬瓜平を後にして
冬瓜山を後にして山スキー
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冬瓜山を後にして山スキー
細かなアップダウンが多くこの稜線はずっとシール貼ったまま
2017年04月02日 11:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/2 11:47
細かなアップダウンが多くこの稜線はずっとシール貼ったまま
ここはスキーでは登らず右から大きく巻きました
2017年04月02日 12:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 12:04
ここはスキーでは登らず右から大きく巻きました
痩せ尾根滑り
嫌らしい急斜面も多数
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嫌らしい急斜面も多数
山毛欅尾山への登り返しは標高差200m
山毛欅尾山への登り返しは標高差200m
200mの登り返し途中
2017年04月02日 13:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 13:02
200mの登り返し途中
ブナオ山に戻ってきました!
2017年04月02日 13:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 13:03
ブナオ山に戻ってきました!
雪はスベスベのザラメで超快適
2017年04月02日 14:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 14:38
雪はスベスベのザラメで超快適
下部は痩せ尾根と薮
2017年04月02日 14:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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下部は痩せ尾根と薮
薮が濃くなります
2017年04月02日 14:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 14:54
薮が濃くなります
導水管の中間池手前で薮と戯れます
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導水管の中間池手前で薮と戯れます
導水管の中間池、ドボンは免れました。
2017年04月02日 15:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 15:03
導水管の中間池、ドボンは免れました。
ここはまだ雪があります
2017年04月02日 15:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 15:04
ここはまだ雪があります
だんだん雪が減ってきました
2017年04月02日 15:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 15:08
だんだん雪が減ってきました
西側に回って雪をつなぎます
2017年04月02日 15:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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西側に回って雪をつなぎます
導水管横のルートは何とか雪をつなぎ
1
導水管横のルートは何とか雪をつなぎ
少しならそのまま歩きます
少しならそのまま歩きます
何とか雪をつなぎ
2017年04月02日 15:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 15:19
何とか雪をつなぎ
罰ゲームのよう
2017年04月02日 15:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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罰ゲームのよう
スノーシューなのでバックステップで
2017年04月02日 15:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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スノーシューなのでバックステップで
魔の導水管横も何とかクリア
2017年04月02日 15:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/2 15:28
魔の導水管横も何とかクリア
駐車地より一里野温泉スキー場
2017年04月02日 15:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/2 15:52
駐車地より一里野温泉スキー場
コラボの証、熱い握手!
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コラボの証、熱い握手!
撮影機器:

感想

nakkiさんが笈ヶ岳は初めてということで、私も2回目なのですが山スキーと歩きのコラボでアタックしてきました。
私は山スキー同士のコラボがないなぁ…と思ったのですが、どうもその理由は山スキー向きでないところを好んでるために誰も一緒に行きたがらないのが原因ということに今日気付きました(笑)

さて前置きはこれくらいにして、直前にsouさんが日帰りで笈ヶ岳に登頂されたレコがアップされてました。さすがに2時登山開始は…ということで、夜勤明けのnakkiさんには酷ですがお昼12時スタート、ブナオ山〜冬瓜平のどこかで幕営という予定です。
気温も高めなお昼、集合場所の駐車場で待機しているとnakkiさんの車がビューンと通過!慌てて電話して、駐車場入口で出迎えます。
nakkiさんビールはロング缶4本(笑) 私は2本と頑張ります。
前回にツボ足で往生した導水管横のルート、今回はスキーで登ります。途中までは良かったのですが、雪が切れて薮が茂ってくるとスキーではどうしようもなくなり、諦めてツボ足シートラでなんとか導水管横の階段を目指すも導水管に阻まれて行けず、導水管のつなぎ目で何とか導水管を乗り越えて階段にたどり着きます。もう汗だくです。
階段もハードですが確実に登れるだけ全然マシです。nakkiさんに遅れること10分、ようやく雪の豊富なNo.6のつなぎ目にたどり着きました。ここでも導水管をまたいで乗り越えます。

地獄の導水管が終わればあとは黙々と登るだけ〜と思いきや、雪がザクザクでよく滑ります。nakkiさんはストックのスノーバスケット脱落という持病に悩まされ続けましたが、なんとか3時間半でブナオ山に到着です。ビューポイントで写真を撮り、次なるルートは〜と200mの下り。つまり帰りに200mの登り返しになることを察知したnakkiさんの提案で、今日はここで幕営して明日は2時間早い4時スタートということにしました。結果的にこれは大正解でした。
乾杯をしてしばらく山談義、その後夕飯を済ませたら早めの就寝です。風のない静かな幕営地でしたが、床からの冷えに何度か目が覚めて、諦めて2時に起きて朝食にします。準備を整えてまだ3時、時間があるので横になってウトウト…nakkiさんの呼びかけで4時起床。すぐにテントを出てスタートします。

ブナオ山からの稜線は何でもないようで急斜面もあり痩せているので神経を使います。アイゼンなら安心ですが私は山スキー。硬い雪面にクトーを軋ませ這い上がります。それでも雪が硬い早朝は効率が良く、2時間程度で冬瓜平の分岐に到着しました。ここでトレースの主の先行者のテント場を発見。もちろん出発されてて、冬瓜山の稜線に向かわれたようです。あれは急過ぎてスキーでは無理、我々は巻きルートの冬瓜平に進みます。ここからは強烈な巻きとなるので、2日前に準備した可動式クトーにプラスして固定式クトーを追加し、ダブルクトーで臨みます。
冬瓜平はとても素敵な場所で、ここで幕営するのが本望なのですがいかんせん遠い!と思いつつ凹凸のある冬瓜平をルート確認しながら歩きます。
ここは昨年来ているのでルートは覚えており、あまり迷いはありません。ただ、雪の状態はその時々で異なるので都度確認して判断を変えることがあります。計画通りに行くとは限りません。なので雪山の計画は現地に行って急遽変更するということがよくあります。
今回はややシリタカ山寄りの巻き方となりました。結構な斜度のトラバースでしたがnakkiさん根性で歩いてきます。ダブルクトーの効果で結構安心して巻くことができました。
ここで尾根沿いを歩いておられた先行者を追い抜かしたことを確認。鞍部で小休止していざ笈ヶ岳への稜線を目指します。正面の岩を目指す方法とやや左に寄って巻いて登る方法がありますが、山スキーなら傾斜緩めの左寄りに巻いて行くことになります。帰りに見たら非常に細いトレースでしたが、これもダブルクトーのおかげでしょうか。それほど恐怖心はありませんでした。ただここは滑落したらどこまで行くのかというくらい深いので、板が外れるとかクトーのかかりが悪いというようなことは絶対に避けないとまずいでしょう。

さて何とか稜線に上り詰めると後は小笈ヶ岳と笈ヶ岳を狙うのみです。それほど難易度は高くありませんが、小笈ヶ岳手前で雪庇の乗り越えがあり、ここはスキーでかつかつまで雪庇に食い込ませて、上半身だけ雪庇の上に乗り上げて寝転んで下半身を持ち上げました。また小笈ヶ岳の直下では壁のような斜面になっており、滑落しながら降りるという感じでした。下山時は到底スキーでは登れないことは容易に想像できました。
ここまでくればもう少し、長い長い行程を乗り越えての登頂は感慨深いものがあります。狭い山頂では何かものを流そうものならそのまま谷底まで一直線という感じなので、ザックを置くにしてもビレイしておかないと心配です。スキー板が一番流されやすいので非常に怖いです。スキー装着も斜面ですると危険なので平坦なところでやります。
例によって土下座撮影も行い、シールを剥がして滑降準備をします。小笈ヶ岳の登り返しはアイゼンでないと無理なので、シールはシリタカ山の鞍部まで必要ありません。小笈ヶ岳まではあっという間ですがやはりシールなしで滑るのは快適です。登り返しは壺足でも不可能ではありませんが、滑落して大変な目に逢う可能性を考えると面倒でもアイゼンを装着しました。ピックストックとアイゼンの前爪を雪面に突き刺して登攀します。
小笈ヶ岳ではまたアイゼンからスキーに切り替え、鞍部までの滑降となります。雪はやや固めですが快適な方で、転倒やスキー板が外れるといったアクシデントは絶対に避けないといけない緊張感はありますが、これをコントロールできる快感が打ち勝つ感じです。美女坂滑降のような雄叫びは出ませんでしたが...

さて鞍部まで滑るとシールを貼ります。往路と同じ巻きルートにするか、はたまたシリタカ山まで登ってそこから際どい弱点を突いたルートにするかnakkiさんに聞いて見ます。今回は新しい下山ルートにすることにしました。下る方向は落ちるだけなので落ち方を制御できれば何とかなります。
シリタカ山を登り返し、そこから冬瓜山への稜線の鞍部まで滑ります。そこからはトラバース的に尾根をまたぎ、いよいよ核心部の滑降です。ここを避けると、もう少し手前からの下りになりますが、そうすると上りに通った核心部の通過があります。どっちもどっちという噂もありますが...
狭い急斜面を雪片を大量に落としながらの滑降はもちろん転倒厳禁、とにかく安全に滑り降ります。そうするとデブリ地獄のところに出ますのでそれを何とか通過すれば静かな冬瓜平に合流することができます。このルートは雪が安定しているのが絶対条件でかつ下山時にしか使えませんのでくれぐれもご注意ください。

冬瓜平からはシールを貼っての歩行となります。そのままブナオ山への稜線に入り、シールのまま歩きと滑走が続きます。最近はスキーブーツを歩行モードのままシールで滑るのにも慣れました。ポイントは左右の足をできるだけ前後に開けて前後方向の安定性を高めることです。すなわちテレマーク姿勢というわけです。
今朝苦労した急斜面も明るくなれば巻きルートも分かりやすくなりそれほど苦労はありませんでした。ラストはブナオ山への標高差200mの登り返し、一歩一歩無心で歩けばいつの間にか幕営地に到着しました。
テントなどを撤収してパッキングし、重い装備を背負っての滑降です。ここから発電所まではシールなしで行けるのは助かります。雪質は相変わらずスベスベザラメで超快適、だんだん痩せ尾根で薮が増えてきますからかなりコントロールが難しくなります。ここでゲレンデスキー時代に後ろ向きに滑る練習をしていたのが役立ちました。

ラスボスの導水管横は雪をつないで回っていきますがやはりどうしても雪が切れてしまいます。そこは急斜面でスキーでは草地でも滑るので危険、一度壺足になってまたスキーを履き、雪を削りながらガリガリと滑り降ります。
大変でしたがそれでも登りよりはマシ、歩いて橋を渡って最後はまたシールを貼って登り返しも少し凶悪。クリアすれば駐車地までショートカットの登りで無事にゴールです。
この大変な行程を、登頂を果たして無事に下山できたことに感謝しての熱い握手。とてもハードでリスキーな内容ですが、やはり手応え十分でした。
素晴らしい冬瓜平の雰囲気と笈ヶ岳の眺望は他では得られない感慨があります。ここに山スキーで挑戦するのは加賀禅定道と同等の難易度だと思います。もちろん難易度のみならず体力も相当に要求するのですが、雪の状態にも大きく左右されるでしょう。こればかりは行って見ないと分からないところもあります。無事に登頂できたか阻まれたかは実力よりも雪の状態が大きく占めるのではないかと思いますし、それは同時に雪の状態を読むスキルがいかに重要かということにもつながるのかと思います。

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コメント

流石ですね
早速行かれましたね。
しかも、テン泊でコラボとは
土下座写真など見てると楽しそうですが、コメント読むと考えて行動されてますね。
他にも入山者がおられて用でこれからにぎやかになりそう。

しかし、スノーシューのnakkiさんに際どいトラバースを強いさせるとは鬼ですねっ
2017/4/4 0:05
Re: 流石ですね
souさんこんばんは!(おはようございますだったりして〜)
nakkiさん、souさんのトレースに感謝されてましたよ!私は山スキーのトレースがないので苦労の連続でしたが
nakkiさんどこまでも着いてくるのでついつい鬼トラバースの連続となってしまいました・・・。そろそろ導水管横の雪も完全に消えてあそこは歩きやすくなりそうです。
2017/4/4 0:19
土下座の御利益
こんにちは、2日間の晴天、御利益ありましたね。
山毛欅尾山の痩せ尾根をスキーで通過は流石の変態ですね

写真と感想を見るのに時間がかかりましたが、全て拍手です。
2017/4/4 11:00
Re: 土下座の御利益
hakusanさんコメントありがとうございます!

本当に土下座のご利益ではないかと信じてしまいそうなくらいいいお天気でした
あの痩せ尾根は想像以上にハードでした・・・テント泊装備を担いでからは一層。
これでますます他の山スキーヤーの方が私と一緒に行きたがらなくなりそうです
2017/4/4 18:58
巻いても危険なのですね
結局テント泊にされたようですが大成功でしたね。やっぱり笈ヶ岳白くて綺麗、冬瓜平もオブジェな木が沢山あって雰囲気良さそうだし超イイーー‼やっぱり行きたかった・・(オイオイふざけんなってのは無しで(笑)

冬瓜、シリタカ巻いても危険なのに変わりは無いようで(汗)souさんの稜線ルートとどっちが危険???
私より遥かに安全ハイカーのnakkiさんでも相当苦労しているのがよく分かります。

それと滑落写真凄く上手く撮れてるんですが・・・さすがにあの写真のヤラセは無理ですしmomochannさん偶然カメラ構えてた?
nakki、hukkiは笑わせてもらいましたが笑って良い写真なのかな。

千載一遇のチャンスを逃しました!今年は無理そうなので出来れば来年お願いしますm(__)m
あ〜あ、でもこんな白さと快晴に恵まれる事は無いのでしょうね〜!お疲れ様でした。
2017/4/4 17:56
Re: 巻いても危険なのですね
kabukiyaさんこんばんは!

いやー山と家庭の両立は難しいと思います・・・笈ヶ岳は噴火でもしない限り逃げないでしょうからまたチャンスは訪れますよ。次回こそは是非ご一緒しましょう
巻きルートもそれなりに危険ですが、ただ滑落してもそれほど落ちないので、失敗してもリカバリー可能なんです。カリカリに氷化してたら別ですが・・・。
それに対して冬瓜山の稜線はトラブルがあると垂直落下して一発アウトという可能性があります。そういうのはやっぱり神経がすり減るんですね私の場合

nakkiさん滑落写真は偶然です。滑落というか、ザバーザバーとスノーシューで豪快に下降している途中でスノーシュー同士が引っかかってバランスを崩されたようなので、想定の範囲内、滑落制動しなくても斜度が緩やかになる斜面なので必ず止まりますから、助けにも行かず悠長に写真撮ることができました
本人は必死だったかも知れませんが〜そこはnakkiさんのレコで明らかになるでしょう!!
2017/4/4 19:05
ダブル・クトー
モモちゃん、まいどです。
ダブル・クトーって、聞いたことねー!
海外でビンディングの前に固定式をセットしてるのは見たことあるんですが、ダブルはすごいね。可動式のほうが、アイゼ君ならもっとすごいですがね。

nakkiさん、はじめまして。
滑落停止訓練と思いきや、マジだったのですね。よく止めましたね。モモちゃんが決定的瞬間を撮ったんですね。大事に至らなくて良かったです。また、ウィペットの場合は、すっぽ抜けに注意してくださいね。

クマ
2017/4/4 18:44
Re: ダブル・クトー
クマさんこんばんは!

普段は可動式のクトーで頑張ってるのですが、美女坂のカリカリ斜面で踵が浮いた時にクトーが効かないという怖い思いをしてから、今回は何とかしたかったので眠っていた固定式クトーを別のスキー板から外して持ってきた次第です。
工藤静香と工藤夕貴のクトーコラボは最高の食いつきでした。SMAPが解散してもクトー健在です
2017/4/4 19:11
遅コメですが
先日はありがとうございました。
憧れの笈ヶ岳登れて感無量です。
百四丈滝に続き山スキーとスノーシューの異色コラボ楽しかったですね^^
もう鼻歌まじりのトラバースですよ(笑
またよろしくお願いします!
やっと落ち着いたのでぼちぼちレコ書きたいと思います。

kuma-sanさん、ご心配いただきありがとうございます。
危なそうに見えますがコケても大丈夫な安全斜面で爆走したら足がもつれてこの有様です・・・転んだ所に木の枝とかあると危ないので無茶はしない方が良いですね。
2017/4/6 21:07
Re: 遅コメですが
nakkiさんこんばんは!
某Mさん並みの遅さですが(笑)、色々満喫していただいたようで何よりです
ずっとnakkiさんのレコ楽しみに待ってましたーもうしばらく我慢して待ちます(笑)
こちらこそまたよろしくお願いします!
火の御子峰の途中まで、とかどうですか(笑)
2017/4/6 21:31
プロフィール画像
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