【千畳敷から春の気配】快晴の宝剣ブルーと満天の星空
長野県
ga_san
体力度について
- GPS
- 03:21
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 314m
- 下り
- 307m
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| 天候 | 快晴・ほぼ無風（稜線でるとたまに微風あり）。日中は気温も上がり登りは暑くて暑くて汗まみれ。乗越浄土から上がると、ベースレイヤーとフリースだけだと少しだけ体が冷えるのでシェルを羽織り休憩するとちょうど良い。今日はすっかり春山の気候。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
◎バスを降りたらチケット売り場でロープウェイチケット購入。ロープウェイ往復ははモンベル割引（10%off）あり。バスには割引適用されないがロープウェイ窓口で帰りのバスのチケットも一緒に購入可能。途中でなくさないようにしないと。ロープウェイは日中は30分毎に出発。ロープウェイ車中から見える崖の最大斜度は60度との事。まさに崖。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
乗越浄土までの登りは解け始めの緩い雪でズルズルと滑るところもあり。雪崩も気になる時期ですので、ルートや状況に注意が必要。ちなみに、千畳敷カールは登山者もBCも横切ってはいけないと登山口に掲示あり。宝剣岳直下の雪壁に水平方向の大きなクラックが2本見え、千畳敷カールには雪崩の跡が見えるので、これから気温が上がると雪崩が怖い。 |
| その他周辺情報 | ロープウェイ横のホテル千畳敷に宿泊。アクセス満点。深夜も出入りできるので、星空をじっくりと見れます。 【後日に飛行機で中央アルプスを越えました。上空から撮影した動画を日記に加えました】 https://www.yamareco.com/modules/diary/249231-detail-142977 |
写真
ホテル千畳敷の晩御飯をいただきます。結構ごちそうで、味もボリュームも満足です。部屋は4人部屋の一般室を一人で利用。大浴場もあるし、山の上で贅沢三昧。
6
ダウジャケット着て星空眺めに行きます。夕暮れの黄昏タイムに宝剣岳に怪しい光が写っている！？飛行機ですね。航空路になるので、縦横無尽に飛行機が飛びます。Flightrader24と合わせてみると楽しいかも。
7
乗越浄土の右上上空にある北極星が軌跡の中心あたりに映えます。ホントにほとんど動かないのですね、北極星は。コンパスでもちゃんと北にありました（笑）
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宝剣ブルーに染まる空を背景に。山頂岩峰の下部雪壁に水平方向の割れ目がみえる。これが落ちるとかなりあぶない！？((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル
5
((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル
八丁坂を登り切りました。（余りにも疲れて）写真撮影は乗越浄土までワープ。宝剣岳方面が美しい！八丁坂からオットセイ岩までは足元グズグズで滑ります。オットセイ岩から乗越までは急になるので、ピッケルとアイゼンワークに気を付けないといけません。（サクサクと平地と同じスピードで登っていく方々に、敬意を表すとともに、達人のアイゼンの爪の垢でも煎じて飲まないといけない…？）
7
宝剣岳に向かうバックカントリーの人がいます。すごい斜度ですがどこからドロップ、というかフォールするのか？凄いスキルと体力、そして勇気です。
3
御嶽山が見えます。ちょっとだけガスが出てきたので、大丈夫な感じもしますが、安全第一と時間の関係で、ここで引き返すとします。木曽駒ケ岳は眺めるだけ（残念、また今度）
4
午後になっても雲と空がきれい。畳が1,000枚敷けるから千畳敷。きっともっと敷けるよね。下山途中の人が見えます。お疲れ様でした。
2
感想
高気圧におおわれて晴天。普段の木曽駒ケ岳エリアの様子と異なるようで、稜線にでても風がほとんどなく快適なトレッキングとなりました。ゴールデンウイークの前に少しだけ贅沢な春の雪山を満喫できました。前日は贅沢にもホテル千畳敷に宿泊して、ごちそうの晩御飯食べて、満天の星空を眺めることができダブルで満足！
こと座流星群の極大日を1日過ぎましたが、いくつかの流れ星も見ることができて天空の近さを感じます。まるで星の音が聞こえるかの程の澄み切った空気と光に感動しつつも、早くに寝てしまいましたが（残念！）、これから夏が近づくと夜半には綺麗な天の川が天空に広がることでしょう（期待！）
翌朝は八丁坂から乗越浄土、中岳、木曽駒ヶ岳の定番ルートを予定。リミットタイムは12時に設定して出発。予想通りオットセイ岩のあたりから10歩歩いては休み、進んでは休みで暑さと斜度のきつさにやられて、1時間以上かかってしまいました。でも、登りきると遠方に南アルプスの峰々が、すぐ横には宝剣岳まで手に取るように見えて、疲れも一気に吹っ飛びました。その後の中岳まではサクッといったのですが、この時点で11時。くだって駒ヶ岳まで行くと時間がギリギリかな？少しガスも出たし…で、今回は中岳から下山することに。乗越浄土からの最初の降り口は斜めにスロープのように道ができており、その先もステップがあるので、注意深く下りればそれほど問題にならず。ただ、アイスバーンだったら恐怖ですね。これから先も天気や気温には気を付けないといけません。下りも暑くて途中で休憩しながら無事に千畳敷カールに到着。なんだか急に世俗の世界に戻った気持ちと安心感が入り交じり不思議な感覚です。
今回はアイゼンの爪をゲイターに引っ掛けて破いてしまいました。平地だったのでこけたりせずに良かったのですが、足さばきにはこれからも一層注意するように強く意識した山行となりました。
これからのゴールデンウィークシーズンは気温も上がり益々足元が緩くなるかと思います。これから春の雪山で残雪期に訪れる皆様も、どうぞお気をつけて、そして素敵な山旅となりますように！
後日に飛行機で中央アルプスを越えた映像を日記に加えました。あそこに行ったんだ！童心に帰れるぐらい、うれしかったです。
https://www.yamareco.com/modules/diary/249231-detail-142977
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ga-sanさん はじめまして
朝焼けの仙丈と宝剣ブルーに星空と
素晴らしい登山でしたね
木曽駒は残念でしたが、無事の下山が一番ですね
星空写真の稜線がいいですね〜
私はなかなか長時間撮影に踏み切れませんが
この写真を見て挑戦してみたいと思いました。
次の目標ができました
ありがとうございます。
soratokazeさん、コメントありがとうございました！
今回は本当に天気に恵まれて、思い出深い山行となりました。星空も息を飲む程の満天の空となり、アルプスの山々を手軽に楽しめるので、また駒ヶ岳まで行く目標ができました
soratokazeさんも素敵な山行をお楽しみくださいね
ga_san
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