針ノ木岳 マヤクボ沢からラッセル!
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- GPS
- 06:22
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年のGWは、地元のお祭りで山にいけないので、最近行けていない剱岳を見に針ノ木岳へ。
5時半に扇沢の駐車場に着くとすでに第1は、満車。ぐるっと回るとラスト一台が空いていて、
なんとか停められた。準備をして登山口に遭対協がいたので、県警に計画書を提出した事を言うと、
統計とっているのでと言われ簡単に計画書を書いて提出。2個目のカーブから雪渓に入るが、
いきなりデブリ跡を乗り越して、雪渓に降り立つ。右岸に渡り堰堤を越えていくと大沢小屋付近では、
何張りかテントがあった。先行者は、見えないがアイゼンのトレースを追いながら、硬い雪面をツボ足で
登っていく。標高が上がると新雪で埋まり始めるので、デブリ跡を選んでいく。2時間で針ノ木峠と
マヤクボ沢の分岐に着く。先行者のトレースは、峠方面。今日の予定は、マヤクボ沢〜針ノ木岳、
峠〜蓮華岳、大沢から下山としていたので、ノートレースのマヤクボ沢を一人ラッセルで登っていく。
途中まで小さなデブリ跡があったので、沈まずに済んだが、その先は10cmほど沈みながらラッセル。
緩斜面を選んで登れば良かったに、最短距離のちょっと急斜面を選んでしまい、膝上ラッセルに難儀。
もがいて乗り越すと傾斜が緩み、淡々とトレースを刻んでいくが、なかなかコルに着かない。
分岐から標高差450mを2時間でやっとコルに到着。間じかに剱岳が見えた途端に強風。
帽子が飛びそうなので、冬用のものに交換し、アイゼン、ピッケル装備に変更する。夏道のマーキング
を追い、岩稜の右側をトラバースしながら登り、山頂に登頂するが、道標は雪の中。掘り起こして
針ノ木岳山頂を確認。コルよりは、風も納まりマッタリ360度の景色を堪能。剱岳〜槍、後立山が
綺麗に見えるが、気温上昇で遠くは、霞んでいる。ラッセルで少々疲れているが、予定では蓮華まで
なので、針ノ木峠を目指す。山頂の稜線は、新雪でフカフカ。一旦下ると夏道は、トラバースしながら
下る所が、古いトレースは稜線通しだった。気温上昇ですでにアイゼンは、団子状態。この雪質での
シビアな下りは、厳しいと判断しマヤクボ沢に下山とした。下に一人いたので、下降方向をずらして
シリセードで下るが、雪が軟らかくなかなか滑らない。緩斜面を左に移動して、登ってきた斜面の
急斜面は、一気にシリセードで下る。針ノ木峠の合流からは、デブリ跡、スキーの跡を追いながら、
淡々と下っていくが、標高が下がると雪が腐ってズボズボ。歩き組は、デブリ跡を歩くと快適。
スキーのトレースを追いすぎると駐車場より下に行ってしまいそうになるので、GPS確認し登りの
ログに合流。山頂から1時間半の午前中に下山となりました。
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