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記録ID: 112306
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ハイキング
奥秩父

乾徳山〜バスダイヤ改正記念に初登頂〜

2011年05月21日(土) [日帰り]
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GPS
07:00
距離
10.4km
登り
1,265m
下り
1,265m

コースタイム

乾徳山登山口BS 8:55―(途中道間違い2回)―徳和峠9:50―10:35道満山―12:08月見岩―12:15扇平12:20―13:15【乾徳山】13:20―14:05扇平14:10―14:30国師ヶ原―15:33登山口―15:55乾徳山登山口BS(★ぎりぎりで間に合う)
天候 晴れて非常に暑かった。
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
板橋5:12―池袋・新宿・八王子乗換―塩山7:50着

塩山駅8:10―(西沢渓谷行バス)―乾徳山登山口8:47 (←2011年度から、この便が復活したため、乾徳山のバス日帰りが健脚者でなくても可能になりました)


★帰りの乾徳山登山口バス停の時刻
15:36山梨市行き、15:55塩山行き(最終)、16:51山梨市行き(最終)

コース状況/
危険箇所等
●道満尾根について
このコースは登りに使う人があまりいないせいなのか、指導票が不親切に感じることが多いです。また、昭文社の「山と高原地図」に載っていない作業道らしきものもところどころで分岐しています。
傾斜も全体的に急です。この山が初めての人は、メインルートのピストンが無難ではないかと思います。

まず、取付場所が非常にわかりにくいです。
バス停から、登山口までは一応指導票類もありますが、相当古ぼけています。
最初の道間違えは、登山道に入ってほどなくのところ。直進すればいいところとくを、左上に登る踏み跡に入ってしまい、そのまま鹿柵沿いを延々と歩いたものの(途中の木には赤テープもついている)これはさすがにおかしいことに気づき、一旦能動に降りて、道標のある登山口に戻る。

2回目のミスは、徳和峠に上がったところ。
ここは直進する巻道と、尾根通しを登る道に分かれていますが、道標にはこの分岐の説明がありません。最初は巻道を数分進んだものの、明らかに尾根から遠ざかる方向に向かい始めたため、徳和峠に戻り、尾根通しの道を選択。
ここから先はしばらくは尾根通しの一本道ですが、かなり勾配は急です。

道満山は4等三角点が設置されていますが、展望はありません。

その後標高1500mあたりで、立派な舗装道路が見えてくる場所もありますが、結局舗装道路にはでません。このあたりの案内もやや不親切です。
舗装路からの急登が落ち着いてくると、大勢の登山者でにぎわうメインルート方面からの人の声がよくきこえるようになります。
やがて月見岩でメインルートを合わせ、さらに数分登ったところが扇平で、大菩薩方面の展望がすばらしいです。

●扇平〜乾徳山山頂
ここからは道上にも岩が目立ち、登山経路もやや複雑で道がややわかりづらいところもあります。
さて、乾徳山といえば「鎖場」なわけですが、問題になりそうなのは2か所です。
1か所目は、新旧2本の鎖が垂れ下がっている場所で、ほとんどの人は右の新しい鎖を使って登っています。
ここの鎖場はホールドも豊富で鎖がなくても登るのは簡単なのですが、斜度があるので下りはそれなりに緊張します。(ここの鎖場は下りでは回避できません)

2か所目が頂上直下の鎖場。
ここは最初の一歩が適当なフットホールドがないために、鎖と靴の摩擦で1m弱登らなければなりません。ここを乗り切れば、あとは必ずしも鎖は必要ではないですが、真ん中あたりの段差の大きいところでは、身長の低いひとなどは鎖を使わないと厳しい場所があります。
ここで注意したいのは鎖は一本しかないので、(特に上にいる人)は、鎖を他の人が使っていないことをしっかり確認してから鎖を使用するということです。
も数か所あります。

乾徳山登山とハイライトとなるこの鎖場ですが、意外とあっけなく終了して頂上に着きます。
頂上は狭く、時間によっては人気の山だけに大勢の人がいます。
昼食などは、鎖場手前の展望地(ここに荷物をデポしてもよい)でとるのがよさそうです。
頂上からの下山は鎖場を回避するルートが設定されています。
自分が見た範囲では、登りは大半の人が鎖場、下りは全員が回避ルートをしようしていました。

●扇平〜国師ヶ原〜徳和
一部ガレ場で浮石に注意する必要もありますが、大変良く整備された歩きやすい登山道です。
途中2か所の水場がありますが、上にある「錦晶水」は、ただの沢水の上、その沢の上流にはぼんやりと鹿が佇んでおり(笑)、そのまま引用にするにはためらわれる感じです。
銀晶水はおいしい湧水の水場で安心して飲料水として使えそうですw
塩山8:10発の西沢渓谷行バスはほぼ満員。15人くらい乾徳山で降りました。そのうち、道満尾根へ向かったのはたぶん自分だけ。
2011年05月21日 09:08撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 9:08
塩山8:10発の西沢渓谷行バスはほぼ満員。15人くらい乾徳山で降りました。そのうち、道満尾根へ向かったのはたぶん自分だけ。
民家で栽培されてるオダマキ。オダマキかわいいよ、オダマキ。
2011年05月21日 09:08撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 9:08
民家で栽培されてるオダマキ。オダマキかわいいよ、オダマキ。
間違えて鹿柵沿いを延々と歩いた揚句、一旦振出しに戻る。
2011年05月21日 09:21撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 9:21
間違えて鹿柵沿いを延々と歩いた揚句、一旦振出しに戻る。
コースタイム15分のところを1時間近くかかって徳和峠に・・。写真の指導票には下山方向しか案内がないです。巻道を直進するとハズレ。ここは尾根通しを男らしく進むべし。
2011年05月21日 09:51撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 9:51
コースタイム15分のところを1時間近くかかって徳和峠に・・。写真の指導票には下山方向しか案内がないです。巻道を直進するとハズレ。ここは尾根通しを男らしく進むべし。
道満山山頂の様子。三角点と山名表示板以外は何もないという萌えなピーク。
2011年05月21日 10:37撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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5/21 10:37
道満山山頂の様子。三角点と山名表示板以外は何もないという萌えなピーク。
唐松の新芽ですよね??
2011年05月21日 10:41撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 10:41
唐松の新芽ですよね??
扇平の草原とその向こうに乾徳山。
2011年05月21日 12:06撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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5/21 12:06
扇平の草原とその向こうに乾徳山。
扇平。標高1850mというのがいまいち信じられない(もうちょっと低いんでないの?)
2011年05月21日 12:16撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 12:16
扇平。標高1850mというのがいまいち信じられない(もうちょっと低いんでないの?)
山頂直下の鎖場が見えてきました。
2011年05月21日 13:05撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 13:05
山頂直下の鎖場が見えてきました。
山頂直下の鎖場。実際に登っているときはまったく怖くないです。
2011年05月21日 13:08撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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5/21 13:08
山頂直下の鎖場。実際に登っているときはまったく怖くないです。
狭い乾徳山山頂。人大杉でさっさと下山。
2011年05月21日 13:17撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 13:17
狭い乾徳山山頂。人大杉でさっさと下山。
金峰山の五丈岩。稜線上にはまだ雪があるのがよくわかる。
2011年05月21日 13:17撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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5/21 13:17
金峰山の五丈岩。稜線上にはまだ雪があるのがよくわかる。
山頂で撮った写真だけど、人大杉と暑すぎで山座童貞する気力もなし。
2011年05月21日 13:18撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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5/21 13:18
山頂で撮った写真だけど、人大杉と暑すぎで山座童貞する気力もなし。
扇平から大菩薩方面(奥の稜線)。手前の稜線は柳沢峠〜倉掛山あたりの多摩川源流の西の境界を形成する尾根(だと思った)
2011年05月21日 14:07撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 14:07
扇平から大菩薩方面(奥の稜線)。手前の稜線は柳沢峠〜倉掛山あたりの多摩川源流の西の境界を形成する尾根(だと思った)
2011年05月21日 14:31撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 14:31
金晶水。ただの沢水。ちかくを鹿さんが徘徊してました。
2011年05月21日 14:40撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 14:40
金晶水。ただの沢水。ちかくを鹿さんが徘徊してました。
2011年05月21日 14:45撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 14:45
銀晶水。こちらの方が安全と思われる。
2011年05月21日 15:12撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
5/21 15:12
銀晶水。こちらの方が安全と思われる。
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