夜叉神峠から鳳凰三山(改め、いろいろあった鳳凰二山)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
monkichi -11:25苺平11:30-12:15南御室小屋
2日目:南御室小屋(撤収)5:30-6:00苺平6:00-杖立峠-7:55夜叉神峠-夜叉神峠登山口
天候 | 21日:晴れ! 22日:曇り時々晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道:基本問題なし。苺平手前-南御室小屋-稜線までは残雪あり。ピッケル、アイゼンは不要だが、気温が高くかなり腐っている為、踏み抜き率が高い。(結構疲れます) 登山ポスト:登山口で出せます。 下山後温泉:芦安にはあまりいい施設を知らないので、石和温泉のかんぽの宿まで降りて入浴。(800円) |
写真
感想
山行計画をするとなぜか出張が入り、札幌で連日連夜暴飲暴食と寝不足の最中、山向けて出発。3時間弱しか仮眠ができず、かなり不安を抱えながら、まずは夜叉神へ。今シーズン初のテント泊の為、ザックが肩に食い込むが、まずまず体は動く。天気がよいことも励みになる。
鳳凰へは青木鉱泉からしか登ったことがなく、夜叉神からは初めて。あえてペースを落として峠まではゆっくりと歩いた。夜叉神峠からは、白根三山が眼に飛び込む。ハイカーの人たちがここまで歩いてくるらしいが、それに素直にうなずけるほど、すばらしい景色だ。ここで一本入れるが、同行者monkichiさんのザックがおかしい。
ザックから肩紐等を取り外し、付け直す際に間違えたらしい。時間はロスしたが変な付け方では、ザックがおかしくなっていた可能性もあるし早めて気づいてよかった。
その後は比較的よいペースで、杖立峠へ到着。この区間はコースタイムがかなり甘く、そんなに時間がかからない。峠を出る頃から日差しも厳しく、気温も高い。それもあってか苺平手前になると、monkichiさんのペースが上がらない。確認してみると左脚、膝上の筋肉が攣っているような状態となった。少し休み、再び歩き出すも、しばらく行くと今度は逆の脚に同様な事象が出た。
翌日の天気が悪い予報なので、本日中に観音までのピストンをする予定だったが、monkichiさんは南御室小屋までとし、私のみ登ることとした。
苺平手前から、雪が出てきて歩きにくくなる。気温が高く、気をつけて歩くが、かなりの確率で沈む。アイゼンはまったく不要だが、スノーシューが欲しくなる。難儀しながらも小屋に到着。
テン場を確保し、サブザックに荷物を移し、薬師へ向かう。地図どおり、早速急登(がしばらくで終わります)。さらに、所々雪のない箇所もあるが、ズボズボと腐った残雪が体力を奪う。それでも何とか稜線に出るとすばらしい景色が飛び込んでくる。ここからは、雪もほとんどない。一度薬師岳山荘に下り、一休み。残雪の件を山小屋の人と話をさせてもらったが、少し前の雨で1日で何十センチも解けたらしく、今が一番歩きにくいらしい。小屋からの登り返しが再び雪だが、ほんの僅かで砂地となるので問題はない。薬師山頂で景色を満喫し、観音へ。薬師と観音間は楽しい稜線歩き。標高差も少なく雲上散歩が楽しめる。
観音山頂からは甲斐駒、北岳をはじめ、うっすらと富士山、八ヶ岳が望め、360°の展望。風もなく、コーヒーを淹れ、山頂に30分近くいたが、独り占めだった。
下山に向かい、テンバにつくとmonkichiさんがテントを立てて待っていてくれた。テンバは10張り程度で、空いていた。日ごろの疲れがでて、夕食後6時には睡魔に勝てず、気持ちよく寝てしまった。
翌朝は、風が強いものの、雨は降っておらず、薄日が差している。
早々に下山の準備をし、雨が降りないうちに下山した。
monkichiさんには申し訳ないが、すばらしい景色を満喫できた登山であった。
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