ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1166198
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

6月のテントは谷川連峰時計回りでぐるり一周

2017年06月10日(土) 〜 2017年06月11日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
15:18
距離
24.5km
登り
2,736m
下り
2,730m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:18
休憩
0:27
合計
6:45
9:12
9:17
82
12:00
12:08
30
12:38
12:39
69
13:48
13:50
15
14:05
14:05
68
15:13
15:13
41
2日目
山行
6:50
休憩
1:08
合計
7:58
5:03
40
5:43
5:45
37
6:22
6:39
91
8:24
8:46
53
9:39
10:04
37
10:41
10:43
44
11:27
11:27
83
12:50
12:50
11
13:01
土合口駅/谷川岳ベースプラザ
天候 1日目 晴れのち雨&やや強風 雨は夕方に止む
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
電車で高崎→水上 バスでロープウェー駅
電車で高崎→水上→土合
新幹線で上毛高原駅 バスでロープウェー駅
色々可能 個人的にはバス使う派
コース状況/
危険箇所等
やや危なそうな雪渓
ラクダの背手前(急傾斜・登山コース外れる)、肩の小屋直下(特に天神方面)、一ノ倉〜茂倉の間下り部分(ホワイトアウト)、清水峠手前(時間帯によってややアイスバーン気味)、ジャンクション手前(急傾斜)

蛇紋岩は常にツルツルと思うこと
傾斜に張られてるトラロープは年季が入ってるので信用しないこと
馬蹄縦走再挑戦のスタート
馬蹄縦走再挑戦のスタート
ロープウェー
前回は何も見えなかった記憶
ロープウェー
前回は何も見えなかった記憶
馬蹄の図
西黒尾根の登山口
西黒尾根の登山口
時間標識
こんな感じの道が続く
1
こんな感じの道が続く
長めの雪渓
雪が腐ってるので登りならアイゼン使う必要もなく
1
長めの雪渓
雪が腐ってるので登りならアイゼン使う必要もなく
ラクダの直下へ続く岩
ラクダの直下へ続く岩
ラクダ直下の鎖
白毛門方面
谷川方面
ラクダの背
岩場は飛ばしてザンゲ岩
岩場は飛ばしてザンゲ岩
肩の小屋直下の雪渓へ
肩の小屋直下の雪渓へ
肩の小屋
西黒だけでなく天神方面も雪渓があるので注意
2
肩の小屋
西黒だけでなく天神方面も雪渓があるので注意
到着したら雨が降り始める
到着したら雨が降り始める
トマの耳
オキの耳はガス
オキの耳
前回断念した浅間神社奥の院
前回断念した浅間神社奥の院
一ノ倉へ進む
一ノ倉
ノゾキはガスガスで見えず
一ノ倉
ノゾキはガスガスで見えず
一ノ倉のカマボコ
一ノ倉のカマボコ
茂倉方面は雪渓&ホワイトアウト
地図とコンパスを即確認
2
茂倉方面は雪渓&ホワイトアウト
地図とコンパスを即確認
ガスが晴れる
正しい道を進んでいることが分かる
2
ガスが晴れる
正しい道を進んでいることが分かる
茂倉山頂 標識は風で倒されたか?
茂倉山頂 標識は風で倒されたか?
茂倉から北側はのんびりした道(雨降ってなければ)
茂倉から北側はのんびりした道(雨降ってなければ)
武能の山頂
割としっかりした標識
武能の山頂
割としっかりした標識
蓬の分岐(土合方面)
カメラのレンズ濡れまくり
1
蓬の分岐(土合方面)
カメラのレンズ濡れまくり
テント場到着
先着パーティー強風で四苦八苦
1
テント場到着
先着パーティー強風で四苦八苦
雨が止んだのでようやく撮影
1
雨が止んだのでようやく撮影
日の入り
2日目日の出
谷川岳以外の山は笹の平原ののどかな道が基本
4
谷川岳以外の山は笹の平原ののどかな道が基本
七つ小屋山頂
七つ小屋山頂から馬蹄西側方面
1
七つ小屋山頂から馬蹄西側方面
七つ小屋山頂から馬蹄東側方面
七つ小屋山頂から馬蹄東側方面
送電線監視所と峠の避難小屋
それにしてもこの登り返しである
1
送電線監視所と峠の避難小屋
それにしてもこの登り返しである
ペンション風
正直、上から見た時は監視所の倉庫かと思った
正直、上から見た時は監視所の倉庫かと思った
これでも立派な国道です
これでも立派な国道です
第1小ピークは送電線
第1小ピークは送電線
第2、第3、第4の小ピークを越えると第5ピークがジャンクションの偽ピークで奥にジャンクション
説明が難しい
1
第2、第3、第4の小ピークを越えると第5ピークがジャンクションの偽ピークで奥にジャンクション
説明が難しい
尾根の北側斜面を歩くあたりが第4小ピーク(多分)
尾根の北側斜面を歩くあたりが第4小ピーク(多分)
斜面が土から岩に変わるとジャンクションまであと10-15分
偽ピークが精神的につらい
斜面が土から岩に変わるとジャンクションまであと10-15分
偽ピークが精神的につらい
手前偽ピーク
奥ジャンクション
手前偽ピーク
奥ジャンクション
ジャンクション到着
ジャンクション到着
朝日岳までは木道の歩きやすいのんびりした道
朝日岳までは木道の歩きやすいのんびりした道
途中に下山道あり
宝川温泉は武尊への登り口方面だったか?
途中に下山道あり
宝川温泉は武尊への登り口方面だったか?
笠ヶ岳方面 割と小ピーク多い
笠ヶ岳方面 割と小ピーク多い
笠ヶ岳直下の登り
笠ヶ岳直下の登り
笠のカマボコ
広めの間取り
笠のカマボコ
広めの間取り
中々のド迫力
白毛門方面
今までに比べると小ピーク少ない
白毛門方面
今までに比べると小ピーク少ない
こちらもド迫力
白毛門から松の木沢の頭までは鎖が有ったり石が多かったり
白毛門から松の木沢の頭までは鎖が有ったり石が多かったり
爺岩? 婆岩?
中々の傾斜
他のハイカーの落石注意
中々の傾斜
他のハイカーの落石注意
松の木沢の頭
ここから下側は落石の注意は少なめ
松の木沢の頭
ここから下側は落石の注意は少なめ
鎖や岩場はあったりなんだりします
鎖や岩場はあったりなんだりします
大きなうろの木
絵本に出てきそう
1
大きなうろの木
絵本に出てきそう
ふもとが近い
地面が平らに
土合の霊園
これでちょうど1周
これでちょうど1周

感想

昨年10月に暴風雨で撤退した谷川馬蹄リベンジに挑戦
時計回りで登りに西黒尾根使用、テント泊(蓬ヒュッテ)と言う条件
ついでに最近の山行的にあった方が便利だと思ったハイドレーションを試してみる

1日目
ロープウェー駅から西黒尾根へ移動し馬蹄スタート 
ハイドレでどれだけ頑張れるのか試すために休憩せずにできるだけ登ってみます。前回もそうでしたが傾斜そのものは得意ジャンルなので問題なし。
ラクダの背ちょっと手前で雪渓が登場したので登ってみました…らいつの間にかコースを外れてました 藪漕ぎ気味にルートに戻る。

※6爪アイゼンを携帯してましたが今回の雪渓は全てつぼ足で渡りました。
注意すべき場所に書いた雪渓はアイゼン使った方が良いです。

ラクダの背まで行って休憩。ハイドレ凄く相性良い事が分かりました。タイムアタック気味の登山や長時間行動時に水飲みのためにザック下ろして開けての作業を短縮できるのはとてもありがたい。ただし飛ばし過ぎに注意(2日目筋肉痛に)

ラクダから先はしばらくストックをしまい岩稜モードで登ります。このあたりまでは天気も良好で雨が降る前に無事通過。肩の小屋についたところで天気が雨模様に。でも風はそこまで強くないので馬蹄続行です。

雨具を装着してオキトマを越えて一ノ倉へ。ガスってきたせいもあり岸壁側がどんなヤバさか見えませんでした。一ノ倉に到着後はカマボコでちょっと休憩。3畳くらいでぎゅうぎゅうに詰めて最大5人位は入れそうなカマボコです。

一ノ倉から茂倉に足を進めると広めの雪渓(雪原?)があり、運悪くホワイトアウト。しかもトレースが二股に分かれてる。
2月の武尊の教訓を思い出し地図とコンパスで方向を確認しつつ進むと無事通過。
ちょうど通過したあたりでガスが晴れました。
どうやら先行者もガスに巻かれて迷い気味になり雪渓から外れたところで待機してた様です。
今回は西北西に直進するだけだったので地図コンパスで問題ありませんでしたが、ホワイトアウトの時はその場で動かないのが正解でしょう。

茂倉から武能までは単調な下りを延々と歩きます。途中トラバース気味にもなりますが注意すれば問題ないです。茂倉から先は一ノ倉までとは打って変わって笹の平原の穏やかな道になります。谷川連峰の本来の姿はこうなのかもしれません。

笹平は看板が見つからないまま通過しました。1箇所明瞭に道の方向が変わる部分があったのでそれが目印かもしれません。最後に武能の登り返しを登って到着。
武能から蓬ヒュッテまでは再び下り1本です。

1日目最大の問題はヒュッテ到着後のテント設営でした。雨と10mくらいの風の中で無理矢理テントを立てるのですが雨で濡れて風が強くてとにかく寒い。手がかじかんで中々ペグを結べず。低体温症1歩手前で危うく設営終了。
隣の6人くらいのパーティーは風でポールが折れたりなんだり苦労されてました(小屋で緊急用の大型テントを借りたようです)。
設営後あまりにも寒いのでお湯を飲みつつぬれた部分を拭いて着替え。
夕方に雨が止んだので水をくんでようやく食事、就寝。ザックがびしょ濡れで拭き作業が終わらず予定時間を大幅に超過しました。

※蓬ヒュッテはトイレが無く携帯トイレを使用します。馬蹄縦走は用を足せる施設が皆無に近く(肩の小屋と蓬ヒュッテのみ)、小はともかく大は携帯トイレを持参してワイルドにいたし、持ち帰りが基本となります。女性には厳しいルートかもしれません。

2日目
就寝時間が遅かった分計画的に寝坊して5時のスタート(雪渓の存在を考えると結果オーライかな)。
七つ小屋までてくてく歩き、山頂で反時計回り周回のハイカーに雪渓の忠告を受けました。はてさて、清水峠への下りで雪渓に遭遇。
忠告通り固めでしたが、ストックの石突きが刺さるところから、経験的にアイゼン無しでいけると判断。トレース部分にキックステップを効かせればなんとかなりました。明け方は霜が降りたり薄氷が貼る程度にはまだまだ寒いようでした。そりゃ雪もそれなりの固さになりますね。

雪渓を越えるとペンション風の電線監視ハウスとその物置小屋のような清水峠の避難小屋に到着。ここの避難小屋は割と整ってて二段ベッドになってました。

避難小屋で休憩後、2日目の壁であるジャンクション越えに入ります。小ピークの登り返し、急傾斜、雪渓といやらしさ全開で、かなり体力を使いつつようやく通過。
ジャンクション手前で笠ヶ岳のカマボコに泊まってるパーティーメンバーに下山方面について伝言を託されました。mailerdaemonにならないよう頑張るとしますか。

ジャンクションから朝日岳は特に書くこともない木道ののどかな歩き。
朝日から笠ヶ岳にかけては地形図で見る以上に小ピークが多くある印象でした(疲れてるせいか?)。急傾斜の下りからの小ピークを越えて笠ヶ岳へ。笠のカマボコは1日目に雨を避けて泊まってたパーティーがいるくらいで、そこそこ人数が入れるようでした。伝言相手は既に立ったようで無人。mailerdaemonの危機迫る。

笠から白毛門は最低コルから笠方面への登りがやばいですが、下りなのでそれなりに通過。朝日〜笠に比べると楽な登り返しです。
白毛門に到着すると笠のカマボコに泊まったと話すパーティー発見。確認するとメール送信先でした。無事既読になり任務完了。下山時間を踏まえ先を急ぎます。

白毛門から土合橋までは一様な傾斜が続きます。ただし、松の木沢の頭から白毛門までは石が多く、ハイカーも多いので落石に要注意。落石、しないさせない許さない。の精神で注意深く歩きます。
また、途中岩場で鎖とトラロープが出てくる場面もあります。トラロープは年季が入っており結び付けてる場所も木の枝なので、信用しない方が良いと思います。岩場に付けてるロープはまず信用しない派。

松の木沢の頭を越え地形図の1154地点のそばになると東側の滝の音と木陰が出迎えるようになります。下り一辺倒の中で唯一登り返すこの場所を越えると1154地点で一休憩。登りの場合は大きなうろの気を越えた先の広場が目印です。

1154地点を越えると大きなうろの木が見えます。5人くらいは雨宿りできそうな、絵本に出てきそうなこの木何の木気になる木。
ここを越えると特に見るべきものもなく、下り下っていくと土合駅やロープウェー駅が見えてきます。
足もそろそろプルプル気味ですが気合いを入れて土合橋へ無事下山。疲れた足取りでここからロープウェー駅までは15分弱。谷川ベースプラザの青い文字が見えて無事馬蹄一周の終了です。

今回も登山と言うより苦行でしたが色々収穫できました。
ハイドレ→苦行登山ほど役立つマゾ向け道具
ペグ→テントのひもにあった穴あきでそろえた方が良い(穴あきは事前にひもを通して準備できるので使い勝手良い)
モンベルテント→チャックかみすぎ問題今回も発生

※モンベルの商品全般に共通してる問題なのですが、チャックがチャックの雨よけカバーにかむケースが余りにも多い(今回は…今回も危うくテントから出られなくなりました)。雨よけカバーが不必要に幅広なのが最大の原因でこれを改善すべきだと思うのですが、私の使い方が悪いだけでしょうか?

さて、目指せ月1テント泊も登頂はさておき半分消化。6月が一番の難関と思ってましたが、今回無事クリアできて12月までいけそうな気がしてきました。

というわけで今回も無事下山できてお疲れちゃんでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:794人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら