記録ID: 1175736
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
谷川連峰馬蹄形（反時計回り）
2017年06月18日(日) [日帰り]
群馬県
新潟県
canopus100
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:05
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,759m
- 下り
- 2,757m
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日帰り
- 山行
- 11:12
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 12:05
距離 25.7km
登り 2,759m
下り 2,776m
16:09
ゴール地点
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
（後日補足しました） 【登山口〜白毛門】 白毛門登山口駐車場から50m位に案内板、登山カード箱（用紙有り）、直ぐ数メートルの所に東黒沢の橋があります。 前半は展望の無い樹木の中、木の根の道の急傾斜の中をひたすら登ります。たまに数メートル程度の岩があります。 後半は展望が開け松の木沢の頭の岩に出、小さなピークを越えて白毛門に至ります。 【白毛門〜笠ヶ岳】 目標となる山頂を見ながら比較的なだらかな傾斜を登ります。 【笠ヶ岳〜朝日岳】 ここは多くの初心者の方々が勘違いをします。 この間には小烏帽子、大烏帽子という名称のある幾つかのピークがあるのですが、ガイド地図には掲載されていない場合があるからだと思います。 小烏帽子、大烏帽子の高度はともかく、鋭角なピークの連続なので、何度もニセ朝日岳と感じる方が多いようです。 【朝日岳〜ジャンクションピーク】 この二つは山というより茫洋とした大きな丘のような感じがします。 この間は板道が続き、全体としてなだらかで、東側は大きな雪渓でした。 気持ちの良いところです。 始めに宝川温泉への分岐があり、次に巻機山への分岐があります。 巻機山への分岐標識の所がジャンクションピークとされていると思います。 宝川温泉方面に少し降りると近くに水場があるとのことです。 【ジャンクションピーク〜清水峠】 標高差にして約500mの下降です。 ジャンクションピークから暫く歩くと、やがて急峻な痩せ尾根になり、激下りになります。うっかり早足になると滑って危険なところもあります。 次第になだらかになり、池塘が見えるようになると峠も近くなります。 最初に変形鉄塔の下を通り、最下部に至ると白崩避難小屋があります。 この最下部こそ明治時代に国策として5m幅で作られた国道291号線として道のあるところです。現在は酷道として有名なところですが、国土地理院にはいまだにしっかりした道のように書かれていますが、特に北側へは通ることができないようです。 避難小屋の直ぐ近くにはとても大きな三角屋根の電力会社の監視小屋があります。 【清水峠〜七つ小屋山】 とても歩き易い登り坂ですが、幾つものピークの連続で、今日はガスで遠望が全く無い一日で、私はとても長く感じました。 【七つ小屋山〜蓬峠】 とても歩き易い道、なだらかな下降道で、走りたくなります。トレランの方にとっても、最も楽しい区間だと思います。 【蓬峠〜武能岳】 まず始めに蓬ヒュッテがあります。 個室はありませんが、一階、中二階（ロフトのような）とあり、当然寝具なども完備されてとても頼りになるところだと思います。私が通った時は荷揚げのためかどうか、管理人さんがおられませんでした。 水場は土樽方面に10分ほど降りるとあるとのことです。 清水峠及びこの蓬峠からは土合への291号線のエスケープルートがあります。但し、残雪の多い時期は通過が困難で、危険な場合があるのでしっかり事前調査が必要と思います。 同じく蓬峠から土樽方面へ下るエスケープルートはその心配が少なく、今日もそのルートを下るという方がおられました。 蓬峠から武能岳への道の前半はとても牧歌的な道で、路面も歩き易く、素晴らしい所でした。 【武能岳〜茂倉岳】 反時計回りの場合の後半では300mの最大の登り坂ですが、武能岳の200mと合わせて、合計500mになり、時計回りと比較してもどちらも似たようなものと思いました。 路面はとても歩き易いのですが、さすがに疲れてきます。 幾つかの小ピークにより構成されているので、気分的には楽でした。 【茂倉岳〜一ノ倉岳】 この区間はとても短く急峻なところもありません。今日は雪渓を登りました。 【一ノ倉岳〜谷川岳】 いきなり割に急峻な下りが続きます。 そしてやがて岩が多い登り坂になりますが、よじ登るほどではありません。 蛇紋岩の山らしく、人が歩いてすり減った部分は青く光り、その部分はぬれていなくなくても滑るので要注意です。 谷川岳山頂（トマの耳）までは思ったよりとても長く感じました。 【谷川岳〜西黒尾根登山口】 今年の多雪で、下降口の標識の所からは下れず、暫く不明で、あちこち歩き回りました。今年は肩の小屋からロープを張って雪上にルートが作成されていました。事前調査をしっかりしておく必要がありました。 このルートは急峻な岩ルートで、黄色いペンキに従って下降します。 ほかの部分から降りようとすると、ズルズルと滑って危険なところが結構あります。 要所要所に必ずといっていいほどチェーンが完備されています。 人為的な落石をしないよう気をつける必要があると思います。 後半は樹木の茂るなだらかな道になります。 【西黒尾根登山口〜石毛門駐車場】 登山口から舗装路を下ります。 道なりに下り、防雪のトンネルを過ぎると橋があり、バス停のある三叉路を左に入ると50m位で白毛門登山口駐車場です。 |
| その他周辺情報 | �）�ヒュッテ（要予約。一泊２食7000円。素泊まり3000円。Tell025-787-3268） ��湯テルメ（10時〜20時・570円）�Ｎ訖垢療髻�10時〜20時・2時間650円）�ぐ乕�堂精肉店（カツ丼など） |
写真
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笠ケ岳より朝日岳（左側の方、一番奥に見える）。それまでに沢山のアップダウンが。
笠ケ岳山頂直下にある避難小屋
前方の山は烏帽子。朝日岳は左隅の雪のある辺り。
前方の山は烏帽子。朝日岳は左隅の雪のある辺り。
撮影機器：
感想
時々目にする谷川連峰馬蹄形のレコ、このコースを一度は歩いて見たいと思うものの、いささかアクセスに難があり、躊躇していましたが、この辺りでと思い、出かけました。
雪のまだら模様が飯豊山と同じように美しく、更に雪解け時に咲く花も見られるのは今の時期を外せないと期待してきました。
そしてその思いは、大方は裏切られませんでした。
全国でも有数な飯豊山の花の豊かさとは比較できないものの、私にとって北関東の山々は珍しく、遙かなる山々、草原などの美しさは充分満足できるものでした。
当日の朝4時出発しようとすると、丁度同時期に出発される方がいて、しばらくは何となくご一緒しながら登りはじめました。
この方、Kさんも、谷川連峰馬蹄形は初めてだとのことでしたが、私と異なり、しっかりした前知識があり、とても教えられることが多く、二人とも丁度2時間で白毛門に到着。
それ以来、山行スタイルの違いその他から、中間エリアは別々の行動でしたが、西黒尾根下山口で再び一緒になりました。
二人共初めてのコースで、多雪のため、降り口が変更になっており、その降り口が分からず、10分前後うろうろと二人で探し回ってようやく見つけ、二人で一緒に下りました。
この部分は積雪で埋まり、ルートは西黒尾根の標識からではなく、肩の小屋の方から繋がっていたのです。
山の素晴らしさは山そのものにもありますが、今回はKさんの素晴らしいパーソナリティによって山の楽しさも二倍になり、本当にただただ感謝あるのみです。
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canopus100さん
先日は駐車場での楽しい会話有難うございました。
普段から標高差１２００ｍぐらいのお山で訓練しておられと聞き
びっくし更にお歳が私より年配とお聞き２度びっくりしましたが
さらにあの馬蹄形をさらりとこの速さで登りきるとは
常人ではありませんね、まさに烏天狗の域です。
びっくりしたな、もお！
この年で世の中の広さをあらためて思い知らされました。
ありがとうcanopus100さん
勇気をもらいました。
とんでもございません。
iiyuさんの爪のアカを煎じて飲みたいくらいです。
しかし、あのような感動するような写真となると、感性も必要な世界でしょうから、少しばかり訓練したところで、無理そうです。
それよりもiiyuさんのような上手な方の映像を楽しんでいたほうが良さそうです。
コメントありがとうございました。
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