谷川岳（↑西黒尾根↓天神尾根）【百花繚乱の絶景稜線】

2017年06月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:41
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,505m
• 下り: 907m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:33

5:18 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
5:33 5:34 西黒尾根登山口
7:19 7:21 ラクダの背(ラクダのコブ)
7:23 7:25 ラクダのコル
8:19 8:20 ザンゲ岩
8:40 8:42 谷川岳（トマノ耳）
9:11 9:15 谷川岳
9:21 9:51 富士浅間神社奥の院
10:18 10:22 谷川岳・肩の小屋
10:35 10:35 天神ザンゲ岩
10:52 10:55 天狗の留まり場
11:24 11:24 熊穴沢避難小屋
11:40 11:41 天神平・天神峠分岐点
11:48 11:48 天神尾根・田尻尾根分岐点
11:51 11:51 天神平
11:51 ゴール地点

天候

晴れ時々ガス（昼頃からはガス優勢）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

☆アクセス、駐車場
▽谷川岳ロープウェイ
・立体駐車場の営業時間はロープウェイの営業時間と同じです、とありますが、一階部分は24時間解放されています
・5時到着時点で7割ほど。ここがいっぱいの場合は結構下がったところに無料の駐車スペースが何箇所かありました
・営業時間前に停めた場合は、フロントワイパーに紙が挟まっており、出庫の際に払えばOK
http://www.tanigawadake-rw.com/price/

コース状況／危険箇所等

☆道の状況（2017年6月24日現在）
※残雪の状況は日々変化します。以下はあくまで参考程度にお願いします
▽谷川岳ベースプラザ→谷川岳肩の小屋
・ベースプラザから車道を10分ほど歩くと、左側に「西黒尾根」登山口があります
・西黒尾根には残雪は一切ありません
・序盤は樹林帯の急登。後半は鎖場の多い急登
・天神尾根ほどではありませんが、歩かれ過ぎのためか、ツルツルの岩が多かった
・天神尾根との合流点の10mほど手前から雪渓が残っていますが、アイゼン等は不要レベル
▽谷川岳肩の小屋⇆トマの耳⇆オキの耳
・危険箇所はありませんが、天候急変には気をつけた方がいいでしょう
▽谷川岳肩の小屋→天神平
・肩の小屋直下に150mほどの雪渓があります。慣れてない方は軽アイゼン程度はつけた方がいいかもしれません
・ツルツルの岩には注意
・渋滞の待ち時間にも注意！

☆登山ポスト
西黒尾根登山口へ向かう途中に登山指導センターあり

その他周辺情報

☆登山後の温泉
♨仏岩温泉 鈴森の湯
・源泉掛け流しのカルシウム硫酸塩泉（ph8.2）
・ぬる湯は源泉の温度そのままの35℃。浴槽は深さ110cmあります
・食堂の温泉うどんは美味い
http://suzumorinoyu.com

☆飲食店
▽仏岩温泉 鈴森の湯
http://suzumorinoyu.com
▽肉屋のレストラン 生ハム工房 育風堂精肉店
・以前食べたことがあるが、メチャメチャ旨かった
・本日も立ち寄ったが激混みで断念
http://ikufuudo.com
▽瀧澤
・育風堂精肉店の隣に併設されているワイン・日本酒の名店
・ここでしか買えない日本酒「谷川岳」の限定品もあり
http://www.e-winesake.com/smp/index.html?

写真

6/24 5:18

谷川岳ロープウェイの駐車場
1Fは24時間開放しているようです

6/24 5:32

谷川岳ベースプラザから西黒尾根までの林道
緑が爽やかです

6/24 5:33

西黒尾根登山口

6/24 5:37

いきなりこの緑

6/24 5:40

樹林帯は無風で蒸し暑く汗ダラダラです

6/24 5:41

見事なブナ

6/24 5:43

ハルゼミの抜け殻

6/24 5:49

巨ブナに癒されつつ

6/24 5:57

目覚めたばかりの細いギンリョウソウ

6/24 6:04

「日本三大急登」と言われていますが、そこまでではありません
笊ヶ岳の老平ルートに比べればハイキングレベル

6/24 6:06

有名な直角ブナ
座らないようにしましょう

6/24 6:17

樹間から谷川岳が見えた！

6/24 6:18

タニウツギ

6/24 6:33

6/24 6:33

ユキザサ

6/24 6:37

6/24 6:48

ギンリョウソウ

6/24 6:52

咲いているマイヅルソウは今季初です

6/24 6:55

ナエバキスミレ

6/24 6:57

暑い樹林帯をやっと抜けました

6/24 6:58

ゴゼンタチバナ咲き始め

6/24 7:02

笠ヶ岳・朝日岳・白毛門

6/24 7:04

ツマトリソウ

6/24 7:07

谷川岳の双耳峰が聳えています

6/24 7:09

天神尾根

6/24 7:13

この絶景
鎖場も楽しく登れます

6/24 7:19

ラクダの背より谷川岳

6/24 7:20

まだまだ登ります
が、この絶景なので疲れは感じません

6/24 7:24

巌剛新道分岐

6/24 7:28

6/24 7:32

岩場歩きは楽しい

6/24 7:32

ホソバウスユキソウ

6/24 7:50

6/24 7:52

これは何でしょうか？

6/24 7:55

タテヤマリンドウ

6/24 8:00

アカモノ

6/24 8:14

6/24 8:19

ウマノアシガタ

6/24 8:19

ザンゲ岩が現れたら、天神尾根との合流点は近い

6/24 8:21

西黒尾根を振り返る

6/24 8:22

イワカガミ
今日一番多く咲いていた花です

6/24 8:24

moricocoがカエルを捕獲
こんな稜線上にいるなんて

6/24 8:28

トマノ耳の山標が見えた！

6/24 8:31

オキノ耳も見えました

6/24 8:31

肩の小屋の直前に10m程度の雪渓が

6/24 8:34

雪渓の途中から、あの方向指示塔を目指し直登します

6/24 8:35

脚を滑らせたら結構な距離止まらないと思います

6/24 8:36

ショウジョウバカマ

6/24 8:38

谷川岳肩の小屋

6/24 8:41

トマノ耳に到着

6/24 8:43

シャクナゲはほぼ終了

6/24 8:44

ミツバオウレン
相変わらずものすごい造形だ

6/24 8:46

面白い雪庇が残っていました
あの上で寝たい

6/24 8:47

トマノ耳からオキノ耳を

6/24 8:49

少しピンクが入ったツマトリソウ

6/24 8:55

ユキワリソウ
ハクサンコザクラだと思っていたのですが、、、

6/24 8:55

ホソバウスユキソウとオキノ耳

6/24 8:56

ハクサンイチゲとオキノ耳

6/24 8:56

ハクサンイチゲとユキワリソウ

6/24 8:59

白いイワカガミ

6/24 9:02

カエデの実と花でしょうか？

6/24 9:04

これはナエバキスミレとは違うようですが

6/24 9:07

ハクサンイチゲの群落

6/24 9:07

6/24 9:09

6/24 9:08

ユキワリソウ

6/24 9:15

オキノ耳（1977m）
私は1977年生まれ
つい先日40歳になってしまいました

6/24 9:12

トマノ耳を眺める
時折厚い雲が流れてきます

6/24 9:13

平標方面への縦走路
この区間もつなぎたいな

6/24 9:13

ユキワリソウの特徴
・花弁の切れ込みが浅くハート形になっている（ハクサンコザクラは深くV字型）
・中心の黄色部分の周りに白い部分がある（ハクサンコザクラは黄色のみ）
※改めてアイコマのハクサンコザクラを見返してみましたが、黄色のみではないですねー

6/24 9:17

ハクサンチドリ

6/24 9:18

ツガザクラ

6/24 9:18

オキノ耳より一ノ倉岳
鳥居（富士浅間神社奥の院）まで行ってみます

6/24 9:27

ここで大休止
旬のさくらんぼが旨い

6/24 9:43

富士浅間神社奥の院より
素晴らしく美しい稜線

6/24 9:44

奥の院付近にはチングルマが群生していました

6/24 9:57

ハクサンイチゲ

6/24 10:00

これは何でしょうか？

6/24 10:02

ホソバウスユキソウ

6/24 10:05

トマノ耳

6/24 10:22

谷川岳肩の小屋
ここでバッジ購入

6/24 10:28

肩の小屋から150mほど雪渓の下りがあります
ステップは切られていますが、慣れていない方は軽アイゼン程度はつけた方がいいでしょう

6/24 10:49

ゴゼンタチバナ

6/24 10:49

オオカメノキ

6/24 10:51

ツクバネソウ

6/24 10:52

天狗の留まり場は大混雑でした

6/24 11:02

天神尾根は明らかにオーバーユース
岩がこのようにツルツルに磨かれています

6/24 11:04

ほぼ全ての岩がツルツル
このような箇所もあるので、ある意味、戸隠とかよりも危険かもしれません

6/24 11:06

ベニサラサドウダン

6/24 11:11

天神尾根
眼下に熊穴沢避難小屋の赤い屋根が見えました

6/24 11:20

タムシバ

6/24 11:24

熊穴沢避難小屋

6/24 11:33

登りで歩いた西黒尾根
奥は朝日岳・笠ヶ岳・白毛門

6/24 11:37

ムラサキヤシオツツジ

6/24 11:43

谷川岳を振り返る
時折厚い雲に覆われていた
天気はどうだったのでしょうか

6/24 11:50

エンレイソ

6/24 11:51

ロープウェイ山頂駅

6/24 11:53

シラネアオイです

6/24 11:55

大好きな花

6/24 11:59

ロープウェイと朝日岳

6/24 12:04

下りはロープウェイ使用

6/24 12:20

7月2日に何かあるようです

6/24 13:03

銘酒「谷川岳」を買いに、瀧澤さんへ
本当は育風堂精肉店でランチもしたかったのですが、、、

6/24 13:15

温泉は「仏岩温泉 鈴森の湯」

6/24 13:56

女湯（moricoco撮影）

6/24 14:39

食堂で温泉ざるうどん

6/24 14:39

みぞれおろしうどん（冷）

6/24 14:55

園芸種は毒々しい
谷川の稜線で咲いていた可憐な花々とは大違いだ

6/24 18:46

瀧澤で購入
左：ここ瀧澤でしか買えない限定品「谷川岳」別注 純米大吟醸原酒
中：地ビール「谷川岳」
右：オリーブオイル

6/24 18:46

バッジは肩の小屋で購入
ロープウェイ山頂駅にも何種類か置いてありました

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

Xperia Z5 Compact SO-02H docomo SONY

感想

Kazu405

梅雨の晴れ間を狙って、ハクサンイチゲをはじめとする花々が咲き乱れているという谷川岳に出かけてきました。

疲れていたのですが、ロープウェイを待っての大渋滞は避けたかったので、7年ぶりの西黒尾根から登ることにします。
序盤は樹林帯の急登で風もなく蒸し暑く、汗ダラダラ。

岩場の稜線歩きになると涼しい風も吹き渡り、お目当のハクサンイチゲやユキワリソウも姿を現し始め、快適な稜線歩き。
ヤマテンの予報も当たり、ガスる時間もあったものの、青空に聳える双耳峰が見事だった。

ロープウェイ隊が到着するまでのトマノ耳・オキノ耳はとても静かで、遠望はできなかったものの、花々に囲まれながらの暫しの休息を楽しむことができました。

紅葉・雪の時期しか登ったことがなかったので、この花の時期を経験でき、また素敵な一面を知ることができました。
グリーンシーズンはなかなか登るのを躊躇ってしまう大人気百名山ですが、平日でチャンスがあればまた再訪したいですね。

コメント

ゲスト

またまたお近くに (^^)
Kazuさん、こんにちは！

西黒尾根、2時間ほどの差で歩いていたんですね
岩場に出るまでの間、蒸し風呂状態でいやあ参りました。
今年は残雪も多かったせいか、ラクダの肩から上は本当にお花畑状態でしたね
ハクサンイチゲは定番ですが、ユキワリソウがこんなに多く咲いているのは、谷川で初めて見ましたよ。

ところで、#42のカエルちゃん、私の手の上に乗った子ですよ
捕食しなくて良かったです
あんな稜線上でどうやって生きて行けるのか心配になりますよね。
お疲れ様でした〜

Kazu405

Re: またまたお近くに (^^)
rossoさん、こんばんは！

私も「会ったかも？」にお二人が現れて、「うぉ！」と叫びそうになりました
しかし日帰り馬蹄型ですか、、、私にはとても無理な行程ですが、オキノ耳から眺める一ノ倉岳、西黒尾根から仰ぎ見る笠ヶ岳・朝日岳・白毛門には心奪われていました。
そんなに歩けるお二人が羨ましい

この時期の谷川岳は初めてでしたが、こんなに花がたくさん咲いているとは驚きでした。
人多過ぎでなかなか足が向かない山ではありますが、コースと時間を工夫すれば楽しめそうですね！

あのカエルはあまり逃げなかったので、rossoさんに懐いていたのでしょうね。
無事に水のある所まで行けたでしょうか？