北海道「十勝岳〜美瑛岳」

2017年06月26日(月) [日帰り]

• GPS: 06:37
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,530m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:38

6:01 スタート地点
6:25 6:25 吹上温泉分岐
6:49 6:50 十勝岳避難小屋
7:23 7:23 昭和火口
8:21 8:23 十勝岳
9:24 9:24 美瑛谷１稜の頭
9:55 9:56 美瑛岳分岐
10:14 10:28 美瑛岳
12:23 12:23 吹上温泉分岐
12:39 ゴール地点

天候

濃霧→快晴→濃霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭川市内からレンタカーで望岳台へ(約1時間)
下山後、新千歳空港まで約2時間半

コース状況／危険箇所等

【望岳台〜十勝岳】
山頂まで溶岩帯の道が続く
前十勝噴火口からは常時噴煙が上がっているが、
この日、山頂直下に差しかかった時、
「ボーン、ボーン」と1分間に2、3回水蒸気爆発？が連続して発生。
先行の方は「御嶽山のことがあるから。。。」とその場で下山されました。
さて、自分はどうしたら良いのか・・・
天候では自分の判断基準があっても、
活火山の判断基準は備わってない。。。
その後も爆発音は続くが、煙の量、色、噴石等に変化はない。
この爆発は常なのか例外なのかも分からない。
即下山よりも予定通り美瑛岳へ縦走し、噴火口から遠ざかることを選択しました。
後に会った道民の登山者曰く、ここまでの爆発音が連続するのはまれであると。
登山は自己責任。この判断が良かったのか悪かったのか。
もしあのまま噴火してればどうなってか・・・

【十勝岳〜美瑛岳】
美瑛岳への縦走中も同じペースで爆発音が聞こえました。
徐々に近くなる美瑛岳、その先の旭岳を望む快適な縦走路
鋸岳直下の雪渓トラバースは要注意

【美瑛岳〜望岳台】
数か所の雪渓トラバースあり
距離も長く、滑ればかなり下まで滑落する為、要注意

その他周辺情報

下山後の温泉は、白金の湯へ(\500)
望岳台より車で約10分

写真

6/24 19:53

旭川の夜、地元の方から穴場をご紹介いただく。通称「馬場ホル」

6/24 19:08

席に座ったら勝手に肉が出てきます。メニューは塩ホルモンのみ。聞かれるのはビールの銘柄のみ。これが何人前なのか、値段も不明

6/24 19:04

七輪で軽く炙る程度で超美味い！付け合せのたまねぎも超美味い！！

6/26 6:05

山行当日の天候は濃霧。。。晴れを期待して望岳台よりスタート

6/26 6:13

しばらく濃霧の中を黙々と歩くと・・・

6/26 6:49

避難小屋が見えてくると青空も見えてきた！

6/26 6:55

振り返ると間近に虹が出現☆

6/26 6:58

青空に誘われてリスも出てきました。全く人を怖がりません。他にもキツネ、ウサギに出くわしました

6/26 6:58

前十勝方面。噴煙が見えました

6/26 7:32

どーん！と十勝岳

6/26 7:33

美瑛岳もいい感じ♪　その先はなんだろ？

6/26 7:36

日本じゃないみたい

6/26 7:41

地球じゃないみたい

6/26 7:47

山頂直下まで緩やかな道が続き

6/26 7:52

山頂直下に差しかかると・・・「どーん、どーん」と爆発音が何度も聞こえ始めます

6/26 8:19

十勝岳山頂

6/26 8:20

富良野岳方面

6/26 8:21

美瑛岳まで縦走開始します

6/26 8:29

シンプルな看板がGood

6/26 8:31

月面？火星？

6/26 8:37

鋸岳＆美瑛岳

6/26 8:43

旭岳も見えてきました

6/26 8:45

鋸岳直下の雪渓トラバースは少々怖かった

6/26 8:51

トレランの方とすれ違う

6/26 9:05

鋸岳を後ろから

6/26 9:05

荒涼とした山肌を進みます

6/26 9:26

ダックスフンドに見えません？

6/26 9:28

快適な縦走路

6/26 9:33

東側を見ると雲ノ平のような緑の大地が

6/26 9:55

美瑛富士分岐点

6/26 10:02

美瑛岳山頂が見えた！

6/26 10:08

美瑛岳山頂

6/26 10:09

十勝岳方面はガスで覆われました

6/26 10:13

おやつは北海道産小麦＆小豆使用のよもぎ饅頭。超美味い！！

6/26 10:24

美瑛富士、トムラウシ・・・ずーっと縦走していきたい

6/26 10:27

ガス晴れた十勝岳を見納めて下山です

6/26 11:00

下山途中、雪渓トラバースが何度もあり

6/26 11:33

雪渓の上に崩れた土砂が覆い被さってました

6/26 12:39

無事下山。望岳台はガスガス

6/26 13:03

登山口防災シェルターの中には・・・

6/26 12:57

入山届を書いたり

6/26 13:01

各種情報あり

6/26 13:16

下山後の温泉は白金の湯へ

6/26 13:19

源泉かけ流し＆独り占めです

6/26 18:09

新千歳空港にて濃厚味噌ラーメン、超美味い！！

撮影機器：

Galaxy S7 edge SC-02H docomo サムスン

感想

xyzJIN

23〜25日で北海道　旭川出張へ
25日は後泊なので、
26日代休＆最終便で帰れば、1日フリー☆
北海道の山を登ることを計画しました。

初めての北海道山行、
候補があり過ぎてなかなか決まらない。。。
大雪山、十勝岳、芦別岳・・・
直前の天気予報から十勝岳〜美瑛岳縦走を選択しました。

コース状況にも書きましたが、
この日、十勝岳山頂直下に差しかかった時、
前十勝岳噴火口から爆発音が何度も発生。
インフォメーションで見た噴火警戒レベルは1。
『活火山であることに留意』
噴火兆候はないとはいえ、
間近であの爆発音を何度も聞くと
「噴火するのか？」と考えてしまいます。
その時ちょうど追いついた東京から来られた方は、
「御嶽山のことがあるから」と山頂を目前にして下山されました。

さぁ、どうする？

この爆発音が常なのか、異常なのか分からない。
けど、噴煙の量、色は変化なし、噴石もなし。
だったら即下山せず、美瑛岳まで縦走したほうが火口より遠ざかれると考え、
足早に縦走することにしました。
翌日以降も火山情報に変化ないので、問題なかったのでしょう。
登山は自己責任。難しい判断ですね。。。

荒涼とした十勝岳から新緑鮮やかな美瑛岳への縦走は、
北海道の魅力満載の大満足ルートでした。
美瑛岳の先に見えたトムラウシ、大雪山、名も知らぬ峰々・・・
またいつの日かゆっくり歩きたいですね。

コメント

3120m

祝、十勝連峰デビュー
JINさん、こんばんは

北海道へ行こうと思うと基本飛行機になりますし、いかに安く抑えるかいつも悩みます。
今回は出張の延長ということで、うまく組み込めて良かったですね。

まだまだちょっとしか知らないけど、大雪から十勝にかけて・・・雄大ですよね。
いつも行く中部山岳とは一味も二味も違います。
僕も7月に北海道遠征予定してます。
十勝の青空写真拝見してると、なんだかワクワクしてきますね。

xyzJIN

Re: 祝、十勝連峰デビュー
3120さん、おはようございます。

何度も北海道へ行かれてますよね。
3120さんや、皆さんの北海道山行レコ見て、ずーっと憧れてました。
今回はベストシーズン＆週末出張と重なりラッキーでした☆
ほんと雄大でしたね〜♪
2000mの山であれだけの雄大さはアルプスじゃ味わえませんね。

7月北海道行かれるんですか！？
実は来週末、社員旅行でまた北海道行くんですよ！
1日フリーがあるので、単独行動で山行計画中です。。。