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Yamareco

記録ID: 1187394
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

関西から北岳へ!キタダケソウも見れました。

2017年07月01日(土) 〜 2017年07月03日(月)
 - 拍手
sino3 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:46
距離
11.4km
登り
1,051m
下り
2,018m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:38
休憩
0:04
合計
2:42
距離 3.4km 登り 791m 下り 85m
2日目
山行
7:22
休憩
1:41
合計
9:03
距離 4.8km 登り 232m 下り 1,190m
5:00
205
白根御池小屋
8:25
14
9:41
9:50
16
10:06
10:25
36
11:01
11:09
9
11:18
11:23
59
12:22
12:24
13
12:37
12:51
72
3日目
山行
2:21
休憩
0:06
合計
2:27
距離 3.1km 登り 40m 下り 757m
5:04
119
7:03
9
7:12
7:13
4
7:31
ゴール地点
天候 1日は雨、2日朝は雨のち曇り時々晴れ、3日は曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
マイカーで中央高速道路伊奈インター → 仙流荘
仙流荘→北沢峠(南アルプス林道バス)
北沢峠→広河原(南アルプス市営バス)
コース状況/
危険箇所等
アイゼンは要りません。
その他周辺情報 白根御池小屋で連泊
1日目、仙流荘から南アルプス林道バスで約50分北沢峠に着きます。南アルプス市営バスに乗り換えて広河原へ。(乗り場が新築されていました)
2017年07月01日 09:16撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/1 9:16
1日目、仙流荘から南アルプス林道バスで約50分北沢峠に着きます。南アルプス市営バスに乗り換えて広河原へ。(乗り場が新築されていました)
北沢峠→広河原
1日目は本降りの雨、野呂川の清流が濁流に!
2017年07月01日 10:01撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/1 10:01
北沢峠→広河原
1日目は本降りの雨、野呂川の清流が濁流に!
バスの運転手さんともう一人が、進行方向のガケ崩れを警戒しながらバスは進みます。
2017年07月01日 10:03撮影 by  iPad mini 4, Apple
1
7/1 10:03
バスの運転手さんともう一人が、進行方向のガケ崩れを警戒しながらバスは進みます。
雨は降ってますが、今日は白根御池小屋まで3時間がんばります!
2017年07月01日 10:36撮影 by  iPad mini 4, Apple
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7/1 10:36
雨は降ってますが、今日は白根御池小屋まで3時間がんばります!
雨の中、出会えたのはヒキガエルとヒルだけでした。
2017年07月01日 11:25撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/1 11:25
雨の中、出会えたのはヒキガエルとヒルだけでした。
御池へ到着、夕方に雨は一旦止みました。
2017年07月01日 17:23撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/1 17:23
御池へ到着、夕方に雨は一旦止みました。
雨天の中、テント泊の方も結構おられます。
2017年07月01日 17:24撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/1 17:24
雨天の中、テント泊の方も結構おられます。
草スベリを登り切り、小太郎尾根に出たところでキバナシャクナゲが咲いていました。
2017年07月02日 06:41撮影 by  iPad Mini 4, Apple
1
7/2 6:41
草スベリを登り切り、小太郎尾根に出たところでキバナシャクナゲが咲いていました。
オヤマノエンドウ
2017年07月02日 08:22撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 8:22
オヤマノエンドウ
雨は止みましたが、稜線上は牛乳の世界です。
(実は物凄い暴風の中でもあります)
2017年07月02日 09:45撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 9:45
雨は止みましたが、稜線上は牛乳の世界です。
(実は物凄い暴風の中でもあります)
北岳山頂3193m(なぜが?三等三角点)
2017年07月02日 10:20撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 10:20
北岳山頂3193m(なぜが?三等三角点)
キタダケソウの群落
2017年07月02日 08:57撮影 by  SP-100EE , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/2 8:57
キタダケソウの群落
2017年07月02日 09:19撮影 by  SP-100EE , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/2 9:19
キタダケソウ!
(これが本物、葉っぱに特徴があります)
2017年07月02日 09:05撮影 by  SP-100EE , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:05
キタダケソウ!
(これが本物、葉っぱに特徴があります)
ミヤマオダマキ
2017年07月02日 09:34撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 9:34
ミヤマオダマキ
オヤマノエンドウ
実に高山植物らしい可愛い花です。
2017年07月02日 09:47撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 9:47
オヤマノエンドウ
実に高山植物らしい可愛い花です。
白花のオヤマノエンドウ
2017年07月02日 10:14撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:14
白花のオヤマノエンドウ
イワベンケイ
この花は岩稜が似合います
2017年07月02日 10:04撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 10:04
イワベンケイ
この花は岩稜が似合います
ハハコヨモギ
2017年07月02日 10:04撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:04
ハハコヨモギ
吊り尾根分岐から北岳山頂に戻るころからガスが晴れてきました。
2017年07月02日 10:05撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:05
吊り尾根分岐から北岳山頂に戻るころからガスが晴れてきました。
間ノ岳のガスが抜けていきます。
2017年07月02日 10:29撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:29
間ノ岳のガスが抜けていきます。
ガスが晴れて、山頂から歓声が聞こえました。
(来てよかった)
2017年07月02日 10:34撮影 by  iPad mini 4, Apple
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7/2 10:34
ガスが晴れて、山頂から歓声が聞こえました。
(来てよかった)
2017年07月02日 10:35撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/2 10:35
今から山頂に行かれる方はラッキーですね。
2017年07月02日 10:38撮影 by  iPad mini 4, Apple
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7/2 10:38
今から山頂に行かれる方はラッキーですね。
晴れました!
2017年07月02日 10:44撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:44
晴れました!
絶景!
2017年07月02日 10:45撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:45
絶景!
チョウノスケソウ
(キタダケソウのそっくりさん)
2017年07月02日 10:40撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 10:40
チョウノスケソウ
(キタダケソウのそっくりさん)
2017年07月02日 10:40撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:40
ミヤマキンバイ
2017年07月02日 10:44撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 10:44
ミヤマキンバイ
北の肩小屋に戻ります。
2017年07月02日 11:10撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/2 11:10
北の肩小屋に戻ります。
下山中、鳳凰三山も見えてきました。
2017年07月02日 10:55撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/2 10:55
下山中、鳳凰三山も見えてきました。
おう!富士山が見えます。
(北の肩小屋にて)
2017年07月02日 11:05撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 11:05
おう!富士山が見えます。
(北の肩小屋にて)
ミヤマキンバイ
2017年07月02日 11:18撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 11:18
ミヤマキンバイ
ハクサンイチゲ
2017年07月02日 11:20撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 11:20
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ(キタダケソウのそっくりさん)
2017年07月02日 11:21撮影 by  iPad mini 4, Apple
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7/2 11:21
ハクサンイチゲ(キタダケソウのそっくりさん)
バックに地蔵岳のオベリスクが見えます。
2017年07月02日 11:22撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 11:22
バックに地蔵岳のオベリスクが見えます。
2017年07月02日 11:51撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 11:51
ミヤマキンバイ
2017年07月02日 12:14撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 12:14
ミヤマキンバイ
小太郎尾根から甲斐駒ケ岳も見れました。
2017年07月02日 12:19撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 12:19
小太郎尾根から甲斐駒ケ岳も見れました。
シナノキンバイ
2017年07月02日 13:01撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 13:01
シナノキンバイ
ショウジョウバカマ(草すべりにて)
2017年07月02日 12:34撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 12:34
ショウジョウバカマ(草すべりにて)
ナナカマドの花
2017年07月02日 12:55撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 12:55
ナナカマドの花
キバナノコバノツメ(スミレ科)
2017年07月02日 13:04撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/2 13:04
キバナノコバノツメ(スミレ科)
サンリンソウ
2017年07月02日 13:08撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/2 13:08
サンリンソウ
広河原に帰ってきました。
2017年07月03日 07:20撮影 by  iPad Mini 4, Apple
7/3 7:20
広河原に帰ってきました。
北沢峠ではクリンソウが満開でした。
2017年07月03日 09:51撮影 by  iPad Mini 4, Apple
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7/3 9:51
北沢峠ではクリンソウが満開でした。

感想

関西からバスを乗り継いで、キタダケソウを見に北岳へ行ってきました。
奥さんを連れてますので、白根御池小屋に連泊するゆったりプランを選びます。
1日目は完全な雨!、北沢峠から広河原へ向かうバスの車窓からは、普段はヤマトイワナが澄む清流の野呂川が濁流となり、山の斜面には幾筋もの新たな滝が流れ怖かったです。
2日目、前日の午後、一旦止んでいた雨が、また朝から降り始めましたが、早出の人たちが山頂を目指して行かれたのを見て、行けると判断して私たちも後を追います。
草すべりを登り切り、小太郎尾根の手前で雨は止みましたが、何人かの登山者が引き返してこられます。聞いてみると「稜線上は、突風で山頂に行けなかった...」
どうしよう?戻るべきか?迷いましたが、とりあえず稜線へ出ます。
果たして本当に凄い風です。おまけにガスで視界も無く、ストックで体を支えながら、北岳肩の小屋までたどり着きました。こういう場合は小屋の方に相談しよう。ベテランの小屋の方より「突風が吹いたらしゃがんで耐えなさい。行けると思うけど、無理せんようにな!」とのこと。「よし、行くぞ!」奥さんを励まして山頂に向かいます。
行ってみると道中、常に突風が吹いている場所ばかりではなく、なんとか山頂へ到着できました。
さぁ、もうひと頑張り。ガスで景色は見えませんがキタダケソウが待つトラバース道に向かいます。
トラバース道に入って暫く歩くと、右手にロープが張られたところにキタダケソウを発見。写真を何枚も撮りましたが、どの株も最盛期を過ぎた個体で雨に濡れて弱っています。すると、出会った登山者のお兄さんが「もう少し先の梯子のところで、生きの良い個体がありましたよ」と教えていただき、アップした写真の個体を見ることができました。お兄さん、ありがとうございました。
さて、引き返す時も凄い突風で、カッパのフードで押さえつけてあった帽子が上空に飛ばされたりしましたが、小屋で教えられたとおり四つん這いに耐えながら山頂まで戻ってきました。
山頂を過ぎたあたりで、登山者の歓声が聞こえます...なぜ?、そう!ガスが晴れてきたのです。振り返ると、なんと北岳が見えるではないですか。遠く間ノ岳も現れました。絶景です!鳳凰三山、富士山まで見えます。この瞬間、登山者が歓声を上げる気持ちは分かります。苦労して登った甲斐がありました。
山の神様、本当にありがとうございました。

今回の感想
梅雨時の高山は初めてでしたが、花の多さに驚きました。
夏山より、素晴らしかったです。

今回の教訓
天候の状況判断は、登山者に聞くだけではなく、必ず小屋の方に相談すること。


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