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Yamareco

記録ID: 118960
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ハイキング
甲信越

瑞牆山〜金峰山(日帰り)

2011年07月02日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
06:30
距離
14.6km
登り
1,728m
下り
1,727m

コースタイム

9:40瑞牆山荘から登山開始
10:10富士見平小屋
11:25瑞牆山山頂(10分休憩)
11:35出発
12:40富士見平小屋
13:40大日岩
15:40金峰山山頂(10分休憩)
15:50出発
16:00金峰山小屋
16:20出発
17:20大日岩
17:40大日小屋
18:10富士見平小屋
18:40瑞牆山荘到着!

天候 くもり時々晴のち雨
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
4:38渋谷(山手線)⇒4:57新宿(京王新線高尾山口)⇒
6:14高尾(中央本線松本行)⇒7:36石和温泉
8:00石和温泉(レンタカー)⇒9:20瑞牆山荘駐車場
コース状況/
危険箇所等
大きな岩をよじ上る箇所が多いので、雨のあと濡れていてつるつる
しているところは要注意。
なだらかな緑の道をてくてく
なだらかな緑の道をてくてく
途中、小さな清流をわたります
途中、小さな清流をわたります
一回目のロープ。雨のあとで岩はつるつる
一回目のロープ。雨のあとで岩はつるつる
土石流のあとみたいな登山道
土石流のあとみたいな登山道
おもむろにぬぼ〜っと巨大な岩山が。
行く人々が口々に「まさかあそこに行くんじゃないよね?」
「まっさか〜」「まじ?」と…
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おもむろにぬぼ〜っと巨大な岩山が。
行く人々が口々に「まさかあそこに行くんじゃないよね?」
「まっさか〜」「まじ?」と…
すぐ脇に岩山の頂点をまっすぐに指す矢印が。
あそこにいくんですね、やっぱり…
すぐ脇に岩山の頂点をまっすぐに指す矢印が。
あそこにいくんですね、やっぱり…
左右に、seizanryoさんのレコにあった
テリー・ギリアム的風景が出現。
左右に、seizanryoさんのレコにあった
テリー・ギリアム的風景が出現。
山頂!しかし視界ゼロ。
山頂!しかし視界ゼロ。
一応、来たシルシに撮っておくか…
一応、来たシルシに撮っておくか…
すべては霧の中
途中、「あの人お猿さんみたいだね」と小学生の女の子に
言われつつ岩山をスルスル下山。富士見平小屋へ戻る。
次は金峰山へ!
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途中、「あの人お猿さんみたいだね」と小学生の女の子に
言われつつ岩山をスルスル下山。富士見平小屋へ戻る。
次は金峰山へ!
瑞牆山を下りきってから登り直す感じなので、
再びなだらかな森からスタート。
瑞牆山を下りきってから登り直す感じなので、
再びなだらかな森からスタート。
こっちのお山は、もののけ姫的ですね。
オッコトヌシがかけおりてきそうな斜面。
こっちのお山は、もののけ姫的ですね。
オッコトヌシがかけおりてきそうな斜面。
こちらはでっかいけどまあるい巨岩。
何も書いてないけど、大日岩じゃないのかな。
こちらはでっかいけどまあるい巨岩。
何も書いてないけど、大日岩じゃないのかな。
ありました!看板。
茂みにたおれてました。大日岩でしたね。
ありました!看板。
茂みにたおれてました。大日岩でしたね。
雄大な岩の斜面をまわりこんで登ります。
雄大な岩の斜面をまわりこんで登ります。
山野草は奥ゆかしい風情がいいなあ…
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山野草は奥ゆかしい風情がいいなあ…
岩の間にひっそりと。
岩の間にひっそりと。
岩肌がりりしい。帷子みたいでかっこいい。
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岩肌がりりしい。帷子みたいでかっこいい。
山頂付近はとにかく巨石がどかんどかんと積み上がっています。
山頂付近はとにかく巨石がどかんどかんと積み上がっています。
足場は常にこんな感じ。テトラポットの上を行くように
ぴょんぴょん進みます。
しかしハエがものすごい!顔におしよせる大群を払って身を翻すと足下が危ない!
途中、養蜂家みたいな蚊帳付き帽子のおじさんに会いました。
この山はハエ対策必須なのか?
足場は常にこんな感じ。テトラポットの上を行くように
ぴょんぴょん進みます。
しかしハエがものすごい!顔におしよせる大群を払って身を翻すと足下が危ない!
途中、養蜂家みたいな蚊帳付き帽子のおじさんに会いました。
この山はハエ対策必須なのか?
霧の中からやっと山頂らしきものが…
結構遥か彼方ですが。
霧の中からやっと山頂らしきものが…
結構遥か彼方ですが。
山頂ゾーンにやっと到着。鳥居です。
山頂ゾーンにやっと到着。鳥居です。
最後にもうひと登り。
最後にもうひと登り。
山頂です!
…誰もいませんね。
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山頂です!
…誰もいませんね。
時々岩につけてある道しるべの赤いマーク。
これはあまりにヘビくんだったので、
目と口を描いてしまったのでしょうね〜
遊び心。
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時々岩につけてある道しるべの赤いマーク。
これはあまりにヘビくんだったので、
目と口を描いてしまったのでしょうね〜
遊び心。
かわいい
金峰山小屋のところのケルン。どうやってあんなところに積んだんだ?すごい。
金峰山小屋のところのケルン。どうやってあんなところに積んだんだ?すごい。
帰りに豪雨にあい、そのあと森の中はすっかり薄暗く…。
目印のピンクリボンとアカヤシオの咲き残りの花を間違えて
道をそれたと気づいた時は、ぞっとしました。
なんとか道をみつけて戻って、あとは脱兎のごとく下山しました。
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帰りに豪雨にあい、そのあと森の中はすっかり薄暗く…。
目印のピンクリボンとアカヤシオの咲き残りの花を間違えて
道をそれたと気づいた時は、ぞっとしました。
なんとか道をみつけて戻って、あとは脱兎のごとく下山しました。

感想

百名山、四座目「瑞牆山」と五座目「金峰山」にいってきました。

梅雨で何度も山行を断念してきましたが、
先日、石井スポーツの登山教室「地図読み編」で雨の山行を経験
してみて、「安全に気をつけてちゃんと準備していけば、
結構たのしめるなあ」と思ったので、
今回は、「雨予報でも決行」と決めて出発しました。

いつもはマイカーで明け方には登山口につき、早朝から登りますが、
今回は、はじめて電車+現地レンタカーのプランにしてみました。
行き帰りに爆睡できるのが魅力ですね。


さて、山行ですが…

今回は、この先さらにたくさんの山に挑戦していくために、
「疲れない登り方」というスポーツ科学みたいな講習を受けて
みたので、
習ったことを実験してみる!というのが一つの目的でした。

これまでの山行でネックになっていた「下山時の膝の痛み癖」と、
夏山行で感じはじめた「バテ/疲れ」の解消がテーマです。

「膝」は、かなりの激痛にもかかわらず、レントゲンや検査でも
特に異常はなく、山の講習の先生曰く、
「単純に、現在の膝の能力以上に登ってしまっているのでは?」とのこと。
これは、その講習で習ったゆっくりスクワットを30回、
毎日3週間続けてみました。

そして「スタミナ」。
これは、疲れないゆっくりスピードで休まず歩きつづけることと、
とにかく水分補給、栄養補給方法が重要とか。
まあ、普通のことなんですが、
水分に関して実験してみると、長時間運動し続けた時、
人間が補給したいと感じて自然にとる水の量は、
失った水分の6〜7割程度とか。
それを、飲みたくなるより多めに、100%補給を随時行うと、
なんと殆ど疲れを感じず、筋肉痛なども軽くなるという…
「ほんとか!?」と講習を聞いて思ったけど、とにかくやってみることに。

栄養補給の方は、お昼ごはんタイムをもうけてまとまった量を
一気に食べると胃に一気に血が行ってしまい、
これまた疲れるというので、今回は習ったとおり、
おにぎりやお菓子をちょっとずつ歩きながらとり、
長い休憩はとらずにすすむことにしました。

さて、当日。
夏の山行なので登りはじめから汗が滝のように…
失った分補給、ということで、重かったけど、今回は合計2Lの
水、ポカリ、ジュースを携行。
いつもは水だけ持っていくのですが、山行中、少しずつ、しかし絶えず
カロリーと水をとりつづける実験には、カロリーのある飲み物も
いいかな、と。

そしてその結果!
驚きです。
けっこうきつい行程でしたが、
なんと一回も息があがるような現象にはなりませんでした。
岩場の連続で、さすがに足は疲れましたが、
なんというか、バテた!という感覚にはまったくならず、でした。
はあはあ息があがる、みたいな感じにならないのです。
すごい!
のどが乾く感覚をほぼ一度も経験しないように水を補給し、
お腹も空腹を感じさせないように絶えず何か食べて、という
繰り返しだけで、劇的に疲労感がなくなったのでした。
タイム的にも、予定通りけっこうスムーズに進みました。
考えてみると、9時間、アップダウンの激しい行程を、
10分休憩を2回、着替えやトイレを含めた20分休憩1回だけで
歩き通せたのは、自分的にはかなりの進歩です。

膝も、おどろきでした。
まだ3週間のスクワットですが、足に安定感が出てきて、
いつも出てしまう下山時の激痛がまったくなかった!
岩ばかりでかなり激しい下りでしたが、
おかげさまで楽しく猿のようにスルスルおりられました。
これには感激しました。

いや〜、今回は実り多き登山でした。
このスタイルでいけば、もっといろいろ疲れず登れそうです。
スクワットつづけるぞ〜!

成果があると、やるき倍増です(笑)

それにしても、最後に金峰山下山時にやられた豪雨はすごかった…
まさに滝のよう!
実際、岩場にはあっという間に濁流ができて、景色が一変。
帽子に「ポツ」と音がした瞬間、「来るぞ!」とあわてて
汗でぬれたものを一気に脱いで、
レインウェアに着替えてザックカバーをつけました。
それが終わった途端に、ドバーッ!!!という勢いで豪雨が!
危機一髪です。
そのあとは、まるでレインウェアの性能を試験するかのごとく、
全身に雨がたたきつけ。
じゃんじゃん降り掛かる雨を、ウェアが見事にはじき返してくれました。
「ガラコ〜!」のCMみたいで笑いました(笑)

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コメント

おつかれさま
nyankumaさん、おつかれさま!
とうとう、つなげましたね、瑞牆山と金峰山のセット。
おめでとうございます。

膝の心配もなかったということで、めでたいですね。

ま、雨の山も雨の山でいいものです。
私も初めて金峰山に行った時は、ガスガスでした。
でも、瑞牆山も金峰山も超絶景で、南アルプスがドーン! 八ヶ岳がドドーン!! ですので、少し残念でしたね。

そしてたぶん、私と同じレンタカー屋さんでレンタカー借りてる気がしますが、帰り間に合いましたか?
微妙な時間でしたね。

私も、来週中ごろに、瑞牆山というかカンマンボロンのリベンジをと思っています。
そして何としても、増富温泉に入ってやる!

やー、nyankumaさん、久々の山行おつかれさまでした。
よかったですね〜。
2011/7/9 20:32
膝、克服しましたね!
nyankumaさんお疲れ様です、massyです
両神山はお陰さまでレコとても参考になりました

今回はかなりイイペースで登れたようで良かったですね
スタミナ維持のためのコンスタントな補給は確かに大事ですよね

時期的にも時間的にも眺望がききにくいのが残念でしたが「力」を確認できたという意味では良い山行だったのでしょう

私は同日北アに行き9時過ぎにはガスってしまいました…
帰りの中央道では確かに雨強くて リアル「ガラコ〜!」してました

いよいよ夏山シーズン、楽しみですね
2011/7/10 3:08
ありがとうございます!
seizanryoさん、こんにちは。

まさに!レンタカーやさんは同じだと思います。
「山に行く」という話をしていたら、
「先々週くらいに金峰山に行くっていう人が
借りにきましたよ。今、そういうの流行ってるんですか?」
といわれました
何食わぬ顔で「へ〜」と答えておきましたが、
内心「seizanryoさんに違いない!」とちょっと興奮。
こういうのってなんか面白いですね
そして「くれぐれも、トンネル過ぎたらライト
消してくださいね。」と・・・
そのエピソードで確信しちゃいました。
レコにあったとおりだ!と。

それにしても、初レンタカー登山体験でしたが、
電車でいくとスタートが遅いので、
めいっぱい2座挑戦してると、どうも時間が
ギリギリであぶないですね
やはり前の日から借りて夜明けに登るべきか・・・
それとも、そろそろ1泊ロング山行にきりかえるか・・・
思案中です。

今月末は、百名山六座目、
白馬岳に初山小屋泊まり登山挑戦してみる予定です。
もっと足を鍛えるぞ〜

nyankumaより
2011/7/11 14:33
こんにちは
massyさん、コメントありがとうございます!

遅ればせながらmassyさんの両神山のレコ
拝見しました!

そうなんですよね・・・
あの鎖場渋滞。わたしは比較的早朝に登り始めた
からまだましでしたが、とりあえず、
一人ずつしか行けないので、ひるむ人が詰まって
いても、笑顔で待つのみ、のコーナーですよね

北アルプスも行かれたのですね!
これからそのレコみにいってきます。

私は次は夏の白馬岳に挑戦予定です。
今までで一番高い標高にチャレンジなので
ちょっとドキドキ。そして初めての小屋泊まり。

今年の3月に初登山なので、すべての季節や行動が
初づくしです。たのしみです〜
2011/7/11 14:42
そりゃ間違いなく、私です
トンネルでヘッドライト消し忘れて、バッテリー上がりですからね、私。
まいったな〜、恥ずかし。
あれ以降、あのレンタカー屋の車にはブースターケーブルが標準搭載される予定なんだとか。

しかし、こういうのって、妙に面白いですね。

実は、今日(もう昨日ですが)、瑞牆山のカンマンボロン、リベンジ果たしてきました。
例のレンタカー屋さんで借りようと思ったら、予約いっぱいで借りられませんでした。
nyankumaさんの話題が出てくるかな? と、一人でわくわくしていたのですがね……。

白馬、頑張ってください。
私は、行ったことがないのです。そして小屋泊まりもしたことない。
感想また教えてください。

私は月末は、大○山を狙っています(だから、どこやねん!?)。
成功したらレコするんで、また遊びに来てください。
2011/7/14 2:02
大日小屋ですれ違ってますね。
はじめまして。大日小屋ですれ違ってますね。
(7/2に小屋の傍にBlack Diamondのテントを張ってました。)

自分も最近、膝の痛みが出ます。
既にお使いかもしれませんがストックが有効です。
サポートタイツは効果ありませんでした。

白馬岳の初山小屋泊まり楽しみですね。
我が家は今年、涸沢の予定です。

では、またご縁がありましたら。
2011/7/15 10:08
こんにちは
katonoさん

コメントありがとうございます!

あの日の大日にいらしたのですね!
ということはテントで豪雨に???

膝のこと、アドバイスありがとうございます。
ずっと迷っていたのですが…
ご助言に従って、ついにストックを買ってしまいました

次の白馬が、たった6kmで1600も標高差があることを
知り…

ご家族で山行、いいですね!
わたしはやっとこの年で今年山デビューなので、
子供の頃から山経験を積んでいる子供たちが
ちょっとうらやましいです
2011/7/17 13:09
いつのまに、行かれたのですね。
nyankumaさん、こんにちは、
ダブルで贅沢な山行でしたねっ。

自分も金峰山に行った時は、曇り雨でしたので、
金峰山は、曇りが多いのですかね。

ゆっくりスクワット効果があるようですね。
自分もやってみます。
2011/8/15 18:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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