【北ア】悪天撤退。高瀬ダムから烏帽子岳と野口五郎岳

2017年07月23日(日) 〜 2017年07月24日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 28.8km
• 登り: 2,627m
• 下り: 2,617m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:11

5:50 高瀬ダム濁沢登山口
6:07 6:07 ブナ立尾根取付
7:39 7:39 三角点
8:31 8:44 烏帽子小屋
9:12 9:13 烏帽子岳
9:38 9:38 烏帽子小屋
10:00 10:06 三ッ岳手前
10:46 10:55 稜線ルート分岐手前
12:01 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:55

5:20 野口五郎小屋
5:32 5:32 野口五郎岳
5:58 5:58 真砂岳分岐
6:47 6:47 南真砂岳
7:45 7:45 湯俣岳
9:15 9:15 湯俣温泉晴嵐荘
9:15 高瀬ダム

悪天候により時間がかかり気味かと思います

天候

1日目: 曇り／暴風雨
2日目: 風雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き: バスタ新宿 23:05発 信濃大町駅 5:00着 タクシーにて高瀬ダム 5:50着
帰り: タクシー〜信濃大町駅 12:46着

コース状況／危険箇所等

【一般ルート区間】
＊ 高瀬ダム〜烏帽子小屋 (ブナ立尾根)
・踏跡: 明瞭、整備有り
・特記事項: 北ア三大急登と呼ばれるわりに、整備されているため急登感はなかった。

＊ 烏帽子岳〜野口五郎岳
・踏跡: 明瞭。マーク多数点在
・特記事項: 北寄りの風の日は注意。東沢谷に収斂した風が谷底から吹け上がります。野口五郎名物を体感しました

写真

7/23 5:50

夜行バスで信濃大町駅下車。タクシーで高瀬ダムより出発

7/23 5:57

吊り橋渡って

7/23 6:07

北ア三大急登開始。よく整備された一般道のため、急と感じる区間はなかった。ただ登り一辺倒なあたりが三大急登と呼ばれる所以か

7/23 6:33

センジュガンピ

7/23 7:08

尾根に乗るまで紆余曲折。ようやく尾根らしくなる

7/23 7:39

三角点。まだまだ長い

7/23 7:44

アカモノ

7/23 8:00

コイワカガミ

7/23 8:22

ショウジョウバカマ

7/23 8:28

アオノツガザクラ

7/23 8:29

天気は悪い。強めの雨が降り続いている

7/23 8:31

ようやく烏帽子小屋に到着

7/23 8:31

イワギキョウ咲き誇る小屋前のお花畑

7/23 8:46

アタックサックで烏帽子岳へ。残雪も多少

7/23 8:48

女王さまは本日も麗しゅう

7/23 8:48

森林限界の魅力だね

7/23 8:50

烏帽子小屋〜前烏帽子まではコマクサの群生地帯

7/23 8:55

前烏帽子

7/23 8:55

前烏帽子から烏帽子方面

7/23 8:57

肩から見た槍のような烏帽子が姿を見せる

7/23 8:59

イワツメクサ

7/23 9:02

強風が吹き始めると、雲が晴れる瞬間も

7/23 9:12

烏帽子突端付近

7/23 9:12

烏帽子山頂

7/23 9:19

烏帽子から前烏帽子

7/23 9:38

小屋に戻ってまいりました。野口五郎小屋へ向かいましょう

7/23 9:52

チングルマ

7/23 10:32

稜線好きにはたまらない。天気が良ければなお良し

7/23 11:04

暴風雨の中、ハイマツから雷鳥の大群が飛び出してきた。うれしい初遭遇です。写真ではだいぶ逃げてますが、全部で 20羽くらいいたのではないかと思います

7/23 11:11

標識に従って稜線コースを通りました。巻道は通行禁止？

7/23 11:22

森林限界の稜線は本当に魅力的

7/23 11:38

ハクサンイチゲ

7/23 11:38

ハクサンイチゲ、チングルマ、コイワカガミのお花畑。悪天候なりに楽しめるところも多い

7/23 11:39

チングルマの綿毛も混在

7/23 11:52

野口五郎小屋まで 400m！

7/23 12:01

到着

7/24 5:20

翌朝。うーん、雨脚は弱まったが相変わらずの強風。予報も悪かったので下ることにします

7/24 5:23

野口五郎岳へ向かう

7/24 5:28

ミヤマダイコンソウ

7/24 5:32

野口五郎岳登頂

7/24 5:36

下りは広い稜線。ルートは明瞭なため、雪がなく、視界があれば、道迷いの心配はない

7/24 5:58

長いの覚悟で竹村新道から下ります

7/24 6:00

ハクサンイチゲ

7/24 6:08

キバナノコマノツメ

7/24 6:10

ハクサンチドリ

7/24 6:10

ハクサンイチゲとシナノキンバイのお花畑。美しさに感嘆

7/24 6:15

クルマユリ

7/24 6:16

トラバース残雪。凍っていたので怖かった

7/24 6:20

怖いトラバース

7/24 6:22

崩落脇も通過する。バリエーションルートのようですが、踏み跡明瞭で、道標や階段等の整備もなされています

7/24 6:44

南真砂岳へ向かう

7/24 6:47

南真砂岳

7/24 7:22

ヨツバシオガマ

7/24 7:31

森を通り湯俣岳へ向かう

7/24 7:45

湯俣岳の三角点

7/24 8:21

おぉ、やっとここまで下った。クマよけ兼ねてラジオ聞きながら来たが、多少退屈さが紛れた

7/24 8:56

湯俣岳を過ぎた辺りからは硫黄の香りが漂っています

7/24 8:57

展望台？

7/24 9:13

竹村新道はこの丸文字に癒される長旅ですw

7/24 9:19

高瀬ダムまで (退屈な道を)戻るぞ

7/24 9:28

高低差はほとんどない遊歩道

7/24 9:55

タマガワホトトギス？

7/24 10:19

途中崩落個所注意です

7/24 10:23

林道に到着。ゲイター外したりザックカバー外したりちょっと整理

7/24 10:44

途中のトンネルは右側を通行します。中には照明がありますが、車が来た場合に知らせるためヘッデンをつけて歩きました

7/24 10:51

本日も曇天なり

7/24 11:15

高瀬ダムに到着。タクシーを呼んで帰ります。お疲れ様でした！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

行動服 (Tシャツ／ソフトシェル／フリース／レインウェア上下／ゲイター／ズボン） 着替えと防寒着（ULダウン／Tシャツ 4枚） ザック65+10L 登山靴 チェーンスパイク ゲイター 食糧 (飯 4日分／非常食／行動食／スコッチ) 飲料水(3.0L) 調理器具 (コッヘル／ガス*2) 宿 (テント／グランドシート／銀マット／銀シート) シュラフ (イスカ Air 280ex) ヘルメット 地図 コンパス 保険証 携帯 ラジオ 腕時計 サングラス ストック デジカメ

感想

miggy510

日本最後の秘境に向かいましたが、悪天候により中止。
初日であらゆる装備が湿ってしまったのと、予報が悪いこと、何より靴がぐじゅぐじゅになってしまったことで、あまり気乗りせず。また、日本最後の秘境はもうちょっと良いコンディションで歩いてみようと思います。
烏帽子小屋から野口五郎小屋へ向かう行程では、汗冷えからの低体温症が危ぶまれたので、フリースを着込みました。夏でも気象により低体温症になる、よくわかりました。烏帽子小屋でインナーを着替えていれば、と反省。
やっぱり汗冷え対策にはファイントラックの L1, L2がお気に入りです。今のところ性能にも大満足しています。いや、回し者じゃないですがw