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ハイキング
谷川・武尊
ワタスゲに染まる貸切の湿原「小松原湿原&日蔭山」(見倉登山口からピストン)
2017年07月17日(月) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:16
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
見倉トンネル手前の風穴の駐車場を利用。 駐車スペースは15台程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:1〜3(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:2〜5(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:0人】 ◆登山道情報(見倉登山口〜小松原湿原) ・登山口から金城山までは、標高差600mを一気に登る。急登が多く、滑りやすい石が出ているので、下りはスリップ注意。 ・金城山からしばらく進むと標高差50mほどの下りとなり、その後、湿原まで標高差200mを登り返す。 ・湿原に近づくと登山道は泥濘が多くなり、歩き難い箇所があった。 ◆登山道情報(小松原湿原、避難小屋) ・小松原湿原は、下屋敷、中屋敷、上屋敷と呼ばれる三段の標高の異なる湿原からなる広大な湿原である。今回利用した見倉ルートは、中屋敷からのスタートとなるが、避難小屋のある上屋敷まで30〜40分は要する。 ・湿原に入ると木道を歩くが、木道の老朽化が進み、破損しているものが多い。また、濡れているとかなり滑りやすくなっているので、2〜3回ほど転びそうになった。 ・避難小屋は、2階建てとなっており、垂直な梯子で2階も利用できる。収容人数は15人以下が丁度よい大きさだろう。トイレは無い。 ◆登山道情報(避難小屋〜日蔭山) ・避難小屋から日蔭山までの標高差は300m弱となっており、序盤は、渡渉箇所まで平坦な登山道となるが、渡渉後は一転して登りとなる。 ・登山道は、泥濘箇所が多く、気を使いながら歩く必要があるが、最近、刈払いをしたようで、比較的歩きやすかった(登山道を整備している人に感謝)。 ◆湿原の花情報 ・ワタスゲが最盛期を迎えており、湿原内には、他にトキソウ、ツマトリソウ、ヒメシャクナゲ、イワイチョウ、ツルコケモモも見頃を迎えている。キンコウカは、咲き始めといった感じだ。 |
写真
感想
3連休の最終日も天候はパッとしないので、小松原湿原を散策することにしました。
灯台下暗し、県内では名の知れた場所ですが、初めて訪れる湿原です。
今はワタスゲの時期、果たして花の状態はどんな感じなのか、期待を膨らませて歩きます。
登山口から金城山まで標高差600mの急登が続き、序盤から汗びっしょりに。
その後、眺望の無い樹林帯をひたすら歩き、標高1500mになると、突如、視界が開けました。
「お〜」と歓声を上げるほど、そこには、感動的な風景が広がっていました。
湿原には、最盛期を迎えたワタスゲが白い絨毯のように緑の湿原に広がり、別世界に足を踏み入れたような不思議な感覚です。
ここから楽しい湿原散策スタート。
大小様々な湿原を木道で繋いで歩き、中屋敷から湿原最深部の上屋敷に向かいます。
ほんと、かなりの広大な湿原で、ワタスゲの密度が高い場所や池塘が多い場所等、湿原によって、色んな顔を見せてくれました。
こんな素敵な湿原は、なかなか無いと思います。
そんな場所を本日貸切で歩けて、感慨無量でした。
終始、ニヤニヤしながら、静かな湿原を堪能し、十分に楽しむことができました。
小松原湿原は、「尾瀬にも勝るとも劣らぬ湿原」とPRされていますが、正にその通りで、過言ではないと感じました。
私的には、隠れた穴場的な存在が好みなので、観光地化されて、いつも人が大勢いる場所は好きではありません。
しかし、余りにも勿体なく、他の人にお勧めしたい、そんな魅力的な場所の1つかと思います。
是非、皆様も訪れてみては如何でしょうか?
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