笠ヶ岳〜抜戸岳〜弓折岳
- GPS
- 16:40
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,326m
- 下り
- 2,895m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:55
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:17
謎です。
天候 | 初日:曇りのち雨、翌日:小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉手前の深山荘前に登山者用無料駐車場があるほか、周辺に有料駐車場あり。 ・ 登山口までの道路状況 バスが出ているくらいなので、道路は問題ないんですが、 県道475号線(槍ヶ岳公園線)が落石による夜間通行止めでした。 http://www.okuhida.or.jp/news/detail?id=10252 ・ トイレ 新穂高温泉バス停にあり。 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=4946 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 槍ヶ岳・穂高岳 標準コースタイム : 約16時間42分 標高 : 笠ヶ岳(2897.5m) 標高差 : 新穂高温泉より(1807.5m) 秩父平手前の雪渓の近くのトラバースは、ちょっと怖いと思った。 |
写真
感想
(1)
悩ましい天気です。
北アルプス方面は、雨は避けられない感じ。
もしかして、南アルプスか?とも思ったけど、予定通り、笠ヶ岳へ。
20:00 自宅を出発。
直接登山口に向かうのと、信州健康ランドでは時間的には30分くらいしかかわらんのです。
ってことで、信州健康ランドへ。
急いで登山口に向かわなくても、雨で山行を断念する人も多いだろうと。
この判断は、正解でした。
22:15 信州健康ランド到着。
塩尻北で高速道路を下りて、料金が4320円でビックリ。
早く着きすぎてまだ深夜割り引きでも土日割り引きでないから高いんてすね。
いつも石和健康ランドだと、雁坂有料道路だから高速道路の割り引きの時間帯なんて考えたことなかった。
(2)
ダイエット中なんで、風呂上がりに体重をはかる。
62.2kgで、この数日で3kgほど痩せまた。
2階の中華料理屋は、22時を過ぎているのでやってないから、大広間で支那そばと生中を戴きます。
ダイエットしているとか言いながら、深夜に支那そばとは ・・・ 。
今月は、本を読むペース遅くて、まだ井上靖の「氷壁」すら読み終わってないんで仮眠前に読む。
3時にほ、チェックアウト。
何処かで朝の食事でもと思って下道利用で向かうがなかったです。
中ノ湯バス停から先、安房有料道路(540円)手前の中房温泉へ向かう道は、チラッと見たらゲートが閉まってましたね。
目的地まで、あと10分の場所まで来て、県道475号線(槍ヶ岳公園線)が落石による夜間通行止めでした。
http://www.okuhida.or.jp/news/detail?id=10252
直接登山口に向かってたら、ここで足止めをくらってた訳です。
(3)
登山指導センターにて登山届を提出。
トイレは、まさかの男子の方が並んでる。
ちなみに、自販機もあり山価格ではありません。
本来は、急登の笠新道からテントを担いで登る予定でした。
それが、随分前から憧れていた山行。
ですが、天気のことも考えて調べているうちに、笠ヶ岳山荘の食事も気になる。
先日のHLCイベントで、他人と触れあえなかった反動もあり ・・・ 、
山荘泊へと変更。
ただし予約せずに山小屋に泊まった経験がないので、不安だからテントとシュラフカバー、そして食料と水は担いで行きました。
(4)
予定より少し遅れてスタート。
最初は、舗装路。
1時間くらいで、いよいよ笠新道です。
以前、山と渓谷に記載された標高差・沿面距離・平均斜度の総合偏差値で見た100急登ランキングによると、41位に入るルートです。
ちなみに、クリヤ谷(新穂高ノ湯〜笠ヶ岳)ルートは、9位です。
急登として知られるだけに、雰囲気は甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根に似てるかも?
つまり、地味なんです。
心癒す花も咲いていない(これは標高を上げていくとガラッと代わって一面のお花畑になるんですが)。
ただ、よく整備されてて歩きやすい。
下りがないからかな?
浮き石、濡れた石、崩壊箇所もあり、普段の運動靴でなく登山靴で来れば良かったかな?と。
1800m辺りから、花が。
中間点を過ぎた辺りから小雨になりました。
初ザックカバーの出番です。
ササユリが綺麗でした。
11:18 テキトーなところで、ランチにしました。
11:40 登山再開。
12:22 杓子平に到着。
杓子平までに着くのに、12:00を過ぎるか、もしくは雨なら下山か?と思っていたんですが、ランチを先に取ったことを考えると遅れてもいないし、雨も小雨程度なんで山頂を目指します。
装備を少し減らしたからオーバーペースにならないように気をつけてた(荷物が軽くても調子が悪くなるんです)ら、ちょっと遅いかな?
杓子平からは、本当に一面に広がるお花畑。
本来はこの先に笠ヶ岳が見える。
ガスって視界はゼロ。
途中から小雨。
レインウェアの上だけ着ました。
山荘が近づくにつれ、最初はまだか?まだか?と思っていたのに、もう少し歩きたいと思うほどいいルートでした。
(5)
蒲団は、二人1枚。
ビール500mlで、800円。
久しぶりに楽しみにしていた山小屋泊ですが ・・・ 、
隣のオッチャンが既に自分の寝床まで占拠してて、しかも鼾が激しい。
これってエルボー咬ましていいんだよね?
※ 後から部屋の埋まり具合を見て、小屋の人が広く使わせてくれました。
おかげで、だいたい1人1枚に。
夕食は、18:30からの3ターン目。
ちなみに料金は、1泊2食付きに弁当も付けて10800円でした。
(6)
乾燥室があるから、レインウェアとか干せるのが嬉しい。
ここでも、本を読む。
以外と近所の人がいたりして、お話ししたり。
(7)
食事は、ご飯と味噌汁は、お代わり自由。
お湯とお茶が欲しい人は、テルモス持参に限り有料で前夜に配付。
お弁当も、前夜に配付されました。
ちらし寿司でしたが、けっこう重い。
(8)
宿泊者は、160名くらいだったとか?
廊下で寝てる人もいましたね。
梯子の処にザックを置いてる人がいたりして、上段の部屋だったので、危ないと思った。
朝食は、なるはやで済ませて、空身で笠ヶ岳のピークへ。
前日は1つとピークを踏んでないですからね。
(9)
山頂まては、20分くらい?
下山する時の山荘近くの雪渓は、滑るんで要注意。
少し晴れ間も見えたりしたけど、槍穂の展望は残念な感じでした。
(10)
深田久弥の「日本百名山」では、山容が笠に似ていることと、槍から穂高に続く三千米の山並み、歴史が記載されている。
他のガイドブックなどを見ても、笠ヶ岳と言えば槍穂高の展望と言う感じだけど、この天気で展望が期待できないからどうかな?と思っていたけど、それでもいい山でした。
また、昔のゴアテックスなんかなかった時代の登山を想像しながら登るのもなかなか良いかも?
帰りは、松井田のインターで下りました。
料金は、2530円。
藤岡までだと3020円なんで、490円の差でした。
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