白馬三山縦走
- GPS
- 28:10
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,876m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:24
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:17
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:35
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:31
天候 | 1日目:曇りのち雨、2日目:晴れ、3日目:晴れのち曇り時々雨、4日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰路:栂池自然園よりロープウェイとゴンドラにて下山、その後、バスで松本駅まで、松本から新宿までは特急あずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目:猿倉から鑓温泉 途中5カ所雪渓あり。最初の4カ所は昼過ぎに通過したため雪も緩んでおりノーアイゼンで通過。鑓温泉直下の雪渓は直登に近いのでアイゼン装着して登りましたた。 2日目:鑓温泉から白馬山荘まで 稜線に出るまで鎖場2か所が難所。その他、注意して通過すべきトラヴァースあり。今年の表示では上級と書いてある。鑓温泉から上がって白馬槍ヶ岳から白馬山荘までは稜線歩き。風も強くなく天気も良く絶好の稜線歩き日和だった。杓子岳はガレ場で歩きずらい。距離のわりに登り降りが多く大変です。 3日目:白馬山荘から白馬大池を経て栂池自然園へ 稜線歩きが続く絶景の道。花畑全開。白馬大池から池の周辺は大きな岩の上を飛びながら歩く。その後、雪渓を2か所通過。大きな岩のガレ場の下り、天狗原で少しだけ木道。さらにガレた下り道。 4日目:栂池自然園 散策路 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
エマージェンシーシート
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感想
白馬三山がこんなに美しい天空の散歩道だとは思っていませんでした。日本の夏の高山植物は順序よく咲くものと思っていましたが、雪融けすぐの山々に咲く花は春の始めから夏までの花が大量に一斉に咲くのですね。高山の夏はこういうものなのかと思いました。地形のおもしろさにも感銘を受けました。ガラガラのガレた道は氷河のもたらしたものなのでしょうか?ヨーロッパアルプスのモレーンにそっくりでした。それとも、標高2500mから3000mの地形というのは似たような感じなのでしょうか。空気感、太陽光、遠くまで続く山々。山登りの醍醐味なのか、それともこの高度特有のものなのか、天国へ続く道のようでした。稜線歩きについては、写真にあるように天気が良く、先まで見渡せて、高度感はあるものの「天空のお散歩」というイメージで、それはそれは楽しかったです。風もほとんどなく最高の登山日和でした。
それと同じだけ、天国への階段は厳しいものがありました。白馬鑓ヶ岳の稜線へ出るまでも厳しかったし、白馬大池から栂池に向かう道も厳しかったです。1年間続けた登山教室の最終目標の縦走でしたが、自分にはまだ実力が足りず、ガイド講師や仲間の力を借りて縦走することができた次第です。
皆さんもレコで書いているように、今年は残雪が多く、おそらく全部で7〜8カ所は雪渓を通過したでしょうか。1カ所、直登はアイゼンを装着しましたが、その他はツボ足でした。私たちの場合は、すべて講師が直前に雪の具合を確かめ、土と雪の接合部分の凍結などはピッケルで割って歩きやすいようにしてくれたため、安心して通過できましたが、個人の場合アイゼン装着を装着したほうが良い場合もあるかもしれません。鎖場については、岩殿山の垂直系の鎖場のようなところも2か所ありました。あとは普通に切れ落ちているところも若干。慣れていれば、さほど怖くはないと思いますが、濡れている場合は注意が必要です。下りのコースには十分気を付けるようにと何度も看板が設置してありました。
白馬三山縦走路は大好きな場所になりましたが、次にここに行くなら、修行を重ねて苦も無く楽しめるようになってから行きたいと思いました。
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