伯耆大山夏山道(日の出登山)
- GPS
- 05:42
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 5:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天気が良ければ普通に気を付けて歩けば問題ないと思います。 |
その他周辺情報 | 参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり。モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。鬼守橋周囲の国道沿いにコンビニが数件あり。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
|
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感想
平瀬道から加賀白山を予定していたけど台風から遠い
あちらのほうが天気が悪そう。八ヶ岳へ変更も考えたけ
ど予報が良くない。意外と近い大山の方が天気がよさそ
うなので登ることに。コースは現地へ行ってから決める。
ただ台風が近づいているなら風が強く稜線へ吹き上げて
面白い雲海がみられるかも。そうなると夏山道がよさそ
う。
前日20時半に東広島を出発して国道375号を北上し三良
坂インターから高速にのって庄原インターでおりて道後山
のふもとを通って南光河原駐車場へは23時頃についた。食
料は鬼守橋近くの国道181号ぞいのファミマで購入した。
風が強い。途中雲がかかっている山並みが満月のあかりで
見えていたので心配していたけど大山はよく見えていて天
気は快晴だ。車は数台とまっていてまだまだ余裕がある。
フェーン現象のせいか蒸し暑くて寝苦しくて少し窓を開
けたら蚊が一匹だけはいってきて余計寝れなかった。4時半
に起床して準備を行い5時10分に出発した。車がだいぶん
増えているけど奥の方はまだ空いている。まあ下山キャン
プ場の駐車場・スキー場の駐車場もあるからここが満車に
なってもとめるところはありそう。
風が強いので三の沢はあおられそうだし雷雨になったら
逃げられないかもしれない。ユートピアもあおられそうだ
し狭いので土日は混雑しそう。面白い雲海がみれるかもと
の期待をもって夏山道を登る。今回は軽量ザックで最低限
の装備。飲料水は2リットル。
薄暗いけどもヘッデンはいらない。まだ登る人は少ない。
荷物が軽くて少し走っていることもあっていつもよりはペ
ースは早い。階段が続くけども北アルプスにあるような階
段だからそれほど苦痛はない。5時50分頃になると頭上の
木々に日が差し込んできた。三鈷峰の方から朝日が差し込
んでシルエットになっている。山頂の小屋で止まった登山
者が下りてくる(夜間登山だったのかも)。
最初の方でペースを上げすぎてバテ気味。6時20分に六
合目避難小屋に着いた。男性が一人休んでおられる。奥の
ベンチに座って大山北壁を鑑賞する。冬と違って緑に囲ま
れた北壁もいい感じ。三鈷峰のあたりに少し雲がかかって
いる。
さらに登っていく。すぐにナンゴククガイソウのちいさ
な群落がでてきた。7月20日はまだ紫がうすかったけど紫
がとても濃いくなっている。六合目避難小屋を過ぎると斜
度がきつくなるけど展望がよいので気持ちいい。日差しが
照りこむけど風があるので助かる。 ホソバノヤマハハコ・
アジサイといろんな花が楽しめる。
6時45分に草鳴社ケルンのところまで登ってきた。冬場
はエビのしっぽがついている。そこから5分ほど登ると右
手に影富士ならぬ影大山がくっきりみえる。大山のトイレ
事情看板をすぎると左側が崩壊したところが見えてきた。
その先からいったん木道になる。シモツケソウが満開だ。
ユートピアの比べるとずっと規模は小さいけど。14.5年前
に見た伊吹山のシモツケソウ大群落はすごかった。
山頂部となり斜度がゆるくなると南の方がみえるように
なり雲海が見える。ナンゴククガイソウの群落がちらほら
みられる。7時10分に山頂の避難小屋に着いた。休まず山
頂の石碑のところへ(7時13分)。朝早いので5,6人しか
いない。剣が峰が朝日に照らされた沸き立つ雲海にそびえ
ている。烏ケ山の山頂が時々流れる雲海から顔を出してい
る。小屋へ入ってトイレを借りて入り口についている温度
計を見ると20度を指している少々寒い。こんな景色は中国
地方では大山でないとみれないだろう。アルプスの景色。
流れる雲海を見ていると時間がたつのを忘れてしまう。突
然目の前の稜線から筋のようなガスが沸き上がってきたか
と思うと5分もしないうちに消えていった。
8時10分に下山を開始する。下りは山頂の周回路を通って
みる。こちらは花が多くて人が少ないのでじっくり鑑賞で
きる。ホソバシュロソウの群落・シコクフウロの群落(写
真では迫力がないけど)・ダイモンジソウ・ダイセンオト
ギリなどもみられる。石室を経て登り返して夏山道を下っ
ていく。6合目避難小屋が近づくと登る人を待つことが多く
なってきた。六合目避難小屋では子供の大きな団体さんが
やすんでおられ大賑わい。さらに下っていく。元谷分岐で
元谷へ。こちらはとても人が少ない。ただかなり遠回りに
はなるけど。道端にはソバナが咲いている。急なくだりを
へて10時10分に元谷へ。大山北壁がよく見える。
10時35分に大神山神社奥宮に着いた。10時50分に南光
河原駐車場へ戻ってきた。登りよりも下山がしんどかった。
予想が的中して雲海を見れて天然クーラー(少々効きすぎ?
)で快適な山頂を楽しめた。庄原〜三良坂間だけ高速を利
用して東広島には14時に着いた。こちらは36度・・。去年
家族で夏山道を無積雪期に登ったけど単独は初めてだった。
平日なら日の出登山で山頂でまったりするものよさそう。
花も多いしいろいろと楽しめる。
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