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ヤマレコ

記録ID: 1217329 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走白山

『試練となった天空の花園ハイク 2017夏』別山〜白山 周回

日程 2017年08月06日(日) [日帰り]
メンバー
天候雨のち晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
市ノ瀬駐車場 700台(無料)水洗トイレあり
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
11時間51分
休憩
2時間49分
合計
14時間40分
S市ノ瀬04:1505:17水飲み場06:41チブリ尾根避難小屋07:4809:06別山09:3110:11天池10:1510:52南竜山荘10:5511:06南竜道エコーライン分岐11:0911:49黒ボコ岩11:5012:10白山室堂12:5413:29白山13:4013:59翠ヶ池14:0214:16山頂池めぐりコース分岐14:45白山室堂14:5315:34殿ヶ池避難小屋17:49六万山18:17白山禅定道登山口(林道出合)18:55ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
序盤に雨に降られ「チブリ尾根避難小屋」で停滞
南竜道あたりから高山の為か、それとも暑さでバテたのかペースダウン
下山の観光新道、禅定道では足裏を痛めペース遅め
そして無駄に多い撮影枚数160枚以上(かなりボツ)
コース状況/
危険箇所等
◆別山市ノ瀬道(チドリ尾根)
道は明瞭で歩きやすい。
◆別山〜南竜山荘
危険と感じるような箇所はない
油坂の斜面は少々ザレでおり石もある
◆観光新道
下山で使用。メジャーコースと思いきや、想像よりは歩きにくかった
◆禅定道
下山で使用。よく整備された道ではあるが、なかなか高度を下がらず距離もあるので辛かった
その他周辺情報白峰温泉総湯 ¥650
平日 正午〜午後9時
土日祝日 午前10時〜午後9時
休業日 火曜日(祝日の場合は翌日)
http://www.shiramine-m.com/
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図 [pdf]

写真

ドライブしながら登山口へ向かう
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ドライブしながら登山口へ向かう
4
美しい夕焼けの越前海岸
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4
立ち寄った福井駅前ではお祭りやってた
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1
まだ薄暗い市ノ瀬。既にバスに並んでる
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2
別山・市ノ瀬道(チブリ尾根)を目指す
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歩きやすい登山道。でも、草の朝露ですごく濡れる...
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奥深い白山国立公園
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ハクサンボウフウ
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3
晴の予定なんだが、稜線には暗雲が...
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1
突然の雨でズブ濡れ。小屋に逃げ込んだら、他のハイカーさんも続々入ってきた
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4
雨が止んだので、とりあえず別山までは行ってみよう
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2
ミヤマアキノキリンソウ
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2
おお!天候回復してきたぁ
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3
そして別山も見えてきたぁ
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ヤマダイモンジソウ
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これから歩く稜線
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南竜ヶ馬場へ向かう
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タカネマツムシソウ
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ミヤマウツボグサ
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ハクサンコザクラ
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アオノツガザクラ
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そこにはニッコウキスゲの群生
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ミヤマキンポウゲ
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ミヤマアキノキリンソウ
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油坂で大コケした
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3
南竜ヶ馬場に到着
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3
トンビ岩(〇)と黒ボコ岩(×)を勘違いしてしまい、南竜道へ行ってしまう
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2
眼下に見えるのは甚ノ助避難小屋だろうか
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ルートミスに気づいて意気消沈
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1
あれが黒ボコ岩かなぁ。人が乗ってる
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3
黒ボコ岩にはたくさんの人が記念撮影中
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4
室堂への最後の登り。2500mになると足が上がらなくなってくる。それとも暑さでバテたのか
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すれ違う方から「転んだの?」と聞かれつづけるので止血
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クルマユリが一杯
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3
ビジターセンターと歩いてきた稜線を望む
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昨年同様雪渓が残ってる
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う〜ん昨年の方が綺麗な青だったような...
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大汝峰へ向かうには時間とスタミナがない
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お池めぐりコースもショートカット。雪渓を歩く
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3
広大な室堂平の様子
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2
クロユリ
何とか数株発見
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5
ビジターセンターに帰ってきた
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2
歩いた別山からの稜線
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2
迫力の「…(名前が分からん)」
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4
薄っすらと見えるのは御嶽山?
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1
靴を濡らしたせいなのか、足裏が擦れて痛い
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2
苦難の禅定道となった
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3
やっと最後のピークを通過。標高がなかなか下がらないのでやきもきする
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2
つづら折に下ったら
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2
もう再び歩くことはないであろう...それ程に苦難だった
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1
帰りに『白峰温泉総湯』に立ち寄った。何とも微妙なおばあちゃまがお出迎え
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超ドM級の祭典ポスター発見。7日間250劼辰...
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超ドM級の祭典ポスター発見。7日間250劼辰...
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感想/記録

※2週間ほど前の山行です。直近ではありませんのでご注意




週末になると天候が安定しない...
皆さん何処の山域に行くか苦慮されてるのがうかがえる。台風が接近中だが、何とか晴れ予報がチラホラ出てる。よし!積まれた山行リストを紐解くとしようか。

色々と検討した結果、今回の山行は”花の白山”に決定。他の山域に比べて天候も良さそうだし、この時期は百花錯乱の登山道を楽しめるだろう。昨年は平瀬道で御前峰を経由しお花松原まで歩いた。クロユリの大群生を見て感動した記憶が蘇る。

いつもは深夜のドライブで登山口へ向かうが、今回は海岸線ドライブでもしたいなぁと思いたち、若狭湾の夕日を眺めながら北上した。山にドップリになって以来、夏の海などには興味が無くなっていたが、やっぱり海もいいもんだね。




闇夜の『市ノ瀬』駐車場に到着。案内の方が誘導されている。どうやら24時間体制のようだ...ご苦労様です。寝床を整えて少しでも睡眠取りたかったが、今回も眠れない夜を過ごす。

少し早めに朝食を食べ、準備を整える。今日は長丁場になりそうなので早目の出発。別当出合行きのバス停には既に数人の方が並んでいた。今回のメインは別山からの稜線歩き。並んでいるハイカーさんを横目に登山口へ向かう。ここで案内の方に登山口を確認したのだが、親切かつ丁寧に教えていただいた。





しばらく歩くと徐々に明るくなてきた。でも空模様はイマイチ、『てんきとくらす』ではAのはずなんだが。別山・市ノ瀬道は明瞭で歩きやすいけど、徐々に脇の草木が大きくなってきて朝露でズボンが濡れた。ついには靴下を伝って靴の中まで浸水してきた。今まで雪山以外では使用したことはなかったのだが、なるほど状況によってはスパッツの必要性を感じた(今更だけど)。

悲しい気持ちで霧雨の中歩いていると、急に激しい雨に変わった。「嘘でしょ!」”避難小屋まであと少し”との案内があったのでダッシュ!しかし小屋に着くころには全身びしょ濡れ。小屋の中は無人だったが、小屋泊されたらしい方々の物が置いてあった。取りあえず脱げるものは全て脱いで乾かす。




その後一人のハイカーさんが小屋に飛び込んできた。私と同じ周回コースを予定されてるハイカーさんで、予報とあまりにも違う現状に恨めしさを語り合う。このハイカーさんは予備のTシャツを持参されていた。私は濡れたシャツのままだったのだが、少し肌寒さを感じた。先ほどのスパッツ同様、替えの衣服の必要性も感じる。ファストハイクの場合、装備の軽減は必要なことなのだが、トラブル対策や予備品をどこまで削るかも難しい判断だな。

その後、小屋泊された方も別山登頂を諦めて戻ってきた。雨が収まる気配はなく、とりあえず小屋にて待機。さらに人口密度が上がっていく中、一人のハイカーさんが雨の中別山に向かって行った。「この雨の中登っていかれますよ。凄いですねぇ」と小屋内で話していたのだが、実はこの勇猛な方はフォローさせていただいているhushiyamaさんだった。その後も何度も遭遇するのだが、ご本人と気づかず残念なことをしてしまった。




全身も濡れてしまったし、何より靴の中が水溜りのようになってしまったのが辛い。寝不足の為か、体調もイマイチだった。「今日は撤退かなぁ」などと頭をよぎる。1時間ほど停滞していると、雨が止んできた。「とりあえず別山まで行ってみようか」とガスで見通しが効かない中、ピーク目指して登っていく。その後、嬉しいことに天候がみるみる回復。別山を眺められるくらいまでになった。「やっぱり予報は当たっていたのか...」嬉しさ半分当惑半分でペースアップして歩く。

そして別山登頂。山頂には2名のハイカーさんがいて、一人はhushiyamaさん(本人と気づかず)。「三ノ峰方向に少し向かうと、ニッコウキスゲの群生があるらしい」といったような会話をした。山頂では晴れたりガスったりの繰返しだったが、暫しその景色を堪能し本日のメインイベントの稜線歩きに向かう。




太陽が出ると気温もグンと上がる。白い雲と青空の下(そして時折ガス)、美しい稜線が遥か先まで続いている。やっぱり稜線歩きは最高です。この稜線は大きなアップダウンや危険個所も少ないので良い。ちょっと標高が低いので暑いのが難点だろうか。写真撮影していたら、別山で出会ったトレランのお二人に颯爽と抜かれて行った。トレランさん達のスタミナ&高燃費には恐れ入る。

この稜線の醍醐味はお花畑。観光新道に比べれば少ないかもしれないが、十分堪能できるレベル。お花にそれほど興味がない私でも色々な花を愛でることができて楽しい。そして、まるでポケモンGoの如く”フラワー写真ゲット”に勤しむオッサンであった。

予定時間に対して1時間近くオーバーしていたにも関わらず、写真撮影もあってペースが上がらない。稜線歩き終盤は、写真を封印して少しでもペースアップを図る。油坂のザレた辺りで、先行していたトレランのお二人に追いついた。また抜かれる可能性は高かったのだが、ここは申し訳ないがパスさせたもらう。

そして、ここでアクシデント発生。パスさせていただいた直後、何だか後ろのトレランさんが気になってしまい注意が疎かになったのであろうか、浮石に足を乗せてしまいバランスを崩す。リカバリーしようとした先の石も不安定でそのまま前のめりになり、さらにザックの重みで頭からスライディングのような形でコケた。

いい気になってパスした直後の失態...
あまりにもあまりにも無様なコケ姿...
強烈な恥ずかしさで”死ねる”レベル...
ああ一刻も早くこの場を逃げ去りたい...

瞬時に色々な思いが駆け巡る中、スクッと立ち上がって、まるで何事もなかったかのように走り去るオッサンハイカー。暫く歩いて深刻なダメージがないことを確認するも、膝と肘からは血が流れている。飲料水で洗い流して取りあえず先を急ぐのであった。




そんなトラブルがありながらも南竜山荘に到着。そして、次の目標の『トンビ岩』を経由して室堂に行くつもりだった。しかし、何を勘違いしたのか『トンビ岩』と『黒ボコ岩』を間違えてハイカーさんに質問してしまった為、誤ったコースに行ってしまう。そして悪いことに、GPSログもその間違ったルートでダウンロードしていたようだ。エコーライン分岐で赤谷に引き続きhushiyamaさんと3度目の遭遇...そして未だ気づかない二人(hushiyamaさんは何となく私ではないかと思っていらっしゃったようだが)。何だか腑に落ちなかったので、またルートについてhushiyamaさんに質問。勘違いしている私の質問がチグハグなのにかかわらず、hushiyamaは丁寧に教えてくださった。それでも勘違いに気が付かない私は、どうかしているとしか言いようがない。

エコーラインに進んでいったhushiyamaさんとお別れし、意気揚々と南竜道(誤ったルート)を突き進む私。その後、黒ボコ岩への登りに入った辺りで自身の勘違いに気づき、意気消沈となるのであった。さらには、標高のせいか暑さのためか、それとも寝不足のせいか、急激に足が重くなってきた。小学生とのデッドヒートを繰り広げ何とか室堂到着。




室堂はハイカーさんで一杯。頑張ったつもりが時短には至らず、相変わらず1時間ほどの遅れ。とはいえ、休憩を取らないわけにもいかないのでランチにする。ここでも相席したハイカーさん達と談笑しながらのランチ&ビアー。スタミナも復調したようなので次の目標『御前峰』を目指す。

回復したように思われたスタミナだが、登り始めると直ぐにバテてきた。一歩一歩踏みしめながら山頂を目指す。そして何と下山途中のhushiyamaさんに4度目の遭遇(もはや運命だな)。余裕の笑顔のhushiyamaに対して、少々引きつった笑顔で応える私。お互いの安全を祈願しながらお別れの挨拶をする。




やっとこさ『御前峰』登頂。昨年に引き続き2度目だ。遠方まで見渡すことはできないが、白山の美しい景色を眺めることはできた。室堂から弥陀ヶ原に続く豊かな緑、歩いてきた稜線とチブリ尾根、そして剣ヶ峰や大汝峰の迫力ある岩稜、何度見ても良い所だ。時間も押し迫っているが、せめて翠ヶ池だけでも見て帰りたいと思い下ることにした。


【御前峰山頂】







池まで下って見てみるが、昨年の方が美しい青い色だったような気がするがどうだろう。大汝峰も寄りたかったし、御池周りもしたかったが、既に時間オーバー状態。まぁ昨年も見たことだし先を急ぐことにする。

室堂に再び到着し息を整え水を補給。時間が押しているので、速攻下山を敢行したいがスタミナが心配。弥陀ヶ原から白山に別れを告げ先を急ぐ。まだまだ登ってくる人がおり、黒ボコ岩にもたくさんのハイカーさんがいた。ここから先は寂しい一人旅。もしかしたら観光新道では最後の下山者かもしれない。初めて歩く観光新道はまさに花の天空道だった。別山の尾根よりも花が多いかも。またいつかゆっくりと歩いてみたいものだ。




気温が更に上がりスタミナの消耗が激しい。水分の消費量も加速する。前半でコケて打った臀部にも鈍い痛みが出てきた。しかし、最も苦しんだのが足裏が擦れてできた傷。多分、靴を濡らしてしまったことが原因だろう。速攻下山などと息まいていたのだが、「お前はアホか」と思えるほどのゆっくりペース。美しい景色と花だけがせめてもの慰めであった。

別当坂分岐まで来た。足も痛いし疲れたし、禅定道を諦めバスで帰ろうか考える。最終バスには何とか間に合いそうだ。でも、ここ最近のヘタレぶりを顧みて、ここは奮起して頑張ろうと決意する。しかし、この判断が後の深〜い後悔の念につながる。そう、やはりいつものように”真の核心部”は下山にあった。やはり山で無理するのはタブーなのである。




徐々に見通しの効かない樹林帯の部分が多くなってくる。基本的には歩きやすい道なのだが、時折やっかいな場所もある。別当坂分岐を超えてすぐのあたりで登ってくるハイカーさんに出会った。「別当坂までもうすぐですか?」と質問されたが、こんな時間帯から登ってくることに驚いた。

スタミナの消耗を抑える為ドーピングエナジーを次々に投入。豊富かと思われた水分はギリギリ最後まで持つくらいであろうか。自身の燃費の悪さが何とも恨めしい。でも、もっとも深刻なのは足裏の痛み...さらに悪化したようで一歩一歩痛みに耐えながらの下山はかなりきつい。「足が痛〜い、足が痛〜い」周囲に誰もいないことをよいことに子供のような弱音を吐き続ける。

禅定道は思いのほか長く、標高をなかなか下げないのが憂鬱になる。「ああ、バスに乗れば良かった」しがない中年ハイカーは一体何のために自身に試練を与えたのだろうか?絶え間ない愚痴と気分を上げる為の鼻歌を交互に繰り返し、禅定道を終え林道にやっと出合った。




林道では虫の歓迎に集られ、タオルを振り回しながら歩く。バスが通る車道に出ると、一人のご年配ハイカーさんと一緒になり、二人でお話ししながら市ノ瀬を目指す。ご年配ハイカーさんは白山登山をライフワークにされてるようで色々なお話が聞けて楽しかった。そこで一つ気になる話題があった。帰りにバス停を通過するとき、3人(母&小学生2人)が最終バスに乗れず残っていたそうだ。

実は、その親子らしき3人パーティとは私も幾度か遭遇していた。次男は登るのに疲れたのか登山道に座り込み、母親が結構厳しい口調で少し登った所から激を飛ばしていた。これは個人的見解であり、その親子が置かれた状況やバックグラウンドを知らない上での無責任な感想なのだが、無理に子供を登らせるその光景は、正直なところあまり気分も良いものではなかった。「これが原因で山登りが嫌いにならなければいいんだけど」と老婆心まで出ていた。

歩きながらその遭遇した親子を思い返す。ヘッデンなどを持ち歩くような雰囲気ではなかったので「大丈夫かなぁ」などと思っていると、一台の車が別当出合に向かって行った。残された親子を迎えに行ったのであろうか。その後市ノ瀬に到着すると、例の親子がいたのでホッとする。まぁこれまでの経緯は点と点を結んだ想像なので事実か否かは確認していない。




ザックを下ろし痛い足を引きずりながら缶ジュースを求めて市ノ瀬を徘徊。駐車場の案内の方に聞くと自販機の場所を丁寧に教えてくれた。今朝の案内の方といい、本当に親切な方ばかりだ。五臓六腑に染みわたる炭酸ジュースを2本一気飲み。帰り支度を整え、とりあえずべっとりとした汗を流しに温泉に向かう。広い浴場は貸し切り状態。染みる傷口(←コケてできた)が何となく心地良かったりもする。足裏を確認すると多数の水ぶくれができていた。
闇夜に輝く月を眺め、露天風呂につかりながら濃厚な一日を思い返す。

雨でびしょ濡れになって逃げ込んだ悲しみの山小屋...
別山からの素晴らしき花の天空道...
醜いスライディングを披露してしまった辱めの油坂...
相変わらず迫力満点で感動の御前峰...
今までで1、2を争う程辛かった地獄の禅定道...

予定到着時間を2時間以上オーバーしたのだから計画通りとは言い難い。ケガもあったし無理してショートカットを避けてしまった。褒められるような山行ではなかったが、無事に下山出来て何より...終わってみれば良い思い出だ。




その後談)
その後、白鳥ICから東海北陸自動車道で帰るつもりが、まさかの土砂崩れで通行止め。踵を返して逆方向の福井ICに向かい北陸自動車道で帰路へ。睡魔に勝てず途中のサービスエリアで仮眠して帰りましたとさ、チャンチャン。





訪問者数:207人
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この記録へのコメント

登録日: 2011/10/24
投稿数: 1959
2017/8/25 18:59
 昨年 私も歩いたコース
こんばんは ggさん
 このコースは私も昨年挑戦しましたが、剣ヶ峰はスタミナ切れのため諦めました。貴方と同様、別山に下りてバスに乗ればという思いがありましたが市ノ瀬まで向かうコースに辟易し、足が重くヘロヘロで下山した覚えがあります。それと予定所間も同じように2時間以上遅れました。
 花を楽しみながら広大な山頂周りを歩く爽快感は言葉に表せないくらい素晴らしいものです。それでも剣ヶ峰を周れる体力には恐れ入ります。
 
登録日: 2012/12/25
投稿数: 5037
2017/8/25 20:00
 なんと花レコ
ggさん、白山お疲れ様でした。

今回花レコじゃないですか。よく名前わかりましたね。流石です。
ジブリ尾根から上がって、御池巡りまでしてるとは相変わらず
無茶してますね。体力あるから羨ましい限りです。
登録日: 2012/9/8
投稿数: 111
2017/8/25 22:29
 27キロも歩いたんですね。お疲れさまでした!
goldengateさん,こんばんは。
あの日,ggさんは観光新道から越前禅定道を市ノ瀬まで下ったんですね!
つらい下り道だったようですが,よく歩かれましたね!
ボクはさっさと別当出合から市ノ瀬までバスに乗ってしまいました。

それにしても,何度もお会いできたのに,「もしかしたら…」と思ったのに,
お声をかけられずに本当に残念なことをしました。
またお会いできるのを楽しみにしています。

そうそう,帰りは油坂峠が通行止めでしたね。
ボクはそんなこととはつゆ知らず,九頭竜まで行って,道路が通行止め。
仕方がないので,石徹白を回って帰りましたよ。
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/26 19:54
 Re: 昨年 私も歩いたコース
sireotokoさん コメありがとうございます

色々とトラブルありましたが、
稜線歩きと天空の花園は最高でした

し、しかし、
市ノ瀬までの禅定道には参りました
足裏が擦れて痛めたのが最大の原因ですが
なかなか標高が下がらないまま長時間歩かされて本当に疲れました
sireotokoさんも辟易した道ですものね...
素直に別山出合からバスに乗れば良かったです
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/26 19:57
 Re: なんと花レコ
higurasiさん コメありがとうございます

そう一応”花レコ”なんですよ...
その割にはボロボロになりましたけど

花の名前は
他の方のレコやネット検索でカンニングです
それでも調べるのは時間かかりますね
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/26 20:04
 Re: 27キロも歩いたんですね。お疲れさまでした!
hushiyamaさん こんにちは
随分遅いレコにもかかわらずコメありがとうございます

折角お会いできたのに
お互いちゃんとご挨拶もできず残念でした
次回お会いした時にはよろしくお願いします

別当出合でバスに乗るのは正解だと思いますよ
多分2度とあの下山道を歩くことはないと思います

帰路での通行止めには参りましたね
私の場合途中で道が封鎖されてたので
九頭竜までは行かずにすみました
登録日: 2011/7/6
投稿数: 726
2017/8/27 12:21
 お花がいっぱい…
またまた長い距離を…好きこのんで…歩いていらっしゃる…
ウチのお山の会のメンバーさんたちも、この週末に南竜泊まりで白山行ってましたから、お会いしてるかも…。
私も参加してたら会えたのかな…私は…さぼっちゃった
この週末は台風前の、まぁまぁな天気だったみたいですね…ただ、
やはり帰りの通行止めで石徹白経由で帰ったら、細い道でダンプと対面になり大変だったという報告を見ました。
…花がスゴイですね…さすが…白山
…総湯、よかったでしょ?
登録日: 2010/8/9
投稿数: 1782
2017/8/27 19:02
 爆笑しました@車中泊
Goldengateさん、こんばんは。

昨夜、道の駅安曇野松川にて車中泊、喉の乾きに目覚めた深夜2時。
文豪の白山レコを楽しみにしていたため、
プシュッと冷えた缶ビールを開け読んでいると、
悲壮のずぶ濡れ小屋避難、小学生とのデッドヒート、転倒陵辱プレーに加え、
足が痛〜い、足が痛〜いで、溜まらず爆笑!!

ふと目覚めた妻に怪訝な顔をされました笑

ハイクしている最中って、絶景や花に癒されているだけでなく、
苦しい登下山の中で、心中様々な思いや考えがよぎり、
自分と対話しながらハイクしていますが、
そういう心中を共有させて頂け、本当に楽しく読ませて頂いております。

なんで己に厳しいタスクを課すんでしょうね
奮い立たせたり、心が折れたり、なんとも他人事ではなくとても楽しいです笑

お疲れ山でした!
登録日: 2013/11/11
投稿数: 1783
2017/8/28 17:51
 楽しいレコに拍手!
ggさん、”俺の2017夏”じっくり見させていただきました。
花の白山ホント素晴らしいですね。今回のルートも一度挑戦してみたいです。(もちろん泊りで!)
感想文が長いといつも適当斜め読みなんだけど(ココだけの話 )ggさんのは楽しいから全部読めちゃいますね!

スライディング&靴ズレ足痛大変でしたね。靴の中濡らすとダメなんですよね。
絆創膏(テープ類なら何でもOK)があれば、違和感があったらすぐ貼れば大丈夫。痛くなってからでは手遅れ…替えの靴下1セットは欲しいですね。

別山の南にはニッコウキスゲが咲くユートピア、別山平&御手洗池があります。
翠ヶ池は青空が水面に映っている時、より青く見えるのだと思います。

花写真ですが、
No10とNo52はたぶんマルバダケブキ(葉っぱの写真があればはっきりしますが、オタカラコウやメタカラコウの花茎はもっと縦に長いです。アキノキリンソウはNo24写真のとおりで、もっと花が小さいと思います)
No16はオオバギボウシ
No39はイブキトラノオ
No50は葉っぱの切れ込みがやや浅いから、たぶんシナノキンバイ。黄色い花は似たのが多くて悩めます。

長々とおじゃましました。
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/28 20:08
 Re: お花がいっぱい…
akakiriusagiさん コメありがとうございました

akakiriusagiさんのお友達と
どっかでお会いしてるかもしれませんね
脚から血を流しながら
そして滝汗流しながら
生き急ぐように歩いてるオッサンが私です

長い距離歩いたのはいいのですが...
最後は時間オーバーの上ボロボロでした
足裏に水ぶくれが幾つもできててビックリ

猛暑の登山は辛いですが
花の白山はやっぱりいいですね

総湯は良かったですよ
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/28 20:19
 Re: 爆笑しました@車中泊
messiahさん コメありがとうございます

拙いレコですが
楽しんでいただけたようで何よりです

今回はトラブル続きでへこたれましたが
最後はいい思い出でした
ただ擦り傷がどんどん増えていき
年のせいか直りが遅いです

ソロハイクだと
自問自答を繰り返したり
何の為か良く分からない頑張りをみせたり
自分のアホさかげんに呆れたり
頑張った自分が何となく誇らしかったり
まぁ色々とありますよね〜

山で出会った方々と
そういった心情を共有できるのも
楽しいですよね
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/28 20:33
 Re: 楽しいレコに拍手!
teppanさん コメありがとうございます

今回はいつもにもましてドタバタでした
お恥ずかしいエピソードも
まぁ旅の思い出として隠さず書いてます

絆創膏は持っていたにも関わらず
そのまま歩いてしまいました
いつもただの荷物になってる救急キットも
こんな時に使わなかったら何のために積んでるのやら

お花の名前ありがとうございます
誤って覚えてしまうところでした
(と言いながらほとんど覚えていないです)
他の方のレコやネットで調べて記載してますが、
高山植物の選定はなかなか難しいですね
登録日: 2013/8/31
投稿数: 196
2017/8/30 23:04
 どうも、ggさん
ggさんが白山へ登られた1週間後に僕も白山へ登りました
理由は週末の天気がイマイチでこの週末は白山だけが雨にやられない
天気予報だったからです
でも、今年はなんかダメだよね〜
週末の天気がみなダメダメばかり
この日も初日は雨にやられました
萎えました
それにしてもggさんとはいつかどこかでバッティングしそうな気がする
もし、ggさんだと確信できたらお声かけますんで
よろしく!
ところでこのルートを日帰りで走破するとは。。
ちなみにggさん、B型だったんですね
登録日: 2014/10/17
投稿数: 611
2017/8/31 4:25
 Re: どうも、ggさん
junbaderさん コメありがとうございます

この夏は
本当に天気予報と天候不良に振り回されますね
中止したら思いのほか良かったり...
(レコ見て悔しがる)
行ってみたら雨にふられたり...
(予報に疑心暗鬼になる)
何なんでしょうか

junbaderさんとは
同じような時期に同じ山登ってますから
時間の問題でしょうかね
後はお互い認識できるかどうかでしょう

お会いした時には
宜しくお願いしまーす

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